組織力と個人技で3連勝!2位浮上!(第19節徳島ヴォルティス戦)

世の中ワールドカップ一色だが
J2はW杯期間中も休まずに試合がある。
J2クラブのサポーターは『ジーコジャパン』よりも
『オラが町のサッカークラブ』に熱中しているのだ。


ベガルタ仙台1-0徳島ヴォルティス

ここ2試合続けて5-1という大差のスコアーで勝ち続けたベガルタ仙台。
そして今日の相手はビリから2番目の徳島ヴォルテス。
さらに好調のブラジル人FWのジョルジーニョをはじめ主力4人がケガで欠場というベガルタにとって追い風がバンバン吹いている状況。

誰もが今日も大量得点を望めるとタカをくくりたくなるところだけど、
試合前、慎重&現実派のサンタナ監督をはじめ選手には浮かれたところや、
楽観したところはなかった。
「大切なのは相手に敬意をもって戦うこと」という監督のコメントどおり、
選手は相手をナメずに全力を出して戦ったと思う。

決定的なラストシーンでツキが無かったところもあったけど、
常に8人ほどが引いて守る相手に苦労した。
いくら下位でも、主力の何人かが抜けたとしても、守備意識を強く持ち戦術訓練されている。そんなチームを楽々と崩せるものではない。
ましてかなりきついファールまがいの危険なチェックを常に受けていた。
それにあまり攻撃的になりすぎればカウンターを喰らう。

そんな苦しい状況でもきっちりと結果をだしたことはチームの成長を感じさせる。
第一クールの草津戦では同じような展開で引き分けにされたから、
そのときに比べれば点にはつながらなかったが、攻撃はかなり工夫していた。

そんなガッチリ守る相手の守備を崩したのはやはり華麗な個人技だ。
サッカーの鉄則『組織を崩すのは傑出した個の力』を地で行ったプレイだった。
若い21歳のチアゴ選手の華麗なドリブルと切り返しからチャンスをつかみ
最後はリャンのゴール!ついに後半30分に得点をあげた。
それをベガルタシンドロームもなく守りきり試合終了。
これで横浜FCを抜きベガルタは単独2位に浮上!

ブラジルトリオで一番若いチアゴネービス、婚約者が一緒に来仙している
とはいえ21歳で異国の地でプレーする若い選手。
かつて同じ年代でホームシックで途中帰国したエデーのようにならないよう、
クラブやサポもメンタル面を含めてしっかりとケアしたいものだ。

チアゴ・ネービスはまだまだプレイにムラがあったりするが、ドンドン成長している。
なによりもチームやサポーターのためにガンバルという姿勢に好感がもてる選手である。
ベガルタの若き至宝。

なが~くベガルタで活躍してほしい。

<試合前のイベント>


ベガルタカップ杯少年サッカー若林区決勝戦。古城FCが優勝!

仙台市立上杉小学校吹奏楽部のパフォーマンス


サッカーのブログリンク集・・・相手チームサポのブログにはこの試合がどう書かれているのだろう??(気になる人はクリック!)

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