◇『マインド・レイプ』

◇2014 BOOKS 49◇

『マインド・レイプ』 塩谷智美

副題が「自己啓発セミナーの危険な素顔」。またもやカルトと言われる自己啓発セミナー本。図書館でまとめて借りてきたので、この手の本ばかりになっている最近の読書。興味本位もさすがにもうお腹いっぱいになってきた。でも、こうまとめて読むといろんなことが繋がって、概要が見えてくる。
現在は自己開発セミナーは下火のようだが、代わって新々宗教やスピリチャルがそれを担っているとか。精神世界にはまったく興味がないが。

などなど

10時半に起きた。ゆっくり寝た。


昼から一人で図書館、洋服を買いに行ったり、現実的な用事。

それから塾回り。
長男が中学受験したいかも、と言っているので、その情報収集。3つの塾を回り、雰囲気をつかむ。
長男の成績ははっきり言ってひどい。並み以下。
でも、人前で発表したり積極性は〜誰の血か知らないが〜人並み外れている。分からなくても手を挙げる。知らなくてもしたり顔。これを生かさなければどうにもならないのだ。
そんでもって、彼をその気にさせようと画策しているところだ。
県立中学受験は約6倍。500人受けて420人落ちる。


僕は、中学受験をし、失敗した。かなり大きな心の傷となった。
そうならないように、子供を本気にするなら、親も本気にならなければならない。

日常

今週は仕事が忙しかった。
家に帰ってきてからは、少し本を読むぐらいでテレビも見なかった。連続テレビ小説「マッサン」もたまってしまった。

やっと週末。
ゆっくりしよう。来週からはまた、なんやかんやと忙しいのだ。

＊＊＊
11月末になり、株主優待券やら株主配当やらが来た。ライトオン金券3000円分、配当金500円。明光義塾ネットワークQUOカード3000円分、配当1600円。妙にうれしい。評価額は相変わらずマイナスだけれど。
さっそくライトオンの金券で、高校生の頃から愛用しているヘインズのTシャツと靴下を買った。店員さんに株主優待金券を出すと「お世話になっています」と言われた。たった100株だけどね。

◇『心をあやつる男たち』

◇2014 BOOKS 48◇

『心をあやつる男たち』 福本博文

1960年代から70年にかけ流行した自己啓発セミナーの歴史と主たる人物〜堀田敏安を巡る話。

アメリカから輸入され、大学研究が始まった自己啓発、自己開発法。しかし、これがねずみ講、マルチ商法と結びつき、ただ勧誘するため、利益を上げるの道具として増殖されることになった。洗脳された人々は、自己矛盾に耐え切れず、自殺したり、精神が破たんしていった。
また、ここから「ライフスペース」や「法の華」などの宗教へ発展するものもあらわれた。
昭和という時代、高度経済成長の副作用、澱のようなものかもしれない。

どうもこんなカルトに興味がそそられる。負のオーラに満ちている。

5年目

カミさんの病気が発覚して丸5年が過ぎる。今日は半年に一度のCT検査だった。 今回も異常なく、ほっとしている。 何よりもこの半年に一度のこの日が最も不安で、その結果が異常ないことが最も幸せなことだ。

お上りさん

4年ぶりの東京出張。東京ビッグサイトでの展示会へ。
東京ビッグサイトもゆりかもめも初めてだ。そもそもゆりかもめって何だ？
窓からは東京タワーやフジテレビが見える。みんな当たり前にしているが、一人だけきょろきょろしている。写真を撮りたいが、誰もそんなことはしない。僕一人だけ口が開いているのだ。

福岡で19年、北九州で5年、滋賀で20年。
長く田舎ぐらしをしていると、東京はこたえる街だ。

◇『現代こころ模様』

◇2014 BOOKS 47◇

『現代こころ模様』柿田睦夫

副題が「エホバの証人、ヤマギシ会に見る」。1995年の本で今とは違っているかもしれないが、気が滅入ることこの上なし、の本だった。
全編、否定的な意見で占められている。「エホバの証人」「ヤマギシ会」ともに、親が信仰するが故に子供たちが同じく信仰を強要されるという悲劇。教育や基本的人権も蔑ろにされている。
何だか、とてもいたたまれない。

◆『映画ホタルノヒカリ』

◆2014 MOVIES 35

『映画ホタルノヒカリ』 2012　吉野洋

ドラマのホタルノヒカリ、ホタルノヒカリ2をDVDで見て、ようやく映画も見た。
素晴らしく面白くなく、誉める点が全くない。偶然とハプニングに頼ったストーリーは映画をバカにしている感じさえした。綾瀬はるかも台無しだ。テレビドラマは面白かったのに、残念だった。

◇『心配事の9割は起らない』

◇2014 BOOKS 46◇

『心配事の9割は起らない』枡野 俊明

偶然、前に読んだ本と同じ筆者の本だった。曹洞宗住職であり、庭園デザイナーの枡野俊明さん。

＊＊＊
世の中にはどうにもならないこともある。どうにもならないことに心を注がない。
自分ではどうにもならないことは、あるがままに受け取っておけばいい。
心に向けるべきは、どうにもならないことではなく、「どうにかなる」ことのほうです。

何度も言い聞かしていることだし、分かってはいるが、「どうにもならない」ことでイライラしたり、心折れたりすることが多い。これが常に心にあるようになれば、もっと楽に生きれるようになるんだろう。

疲労

明後日に控えた会社の新製品展示会のため、朝から晩まで作業、作業でへとへと。
今日は早く寝ることにしよう。

株一部売却

5種700株のうち、200株を売却した（ゲオHD）。初めての利益確定。
株主配当＋売却益－手数料－税金で約＋16,000円。＋半年間レンタル半額。CSがあるのでレンタルは利用しないけど。

今のところ、投資に回すのは70万円と大損しない程度に決めているので、この額で年間目標が＋15％で80万円。含み損が配当を除き20,000円ある。これを何とかしないとな。NISA枠があと60万円あるので、使わないともったいないのだ。

今日の晩御飯

週末はできるだけ料理をしようと思っている。
今日の夜は、鮭の塩焼き、こんにゃくのポン酢マヨ炒め、サラダ、そしてメインの鶏とたっぷり野菜スープ。とにかく野菜を食べたい週末。本当は魚も肉もなくていいのだが、子供たちがしゅんとするので、少し入れる。週末デトックス。

◆『埼玉家族』

◆2014 MOVIES 34

『埼玉家族』 2013　福山功起、加瀬聡、角川裕明、完山京洪

4本の映画のオムニバスで、各々の話が最後に繋がるという映画。
話の流れも手法も奇妙で実験的だった。
4話をそれぞれの監督が作っていて、それぞれが良かった。違和感なく繋がり（ちょっとでき過ぎ感はあるが）、後味の良い、柔らかな映画だった。
森田涼花が出ていたので観ただけで、そんなに期待していた訳でもなかったが、良い映画に巡り合えた。

◇『禅 シンプル生活のすすめ』

◇2014 BOOKS 45◇

『禅　シンプル生活のすすめ』枡野 俊明

かなり細切れに断片的に読んだので、頭に入らなかった。

仏教関係の本を読むと、とにかく「執着しないこと」とあるが、どうもこれが良く分からない。人を愛してもいけないという。それも執着だから。
「無常」を理解すれば、もっと生きやすくなるのだろうか。


禅の本と株の本を一緒に借りたりしているこの矛盾。
無欲と欲の同時並行は果たして成り立つのか。。。


少し本格的に「禅」を学んでみようとは思っている。

◆『コクリコ坂から』

◆2014 MOVIES 33

『コクリコ坂から』 2011　宮崎 吾朗

上手く行き過ぎていて、感情移入が難しい。その反面、始めは分かりづらく子供には退屈な感じ。

＊＊＊
今日はゆっくりした。
県立図書館に行き、また怪しげなセミナーやら洗脳系の本を借りた。恐いもの見たさというか。

夜は明日、株を仕込もうと思ってあれこれ探す。追加の金融緩和とロンドン市場の円安で、大きく動くだろうが、決められず諦め気味。