きょうの教会ごはん 

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「ヤコブの遺言 I  」 (30分de一巻 Realities 15)  」4/26/2020 礼拝

2020年05月06日 | 羊の声

集まりなさい。わたしは後の日にお前達に起こる事を語っておきたい。(49:1)

 ヤコブは最後の力をふりしぼって、 臨終の床に子供達を呼び、彼らの将来を預言した。
 新共同訳の見出しには「ヤコブの祝福」とあるが、実際に祝福されているのはヨセフだけ。
 後、褒められてるのはユダぐらいで、半分以上は、蛇だの、ロバだの、狼だのとロクでもない。
しかし、ここで息子達を美化したりせず、ありのままの姿が語られ、
それに応じた祝福が与えられている所が、聖書が真実である所以。
ヤコブが12人の息子達に「耳を傾けよ」と語った遺言とは?(メッセージより抜粋)

 

嬉しかったので、ここにもアプリを記載します。MU'Sアプリケーション。

「ヤコブの遺言」パート1。創世記49章には、ヤコブが臨終の際に子供たちを呼び寄せ、それぞれを祝福したことが記されている。しかし、べた褒め、甘々の「祝福」ではなく、父として息子たちのありのままの姿を認め、それに応じて「耳を傾ける」べき遺言が語られている。これこそ「祝祷」だと思った。

聖書は失敗した人の証集だ、と師もしばしば語るが、失敗を含めた生きる姿勢、罪ゆえに弱さを知る人間と創造主神様との関係をこの祝祷とも見える遺言に見た。まさにイスラエルの歴史は、クリスチャンの人生。

更に「失われた10部族」の解説から、想定外の結末を受け取った。神様は真の礼拝者、信仰者を求めておられること。南北分裂、北王国・南王国の滅亡、捕囚と帰還、それらの困難を経て真の信仰者を呼び集め、導き、礼拝する者とされていったこと。そしてそれは、今、終末を見る私たちにも問われていることではないだろうか。

荒野でしか学べないことがある。困難があってこそわかることがある。ヤコブ自身、「苦しみの人生」を歩んだからこそ語れる遺言なのだ。そうして12部族が適材適所に整えられるよう、クリスチャンも錬り聖められていく。新しいエルサレムの門に至るまで。主の大いなる恵みと憐みに感謝しました。


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