きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

“汝の敵を愛せよ”ができますか。

2009年01月21日 | 羊の群れ
 今回のSouth Bay Cellでは、お客様をお迎えしました。サスカチュワンというカナダの真ん中にある州にある神学校で2年程過ごし、日本へ帰る前に立ち寄ってくださった泉さんです。(私にとって)聞いたこともない、(私にとって)いつまでも覚えられない地名の通り、学校に日本人は2人だけ。そこで英語と聖書を2年程学ばれたそうです。一番学んだことな何ですか、という問いに、「孤独の中で神様を一番とすること」という答えに感動しました。

 孤独が好き、と言っても、絶対的な孤独に、人は寂しさ、心細さを覚えます。神様が創られた通り、人は「愛」という関係無しに生きていくことは適わないからです。自分ではどうしようもない独りの環境で、神様に会うことができる、と彼女のお証しから感じました。今回は3つの礼拝のアプリケーションをそれぞれシェアすることになりましたが、彼女のお証しは、GNSの「人には不可能なことを可能にする神様のパワー」、そして他の2つ「試練に乗り越えて、パートナーに再会する時に現れる神の栄光(Ⅰペテロ1:7)」、「感謝と展望(フィリピ3:13-14)」に共通するひとつの答えへ導いてくれたように思います。

 「引き出しの中の真理」とタイトルされたGNS礼拝では、聖書でも有名であり、難解で、しかし源である「汝の敵を愛せよ」という御言葉を検証しました。知っているけど、引き出しの奥深くに仕舞っている御言葉がいくつもあります。イエス様が、人間としてこの世界に降りていらして愛を実践されたように、私たちキリスト者にとって必要なのは、自分の内に蓄えて、持っていることに満足しているだけの真理でなく、それを取り出し、見つめ直し、その美しさを分かるように見せること、使うこと。敵を愛するなんてできない、と頭で思っているだけでなく、神様が仰るなら、それが神様の助けによって可能だと知ること、そして信じてやってみること。そうして、私たちは「愛する」ことを学び、成長していくのです。子供は本を読んで歩けるようになるのではありません。お父さん、お母さんの助けと家族の支えによって、歩き出し、育っていくのです。South Bay Cellがそんな励ましの場であることを感謝し、そしてますます神様の声に聞き従っていくつもりです。

※写真:泉さんと、連れてきてくれた順子さん。

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