オレにもある

「必殺、誰からも着信してないけど携帯でひとりしゃべりの術」


眞鍋かをりのブログの面白さは、誰でも一度はしたことがある行為に面白いネーミングをつけることにある。

あの検索サイトに自分にゆかりのある人の名前を入力して検索してみる『一人同窓会』なんかは、とてもいいネーミングだと思う。

この『必殺一人しゃべりの術』も経験のある人が多いのではないだろうか?

実はオレもある。


前職で店の売り上げが良くない月、ちょうど店長が休みで管理職が副長のオレしかいない時に社長がやってきた。
店で接客中なら、社長といえどもジャマはできないのでうまく逃げることができるのだが、その時はちょうど運悪く事務所で書類整理をしていた。
こりゃ逃げ場がない。

小言を言われるのがイヤだったのでオレはとっさにある行動にでた。

それがこの『必殺一人しゃべりの術』。
電話の外線ランプが消えていてはバレるおそれがあるので、あるところに電話をかけた。

そしてオレは延々にお客さんと話しているかのような芝居をしながら『必殺ひとりしゃべりの術』を使い続けた。
社長は急いでいたのか、オレの顔を見ながらブツブツつぶやき事務所を出て次の訪問先へと向っていった。

その間、オレの耳元では時が静かに流れ続けていた・・・

『午後1時30分50秒をお知らせいたします・・・ポッポッポ・ポー・・午後1時31分ちょうどをお知らせいたします・・・ポッポッポッポー・午後1時31分10秒を・・・』

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水曜日

オレはだいぶ長い間、流通小売業の世界にいたため、
土曜日、日曜日の休みとはとんと無縁であった。

いつも休みは平日でしかも不定期だったから、いままで
1週間という時間のサイクルの観念をあまり感じずにすごしてきた。

それが土日が休みの世界に変わったことで、
『水曜日』という曜日が自分の中で大きな意味を持つようになってきた。

それはやはり1週間の真ん中を通り越した安堵感だ。
あと二日会社にいけば週末。
このゴールが見えるというのは、モチベーションを維持するのにはとても大切だ。

疲れ知らずにガンガンがんばることに憧れたこともあった。
他人と競うことで自分を高めようとしたこともあった。

でも自分の限界を把握してそれを受け入れることの大切さを知ってからの方が
自分らしく生きれるようになってきた気がする。

今日は水曜日。あと二日で週末だ。違う世界が待っている。

そんな水曜日があと10分で過ぎていく。


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この映画はホラーではない!実話である!(2006年6本目)

     
エミリーローズは
あなたの妹、娘、親友だったかもしれない。

彼女の身に起こったことは
誰にでも起こりうることなのだ


この映画はホラーではない
実話である。




ある18歳の女子大生が突然奇妙な症状に悩まされる。
医師の治療を受けるが一向に症状は良くならない。
やがて「彼女に悪魔がとりついている」ということで
牧師が『悪魔祓い』の儀式を行なうが、その儀式の途中に彼女は死ぬ。
あのオカルトホラーの名作『エクソシスト』と同じテーマだが
こちらは『実話』だというのがミソである。

儀式がうまくいくように牧師は、医者が彼女に与えていた薬の服用を
中止させていた。
そのことで彼は過失致死罪の容疑で裁判を受ける。
映画のほとんどはこの裁判シーンと裁判での証言者にもとずく『再現ドラマ』。
その意味でこれは『法廷映画』でもある。

ところでホラー映画だが、日本のホラーに欠かせないのが『霊』なら
西洋のホラーに欠かせないモノは『悪魔』『邪悪なモノ』の存在である。

確かにこの映画をホラーとして捉えれば非常に物足ない。
オカルトっぽいけど訴えたいのはそれでもないようだ。

この映画はやはり神と悪魔の戦いという図式だと思う。
悪魔の存在を描くことで対角線上にある神の存在を浮かび上がらせるような。
キリスト教の宗教観を持ってる方が少ない日本では理解が難しいかもしれない。
そんなわけで自分としても、この映画はつまらないとは思わなかったし、それなりに面白味も感じたのだが正直いまひとつよくわからなかった。

実話であると強調している『エミリーに悪魔がとりついたことを裁判所が認めた」というのは、
しいて日本に置き換えるなら『たしかに霊魂は存在した』みたいな捉え方なのかな。

ところで、この映画によれば
このエミリーローズには6人の悪魔が取り付いていたという。


この種の話や日本の狸憑きや狐憑きの話を聞くと、
オレはこれは多重人格障害『解離性同一性障害』ではないのか?
・・・と思ってしまう。

ただその病気になること自体が悪魔のしわざかもしれないが・・・。

エミリーローズ公式サイト
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プチ同級会



短い映画のようなあの季節は

もう帰らない♪

グラスの向こうで何かが変わった
知ってるのはウィスキーコークだけさ

(矢沢永吉『ウィスキーコーク』)


昨夜…本当に久しぶりにポリテクの仲良し同級生と三人で飲み会。

本当はもう一人、ここにいるはずなんだけど・・・もう連絡がつかない。

そんな彼の話もしながら、酒を酌み交わす。

時間の壁を飛び越えるかのように、あっという間に気分は1年前に戻る。
まるであの頃のポリテクの食堂のテーブルのようだ。

M・K氏は再会時にもっと感動的なリアクションを期待していたようだったけど、
彼の期待に反してまるで昨日ポリテクで別れて1日ぶりにあったような再会シーンだったのは、
たしかに今思い出してもかなりおかしくて笑いたくなる。

ただあの頃と違って、次の日また会えなくなったのはさみしいけどね。

お互い会わない間いろいろなことがあったけど
話してるとあの頃に戻れるのがうれしい。
再就職すればしたでまたいろいろ新しいストレスがあるし。
やはりリラックスできる場所や機会があるのはいい。

こんな時間が持てること、そんな仲間がいることに感謝したい。

他の同級生たちの断片的な情報も聞けた。
今はみんなそれぞれの道を歩いているけど元気でいてほしい。
そしてまた会ってウマイ酒を飲みたい。


時間を延長し歌いまくるお二人

オレはこの頃はもう声が枯れてますた

う~ん。ちょっと久しく歌ってなかったからな~
『一人カラオケ』でボイストレーニングしなきゃ




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2006年開幕戦

   
違う!

こんなのはベガルタ仙台なんかじゃない!

だって・・・だって


強すぎる!(´∀`)

徳島ヴォルティス0-4ベガルタ仙台

開幕戦勝利は実に三年ぶり、しかも一昨年が0-6、昨年が0-3の大敗
それも開幕前はそこそこ期待を持たせられていたのだから、
そのショックはとんでもなく大きかった。

今年のベガルタは攻撃陣にブラジルの一流選手を三人補強。
それも今までベガルタ最強といわれたマルコスやシルビーニョを
はるかに凌ぐ実力の持ち主たち。


しかし前評判が高くても日本のサッカーや環境になじめず
力を出し切れずに帰国した選手も多い。
どうなることかと思ってみていたが、
なんと三選手全員が得点するという願ってもない展開で圧勝!

今年からベガルタの指揮をとるブラジルの名将サンタナ監督。
外人監督ということで選手とのコミュニケーションが心配されていたが
選手、スタッフ、フロント、スポンサーそしてサポーター、
これらみんなが一つになってファミリーを形成しなくては
良い戦いができないという理念の持ち主。
見事に40日間のキャンプでチームをまとめ上げた。
試合後のコメントの大勝にも関わらず思慮深いところなども過去の日本人監督にない素晴らしいものだ。

強力なブラジル人トリオが目立ったが、
8人の日本人選手たちも素晴らしい活躍だった。
いくら点を取ったのが外人選手だけだからって
外人頼みのチームじゃなかった。
なにより連係が深まってくるともっと攻守に幅が出てくることを
予想させる戦いぶりだ。

特に層の薄さが指摘されたDFだが、
ベテラン白井の献身的な守備は感動モノだった。
ぜひとも仙台で再生され残りの選手生活をまっとうしてほしい。

何はともあれ、ベガルタ史上初という大勝での開幕戦勝利。
本当にうれしい。
18日はおそらくJ1昇格の最大のライバルになるだろう柏レイソルとの対戦。

なんとしても連勝して勢いをつけたい。

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眠れないよ~(開幕前夜)

   
またいつものようにPM10:00~11:30まで転寝してしまった

そのあといつもなら、復帰できずに風呂に入って本格的に爆睡になるのだけど..


今夜は眠れない!!

明日が休みで開放感があるのもだが・・・なにより

今日は

ベガルタ仙台2006年シーズンの開幕戦だ !!!!!

イタリア人は『サッカー以上にこの世に大切なものなどない』というらしいが

オレだって今日が1年で一番ワクワクする。
いやオレだけじゃなく、どのチームのサポーターだってそうだろう。
今年はアマチュアのJFLから四国の『愛媛FC』がJ2に昇格した影響で
J2は13チームになった。
もちろん試合をするには2チーム必要だから、13チームだと1チームあまることになる。
そのため毎週1チームは試合がなく休みとなる。

我がベガルタ仙台は、Jリーグ開幕の先週がその休みにぶつかった。
だから他のチームの開幕より1週間遅れの開幕なのだ。
選手たちは他チームより1週間多くキャンプで練習できたので状態は良いようだ。

だけどサポーターは、4ヶ月も試合から遠ざかっていて
その上さらに1週間お預けをくらって、かなり試合に飢えている。
対戦相手は『徳島ヴォルティス』だ。
今回はアウエー(相手の本拠地)戦なので今のオレの状況では行くことはできず、
家でスカパーで観戦。

昨年とまったく同じ開幕戦の対戦相手、昨年はJFLから上がってきたばかりの
徳島にまさかの0-3の完敗

今年は監督が変わり、サポーターの期待度が昨年よりはるかに高い。
選手もオレの好きな財前は戦力外で山形に去ってしまったけど、
外国人の強力補強が成功し、昨年の外人選手がすべて入れ替えになり

ベガルタ史上最強のブラジル人選手トリオが完成!

新監督のサンタナ監督は『超攻撃サッカー』を掲げているので
『イケイケ』が多い仙台サポーターの支持は高まるのではないだろうか。

今年こそ3年ぶりの開幕戦勝利を勝ち取り、開幕ダッシュを果たしてほしい!
フォルツァ!ベガルタ!

いよいよあと11時間後キックオフの笛が吹かれる



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睡魔

春なのか・・・それとも疲れがたまってきたのか…

ここ二日、夜11時くらいにうたた寝をして、ふと目が覚めると
日付が変わっている

最近の一番の楽しみは眠ること。

あ~今から本格的に寝たらあと5時間・・・

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ユー・レイズミー・アップ

When I am down and, oh my soul, so weary;
( 落ち込んで、精神が疲れた時)
When troubles come and my heart burdened be;
(困難が立ちはだかり、心が押し潰されそうな時)
Then, I am still and wait here in the silence,
(そんな時私は、動かず、静けさの中でじっと待つの。)
Until you come and sit a while with me.
("あなた"が来て、一緒に座ってくれるまで。)

You raise me up, so I can stand on mountains;
(険しい山の上に立てるよう、"あなた"は私を立ち上がらせてくれる)
You raise me up, to walk on stormy seas;
(嵐の海を歩けるよう、奮い立たせてくれる)
I am strong, when I am on your shoulders;
("あなた"を頼れば、私は力強くいられることができる)
You raise me up: To more than I can be.
(あなたによっていつも以上の強い私になる。)

どことなくサイモン&ガーファンクルの『明日に架ける橋』を
彷彿させるいい歌詞だ。

女子フィギュアの荒川選手がエキジビションで演技をするとき、
バックに流れる澄み切った女性ボーカルのバラード。

あの曲はアイルランド出身の女性5人組のグループ『セルテック』の
『ユー・レイズ・ミー・アップ』

クリスチャンソングのこの曲の『ユー(あなた)』は神様のことらしい。

今日長野のアイスショーでこの曲で滑っている荒川をTVで見たら
『ユー・レイズミー・アップ♪』のフレーズを口ずさみながら滑っていた。

この曲があってのあの滑りなのか、あの滑りがこの曲を引き立ててるのか?
すごく心に残る素晴らしい演技であり、耳に残る楽曲である。

自分の中のトリノオリンピックで一番記憶に残っているのはこの曲だ。

いまやこの曲の収録されたCDは、ほとんど在庫切れの状態らしい。

オレも買おう。




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入居者募集中!

    
この冬の大雪で雨どいが壊れ、火災保険で直せるというので業者に修理を依頼した。

その工務店の社長さんが野鳥の保護に熱心な方で
「庭の木に巣箱をつけてくれないか」
ということで巣箱を2個いただいた。

木の色そのままだったのだが、なにか色を塗ったほうがいいということだったので、今日ホームセンターでスプレー式のペンキを買ってきて色を塗った。

何色にするかいろいろ考えて、最終的に赤にした。



巣箱の入口の大きさはスズメが入れない大きさになっているらしい。
この地域だと『シジュウカラ』や『オオアカゲラ』が住人になってくれる可能性が高いということだった。

巣箱はそれぞれキンモクセイとコブシの木に取り付けてみたが、
早ければ春~初夏の間に住人が決まる可能性があるという。
はたして全戸完売といくだろうか。

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日本アカデミー賞決定

   
やはりこの映画だった。
賛否両輪はあるだろうけど、あれだけ多くの映画館から足の遠のいていた人たちを映画館に連れ戻し、泣かせ笑わせた功績は素直に評価したい。

最優秀作品賞はもちろん監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優、女優賞、録音賞、音楽賞、映像賞、美術賞など各賞を総ナメ。



これはこの映画の原作。西岸良平のオリジナルだ。
この映画の封切りを記念して発売された特別号。
これを読むとこの映画がオリジナルの漫画の、
12話の作品からなっていることがわかる。

この漫画は実写での映画化は難しいと思われていたが、
見事に原作のコンセプトを持ちながら映画の特性を活かした作品に仕上がっている。

そしてなによりこの映画がアカデミー賞受賞にふさわしいのは
多くの人に映画館で泣き、そして笑うことの楽しさを思い出させた功績にある。

昨今のシネコンの普及とあいまって、もう一度生活の中に映画を観るという慣習が戻ってきてほしいものだ。

昨年は本当に日本映画が頑張った年だったっと思う。
非常にいい作品が多かった。

日本映画界は俳優や監督に40代~50代前半の才能豊かな人材が多いし、
それに続く20代~30代の人材も豊富だ。

これからもいい作品は数多く堪能していきたい。
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