やねうら日記

~日常の中にある幸福

アンジーのカセットテープとカセットデッキ購入

2011年12月25日 | 音楽
ネットオークションでアンジーの古いカセットテープを購入した。音源は85年のライブテープだ。そうは言いつつ、CDが来るんではないのかぁ?、と思っていたら、本当にカセットテープが来た。困った、聴く環境がない。中身を確かめようもないのだ。

図書館にカセットテープを聴くコーナーがあったのを思い出し、(持ち込みは禁止なのだが)聴いてみた。LINE INで録音されたものらしく、なかなか音質も良い。これは良いと、またテープを買い増し、ライブ4本分になった。でもそう度々図書館へ行く訳にもいかず、とうとうカセットデッキを購入してしまった。
現在、音源をデジタル化しているところ。

ああ、あの「赤と黒」「さよなら博多」のライブが聴けるとは思ってもいなかった。
涙なくしては聴けないだろうな。

結局、一番音楽を聴いていた頃の呪縛からは逃れられないんだな。

やわらかい生活

2011年12月24日 | 映画
◆2011 MOVIES 29

「やわらかい生活」 廣木隆一 2006年

躁鬱病を患った女性と男性数人の関わりを綴ったドラマ。
寺島しのぶ、豊川悦司が素晴らしい演技をしている。

原作は「イッツ・オンリー・トーク」という芥川賞作家、絲山秋子のデビュー作らしい。
原作者も躁鬱病で、多分リアリティがあるのだろう。原作も読んでみたい。

〓☆☆〓

60歳のラブレター

2011年12月23日 | 映画
◆2011 MOVIES 28

「60歳のラブレター」 深川栄洋 2009年

久々に映画を観た。

***
カミさんと子供たちが実家へ戻り、一人だ。
昼に図書館へ行ったら休みで、夕方までだらだらと過ごした。

イッセー尾形はもう20年来のファンだ。
やはり良かった。

***
カミさんに何かしてあげられることはないかなぁ、と思いながら観た。

〓☆☆☆〓

父が逝ってしまった

2011年12月15日 | 日記
12月8日午後2時30分、父が逝ってしまった。

入院してから6ヶ月、少し早すぎた。

頑固で職人気質の父。最期まで自分を通した。
治療を拒み、自分の思うようにして逝った。
とても父らしくあった。

いつも言い合いばかりしていた母だが、何と思うかは母にしか分からない。
僕だってそうだ。親交を暖め合う仲ではなかったが、僕だってどう感じて良いのかよく分からないのだ。

仮通夜は父と二人きりで過ごした。最初で最期だったかもしれない。
落ち着かず、何度もお茶を飲み、ぐるぐると歩き回り、本当に死んだのかなぁ、と何度も何度も顔を見に行った。何度も何度も。
枕元に立つんじゃないかと期待していたが、それもなかった。

立派に飾られた祭壇ができて、父に見せなきゃ、と思った。「こんな立派なのはいらん」というだろう、と。ああ、そうか父はもういないんだ。

僕にできることは、残された母に少しでも多く、楽しいことをさせてやることぐらいだ。
父もそれを望んでいるだろう。頑固で感謝やねぎらいをなかなか口に出さない人だったけれど、そう思っているに違いない。



仏像ができた

2011年12月05日 | 日記
先日美術館のイベントで作った仏像ができ上がってきた。
粘土で作って、素焼きしてくれたのだ。

左が釈迦如来(のつもり)。右は息子作、仁王像(のつもり)。

いろいろな欲から解放されますように。