日本アカデミー賞決定

   
やはりこの映画だった。
賛否両輪はあるだろうけど、あれだけ多くの映画館から足の遠のいていた人たちを映画館に連れ戻し、泣かせ笑わせた功績は素直に評価したい。

最優秀作品賞はもちろん監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優、女優賞、録音賞、音楽賞、映像賞、美術賞など各賞を総ナメ。



これはこの映画の原作。西岸良平のオリジナルだ。
この映画の封切りを記念して発売された特別号。
これを読むとこの映画がオリジナルの漫画の、
12話の作品からなっていることがわかる。

この漫画は実写での映画化は難しいと思われていたが、
見事に原作のコンセプトを持ちながら映画の特性を活かした作品に仕上がっている。

そしてなによりこの映画がアカデミー賞受賞にふさわしいのは
多くの人に映画館で泣き、そして笑うことの楽しさを思い出させた功績にある。

昨今のシネコンの普及とあいまって、もう一度生活の中に映画を観るという慣習が戻ってきてほしいものだ。

昨年は本当に日本映画が頑張った年だったっと思う。
非常にいい作品が多かった。

日本映画界は俳優や監督に40代~50代前半の才能豊かな人材が多いし、
それに続く20代~30代の人材も豊富だ。

これからもいい作品は数多く堪能していきたい。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
同感 (taimu)
2006-03-29 22:28:02
いつもコメントありがとうございます。



私も同感です。どんなに芸術的なよい映画といわれても 多くの一般の人に支持されなければ 意味がないと思います。その点においても この映画は賞にふさわしいと思います。でもちょっと各賞の取りすぎ??

 
 
 
コメントありがとうございます (傷だらけ天使)
2006-04-01 03:19:11
この映画は娯楽としての映画の楽しみを多くの人に思い出させたり、教えてくれた作品ですね。

あとは涙を流すことがストレス解消になることを知った人も多いかもしれないです。
 
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