100点満点(第23節愛媛FC戦)

愛媛FC1-2ベガルタ仙台   

写真は2001年にベガルタ仙台がJ2最終戦の京都パープルサンガ戦で
ロスタイムに10番財前宣之(現モンテディオ山形)が決勝ゴールを決めて
J1昇格を果たしたのを記念して販売されたタオルマフラーだ。

翌2002年はベガルタのJ1元年とワールドカップの日韓共催があり、
あの年の今頃は本当にお祭気分だったな。
あれから4年の月日が流れ今年はW杯ドイツ大会。
そして我がベガルタは日韓W杯の年はJ1に残留できたものの、
翌2003年にリーグ下から2番目の成績でJ1残留に失敗。
2年間のJ1時代からまたもとの2部リーグへと降格した。

あの降格から3年目。今年こそはJ1へ再昇格したい。
だから縁起をかつぎ、このタオルマフラーはコレクション用で
いままでは実際身にはつけてはいなかったのだが、
今年は通常のヤツの代わりにこれを首に巻いて応援している。

そんなに入れ込んでる甲斐があって今年は上位にいると思っていたら
7日の東京ヴェルディ戦で審判の不思議な判定で負け、
さらにその後遺症でベストメンバー組めず次のコンサドーレ札幌戦に完敗。

そして今日は前の試合から休養も修正にも時間がとれない中3日の
短い間隔での試合、相手は遠く暑い四国の愛媛FC相手のアウエー戦。
まさに絶不調のチーム状態にとっては厳しい条件だ。

ブラジルトリオが揃えば何とかなるかと思われたのだが、
いざ試合が始まるとどこかチグハグ。
あの連勝していた頃の勢いはまったくない。
とくに日本人選手が自信なさげにプレイしている。
後ろから押し上げて攻撃に絡む動きが少ない。


そんななかキャプテン左SB村上の気合の入ったプレイで先制!
もしかしてこれが虎の子の1点になるかなと思っていたら・・・
後半の16分に相手に同点ゴールを許してしまう。

なんかどこかの国の代表チームのような展開じゃないか
ここは勝ちをねらうのか、それとも三連敗を避けるためとりあえず
引き分けに持ち込むのか?
どこかの国の代表のようにならないようにチームの意思を統一してくれ~!

そこでサンタナ監督は動いた。
残り8分、攻守のバランスを崩すことにはなるが中盤のリャンを外し、
切り札ジョーカーFW萬代の投入だ。
その前にスピードのある関口を入れていたからあきらかに攻撃モード。
この交代人事を見る限り間違いなく監督は勝利に執念を燃やしている。

・・・なんてわかりやすい意思伝達の交代だ。
その勝利への執念が伝わったのか、残り6分に交代でピッチに入った
萬代が決勝のゴールを決めた
失敗すればパスを出せば良かったのにといわれそうな強引なシュート!
いいんだよ!日本人FWに致命的に欠けてるのはその強引さなんだから。
萬代もブラジル人FWのスピリットが乗り移ってきたね。
あんなシュートを打つとは恐れ入った。
勝負をかけた監督とそれに応えた選手・・・終わり良ければすべて良し!

内容がどうのこうのは今日は止める。
今日は勝ち点3をとることが何より大切だった。
サバイバルリーグのJ2ではこんな泥臭い勝利を奪うことができることが大切だ。
その目的を果たしただけで100点満点だ!

そして週末のみちのくダービーに心を向けよう!

(試合後の監督のコメントにあるこのスタジアムの土が固く、パスを出すのに2タッチくらい必要でパスサッカーのベガルタに不利で、スピードのある愛媛に有利だったなど素人にはわからないことも多いのでうかつに内容批判もできない。)

サッカーのブログリンク集・・・相手チームサポのブログにはこの試合がどう書かれているのだろう??(気になる人はクリック!)

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