やねうら日記

~日常の中にある幸福

◆『落語物語』

2013年01月29日 | 映画
◆2012 MOVIES 5◆

『落語物語』 林家しん平 2010

面白くなくはなかったが、あれこれ詰め込みすぎて主題がわからなかった。弟子、師匠の話から夫婦愛と予期しない方へ流れていった。結局、それで・・・という感じ。残念。

〓☆〓

◆『阪急電車 片道15分の奇跡 』

2013年01月28日 | 映画
◆2012 MOVIES 4◆

『阪急電車 片道15分の奇跡』 三宅喜重 2011


一昨年だったか、原作の『阪急電車 』を読んだ。これは映画になる、なりやすい、という直感があった。僕ならどう撮る、などと少し妄想した。
で、映画になった。やっぱりね、と。

これまでの経験から言って、原作と映画が両立したことはない。先の方が○で、後が×。どっちが良いかに関わらず、間違い探しをしてしまうのだ。どうしたって、なぞってしまうし、過不足がある。


『阪急電車 片道15分の奇跡』も最初はそう思った。またか、思い描いていたのとは違う、と。
しかし、タイトルコールの後、ぐんぐん吸い寄せられた。いつの間にか感情移入して、「がんばれ」と思ったり、「にこっ」としたりした。
原作を読んで、印象深かった「図書館の帰り」の話はなかったな、と思っていたら、エンディングでのにくい登場に、参った、のだった。

パンクとださい女の子が、若い頃の僕とカミさんに思えた。そんな感じだった。
そう言うと、カミさんは、
本を読んだとき、そう思った、と。

初めての両立だった。

***
宮本信子の演技はすごい。
これにも降参。

〓☆☆☆☆☆〓

◆『レミーのおいしいレストラン』

2013年01月27日 | 映画
◆2012 MOVIES 3◆

『レミーのおいしいレストラン』 ブラッド・バード 2007

またもピクサー映画。子供たちと一緒に観る。ネズミ、料理、レストランをどう折り合いを付けるのか想像が付かなかったが、見事なファンタジーだった。CGがどうこう言うのは好きでないけど、絵がうなるほどきれいで、映画館で観るともっと面白いんだろう、と思った。

〓☆☆☆〓

◇『池上彰と考える、仏教って何ですか?』

2013年01月25日 | 
インフルエンザも快方へと向かう。

◇2012 BOOKS 2◇

『池上彰と考える、仏教って何ですか?』 池上彰

池上彰の本は初めて読んだが、なるほど非常に分かりやすく、ずんずんと読み進めることができる。過不足がない、という感じ。ダライ・ラマ14世との対談も興味深く、今後、チベット仏教、ダライ・ラマ14世の本も読んでみようと思った。

◆『大病人』

2013年01月19日 | 映画
◆2012 MOVIES 2◆

『大病人』 伊丹十三 1993

以前一度観て、? という感じだった。伊丹映画にあって、あまり面白かったという記憶がなく、今なら分かるかも、と再度観てみた。
?だった。
現実感もフィクションも中途半端で、特撮もよく分からない。残念だ。

〓☆〓

◇『神社とお寺の基本が分かる本』

2013年01月17日 | 
◇2012 BOOKS 1◇

『神社とお寺の基本が分かる本』 武光 誠,グレイル

3年前から、せっせと仏教の本を読んできた。自分がいかに知らないかを知り、少しずつ興味も広く深くなってきた。仏陀の教え、般若心経の読み方、仏像の鑑賞の仕方、仏教の成り立ち等々。面白いと思う反面、実際にお寺へ行くときの、あの「わくわく感」は得られない。お寺で手を合わせたときの心の安らかさは得られない。

お寺や神社の一体何に惹かれているのか、考えてみて分かったことがある。
そうか、僕はお寺や神社で手順を踏んでお参りする作法が好きだったんだ、と。
山門をくぐり、手水舎で清め、蝋燭と線香に火を付け、鐘をつき、お賽銭を入れ、静かに手を合わせる。この一連の動作が好きなのだ。
そういえば、他にも心当たりがあった。
お坊さんが袈裟を脱ぎ、畳む軽やかな所作も好きだ。線香入れから線香や香炉を取り出す所作、鐘を付いたり、鈴をならす所作が好きだ。お経のハーモニーも美しいと思う。
神社でも、~正直何をしているか分からないけど~祈祷をする一連の所作が美しいと思う。

ちょっと変わった味わい方、関わり方かもしれないが、霧が晴れた感じがする。

蛸薬師堂永福寺

2013年01月13日 | 日記
年明けに必ず永福寺にお参りをすることにしている。
3年前、カミさんが手術、退院をしてから、京都をぶらぶらしているときに吸い込まれるように、導かれて来た。何か、縁を感じるのだ。
新京極商店街の中にあるお寺で、通りに面しているが、表の喧噪からは想像できない静寂がそこにはある。
そして、丁寧に順序立ててお参りをすると、気持ち、心がさっぱりとする気がするのだ。

***
お参りの後、雑貨屋でアンディー・ウォーホルの「フラワーズ」を見つけたので買った。
とても気に入っている。

MDR-DS7500

2013年01月11日 | 日記
映画を観るためのサラウンドヘッドホンを買った。
いつかはBOSEの7.1chサラウンドスピーカーをしつらえた部屋で映画を観るのが夢なのだが、今は子供の物がごちゃごちゃとあり、高価なものを置く環境にない。
ならばオールインワンのバースピーカーでも買うか、とも考えたが、余り評判がよろしくない。バーチャルサラウンドはあくまでバーチャルのようだ。
それならば、と浮上したのが、このサラウンドヘッドホン。期待しすぎは禁物か。これもあくまでバーチャル7.1ch。
それでもおまけに付けてみましたという程度のテレビのスピーカーよりもマシだろう。何せ、1箇月のおこづかいでは買えない、僕にとってはヘッドホンの常識的な価格の10倍はしたのだ。音が右から左へ、左から右へ、後ろから前へと走ってくれないと困るのだ。
しかし、僕はアクション映画や洋画を全く見ない。暗い邦画やゆるい邦画ばかりだ。音は走らないのか・・・。

今日は初めてブルーレイを借りてきた。洋画だ。SFだ。バック・トゥ・ザ・フューチャーだ。
旧作100円でブルーレイがこれぐらいしかなかったので。さて、どうだろう。

2013年

2013年01月06日 | 日記
新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。


さて、明日から仕事。
思うところはいろいろあるが、なるべくネガティブにならぬように、と考えている。
どう考えて、どう過ごしても同じ一日、同じ一年だから、大事に日々を送っていきたい。
大事というか、丁寧にというか。

前向きに行きましょう。