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シルバー年齢のサイクリング記録です

Kiwi Cycling II-6 Jacksons >> Greymouth

2007-12-12 19:20:52 | Kiwi cycling II
 当初の計画では Jacksons で降りて73号線経由 Greymouth の予定であったがツアー会社が73号線は交通量が多いので Stillwater 経由で行くように指示してきました。このコースを嫌ったのは次の日に Greymouth から Stillwater までを同じ道を走ることになるからです。





 途中の坂はプロファイルで見る限りたいしたことは無さそうでしたが、半日で Stillwater 経由 Greymouth はかなりの強行軍でした。夕暮れが21時くらいなので明るい中を走れたもののかなりきつく、宿の女将が驚いていた。


 典型的なNZの風景です。高速道路の両脇には延々と鉄線の柵が張り巡らされ牛や羊が道路に出られないようにしてあります。鉄線は4本くらいありますがその内1本には電圧が架けられていますので、低い柵ですが電撃を経験した家畜は再び馬鹿なことをしないという仕組みです。しかし、この柵の延べ距離はどれくらいになるでしょう。きっと天文学的数字になると思います。


 心配した雨が初日から降り始めました。皆さんには日本での準備段階で毎日雨に降られるつもりで参加して欲しい。そのために雨具はゴアテックスの最高級品を用意するようにお願いしました。…が雨は今日だけでした。この道は車が少ない支線ですのでご覧のように私どもだけが走っています。最も幹線もこんな感じですけどね。


 西洋石楠花です。ここは西洋文化の国ですから間違いないでしょう。このような巨大な石楠花があっちこっちで見られました。
 モアナ湖では宅地の売り出しもありました。ここは建売のようです。しかし、猿も住まないような所に住んでどうするかね~…NZどこに行ってもこんな感じだけどね。
 二人の会話を隠しマイクで収録してあります。
 ヒゲ親父「奥さん、3区画ぐらい買い占めて別荘建てるから週末はこのブルーナー湖でブラックバスのトローリングでもするか
 Mrs.W「トローイこと言わないで、往復4日かけて1日釣りかね

注釈 NZには猿はいません。先進国で野生猿がいるのは日本だけです。

 本日の走行記録は以下のとおり。
 走行距離 70.7km
 最高速度 38.5km/h
 平均速度 14.0km/h
 走行時間 5時間5分

 明日は道中に昼食を摂るところがないので宿に着く前にスーパーで明日の昼食を購入する。パン、チーズ、果物などを買い込み宿に到着。
 シャワーを浴びて夕食に出かけるが、日曜日とあってレストランはインド料理店のみ。マクドナルドなど食べる気になれないのでインド料理で我慢することに…まあまあの味でした。辛さを決めるのに hot, spicy, mild など知っている限りを並べて何とか食べられましたが味を伝えるのは難しいです。


 まだ明るいですが日曜日の夜で人通りはありません。

Kiwi Cycling II-7 Rosewood B&B

2007-12-12 19:20:35 | Kiwi cycling II
 建物と朝食(cooked breakfast)

 ここの宿の女将Rhonda はクライストチャーチ生まれの生粋のKiwi。18歳までNZで教育を受けて、その後英国のトップクラスホテルのホテルマンとして働き、ドイツに移り住んでドイツ語を学び、さらにホテルマンとしての磨きをかける。
 女将はここの旦那Stephan に会う。彼はルフトハンザのファースト・ビジネス・クラスのパーサーとして働いていた。
 1990年に結婚してハネムーンの旅にNZを選び、旦那Stephan はえらくこの地を気に入る。紆余曲折はあったが2001年に念願の Bed & Breakfast を開業する。
 現在2人の子供Alexander と Veronika がいる。Rosewood B&B hp より引用

 Veronika の日課は庭の草花の水遣りです。とても可愛い少女でした。
 女将は、映画「ミス・ポター」の主演女優レネー・ゼルウィガーがもう少し老けたらこんな感じになるだろうというの雰囲気でした。女将の BBC English (正調英語) の話し方がレネー・ゼルウィガーの話し方に余りにも雰囲気が似ていました。 旦那Stephan はドイツ人そのまんま。

Renee Kathleen Zellweger

 気になること。
 女優レネー・ゼルウィガーはテキサス生まれです。ブッシュ大統領と同じ南部訛りの英語で育った彼女にあのように美しい BBC English がどうして話せるのでしょうか。さすが女優ということが答えでしょうね。

私的見解
 最近英語教室で、子音と母音をくっつけて話すのが米語を中心とした英語の傾向であるという話を先生としたことがあります。例えば How are you? は Howare you? のように発音します。とろが BBC English は全部の単語を区切って発音しますので日本人には楽に理解できます。だから BBC English が個人的には美しいと思います。

Kiwi Cycling II-8 Greymouth >> Reefton

2007-12-12 19:20:16 | Kiwi cycling II
 昨日はかなりきつかったので筋肉が痛むが Reefton に向けて出発。今日のコースは川沿いで鉄道も走っているので坂道は少ない。唯一 Reefton 入り口にあるReefton saddle という鞍部が距離は短いがきつそうである。





 Greymouth をでてすぐのところに Dobson という小さな集落があるが、その手前にBrunner炭鉱の跡がある。かつてはこのような炭鉱、金鉱などがあり栄えたが今は牛と羊、そして日本向けの野菜が主体で材木は山が険しいからインドネシアと比べれば太刀打ちできないでしょう。


 
 今日のコースは幹線であるので心配ならば、グレイ川の対岸道路が距離は少し長いが交通量がすくないというコメントがあったが幹線を走ることにしました。

 昨日の Stilwater の三叉路の看板です。Reefton までは62kmだからポタリングのようなものですが Christchuch 316km はややプレッシャーです。しかし、天気が良い。昨年はほとんど雨中行軍だったので美しいNZはほとんど見ていないので今年の美しさに感激です。



 道端に変なディスプレイがありました。何でしょう。
 ウエストポートからリーフトンを経由してグレイマウスまでの鉄道があります。これは鉱山で採掘された石炭や金などを運ぶために敷設されたものですが、往時の機関車が休憩所に飾ってありましたので悪餓鬼どもがよじ登って記念写真です。



 昨日に比べると格段に天気が良いのでヒゲ親父がはしゃいでいます。日本にもこのように空いた道があるといいですね。
 そんなに高く干さなくても洗濯物は乾くと思います。


 右の写真のようにピクニックベンチがあれば昼ごはんも楽ですが、なにしろ高速道路の横は柵が続いていますので広場を探すのは大変です。今皆さんが座っているところは牛をトラックに乗せるための設備の前です。幸いしばらく使ってないようできれいでした。
 ピクニックベンチは本当に風光明媚なところにあるのではなく、ハイキングコースのあるところとか、何か理由が付けられて設備があるようです。自転車のために20キロごとにあれば随分助かると思いました。

 最後のリーフトン鞍部を越して見覚えのあるリーフトンに入ります。

 本日の記録
 走行距離 78.0km 累計走行距離 148.7km
 最高速度 47.8km/h
 平均速度 16.6km/h
 走行時間 4時間44分

参加者紹介

 猿投クラブ所属のMr.Wさんです。体調が今ひとつ本調子でなかったが無事完走できた65歳です。

Kiwi Cycling II-9 Reef Cottage

2007-12-12 19:20:01 | Kiwi cycling II
 今夜泊まるのは Reef Cottage と称するB&Bであるがとにかく変なところです。
 建物は1887年に地元の弁護士の事務所として立てられたものを改造したもので、ある部屋は金庫がそのまま残してあり、その中がバスルームになっているけったいな構造です。

 写真はヒゲ親父の部屋ですが、昔、書類や現金などを保管していた金庫がそのままバスルームになっています。パロディーかも知れませんがなんともケッタイな部屋です。


 到着したのが早く、太陽は8時くらいまでは日差しが強いので洗濯をした。洗濯機に乾燥装置が備え付けられているのは半分くらいで、ここの洗濯機も乾燥機はついていませんでした。洗剤は気前良く遣わさせてもらえます。洗剤は持っているからいいと言っても遠慮するなと言い張ります。しかし、ヒゲ親父…そんなこと家でやっていますか。手つきはいいですよ。ツアーコンダクターはこのときはラウンジで飲んでいました。

参考 NZは日本語で言う summer time という制度、国際的に正しくは the day light saving time というのを採用しています。従いまして朝は6時でもそれなりに暗いですが、夜は10時になってもまだ明るいので宿舎到着時間が遅くなっても明るいので気分はあせりません。南十字星を見たかったのですが、暗くなるのは真夜中ですのでサイクリングの疲れから来る睡魔には勝てずそれを見ることは叶いませんでした。

 ここの親父は大工が好きで新しい部屋の増設中であり、既に作られている部分もほとんど自分で造作したようでした。建築基準法などという法律は無いかもしれない…。今日も親父が大工仕事をしており、塗装作業をみかねたヒゲ親父が塗装の仕方を指南。仕事を忘れるためにここに来たのにやはり仕事人間でした。


 ラウンジには台所が備え付けられており自由に料理ができるので、近所のスーパーで材料を買いステーキディナーとなった。食材の購入に合わせて向こう2日間の昼食も購入。ハンマースプリングに着くまでコンビニの1軒もありません。幸い果物やチーズが美味しいので助かります。
 我々が再びここを訪れたことで主が喜んで地元の美味しいビール、モンティースゴールドを半ダース差し入れをしてくださった。

 全体としては昨日の Roosewood B&B や明後日宿泊する Albergo Hanmer のような洗練されたセンスはないがなんとなくホットする雰囲気でした。

 コテージの台所で食事の準備をしていたならば宿の女将が可愛い女の子を連れてきた。なんと彼女は明日泊まるマルイア温泉の従業員で時々ここに遊びに来るそうだ。ついでだからマルイア温泉の晴美ちゃんに我々が明日行くことを伝えるようお願いした。

 翌朝も早くから強烈な太陽とどこまでもブルーできれいな空のもとで記念写真を撮って、これから2日間のアルプス越えの難関を突破すべく出発しました。



 写真でも分かるように歩道に庇が伸びておりアメリカの西部劇のような雰囲気があります。この町も石炭と金鉱で大騒ぎになった町です。右の写真の手前がコテージ、奥が喫茶店になっています。

Kiwi Cycling II-10 Bike & Code

2007-12-12 19:19:43 | Kiwi cycling II
 自転車はNZのツアー会社がTrek-4500を身長に合わせて用意してくれる。ペダルはSPDを持参しても良いし、連絡しておけば準備してくれる。ペタルケージも勿論用意してくれる。
 今回はこの他に特製水筒がプレゼントされた。何が特製かと言うとツアー会社のロゴが入っているのです。そのほかにTシャツがプレゼントされた。



 自転車の後部には20リットルのかばん pannier が一対、ハンドルにマップケース付かばん、他にランプ、サイコンなどが貸与されます。 今回は特別にNZと日本の国旗ステッカーを準備した。これはハンドルバツグに貼り付けて走ります。
 今回のサイクリングではこのフラグを見つけて激励のクラクションを鳴らしてくれる車がたくさんいたことは嬉しいですね。

参考
pannier
【名-1】(大きな二つの)荷かご◆特に枝編み細工のかごで、動物の背や人間の肩にまたいでのせるものを指す。
【名-2】背負いかご
【名-3】(オートバイの荷台の両側につける)荷物入れ


 借用品は員数チェックをして書類にサインをします。バイクを返却するときにこれらも再び調べて不足品があれば弁償することになります。盗難については安全な国ですからあまり心配はありませんがサイコンは駐車中は外したほうが良いとコメントがありました。

自転車の規則
以下はhttp://www.ltsa.govt.nz/roadcode/about-other-road-users/information-for-cyclists.htmlを翻訳しました。英語に自信がありませんので疑問に思われましたらオリジナルをご覧ください。

 一般道路で安全に自転車を楽しむには道路規則を守ることが重要です。

サイクリストのための安全規則
サイクリストは承認されたヘルメットを着用しなければならない。そして何時もメーカーが推奨する方法で紐を締めること。
サイクリングをするときには、他の人から視認しやすい明るい色の服とか反射機能の付いた服を着用することは良い考えです。
新聞、手紙その他の配達以外、および歩道を自転車が走ってよいという標識が無い限り自転車は歩道を走ってはならない。
交差点では自動車の規則を遵守するか自転車を降りて横断歩道を自転車を押して歩くこと。
他のトラックやその他のエンジン付き車両がなければ自転車、もしくは原付自転車との並列走行ができる。
他の車両を追い越すときは一列縦隊で走行すること。
自転車は他の車両に牽引してもらってはならない。
自転車は牽引を目的とした車両以外を牽引してはならない。サイドカーを取り付けてはならない。
自転車に後部座席と足置きが無い場合は後部に人を乗せてはならない。子供を乗せる場合は、子供の足を車輪から保護する装置を後部座席に付ける事。
自転車を歩道に歩行者の妨げになるように置いてはならない。
自転車専用道路がある場合は自転車はそこを走らなければならない。
暗いときにはランプを点灯すること。(日出30分前、日没30分後)
自転車の状態を常に万全にしておくこと。

手信号
自転車をとめたり方向転換する3秒前に手信号をすること。
手信号はその意味が理解できるようにすること。
方向転換するときは後方に十分な方向転換の余裕があることを確認しておこなうこと。
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左折の時は左手を水平に上げます。

減速・停止するときは右手を肘から直角に上に上げます。td>
右折、他の車両や路上の障害物を避けるために右側に出る場合、そして縁石などを避けるために右側に出る時は右手を水平に上げます。

自動車の運転士はサイクリストをどのように考えるか
 自動車の運転士はサイクリストが道路規則を遵守すると思っています。自動車は普通は自転車より速く走りますので危険に対処する時間があまりありません。このことを良く覚えておいてください。
 時々運転士はサイクリストが躊躇したり突然方向を変えたりすることに不安と戸惑いを覚えています。また、運転士はサイクリストによって運行速度が落ちると思っています。
 運転士、サイクリスト双方が道路を使う権利を持っています。お互いに道路をうまく使うためにお互いの責任と義務をわきまえましょう。

自転車の安全装備
A. 後ろに赤または黄の反射器具を取り付ける。B. 前・後輪ともにブレーキを取り付ける。1988年以前は後輪だけで良かった。
夜間に乗るときはC. 後部100m先から見えるランプまたは点滅灯を付けること。D. 100m先から見える1,2個の白あるいは黄の前照灯を付ける事。2つのうち一つは点滅灯が良い。E. ペダルに黄色の反射板、もしくは反射ベストを着用すること。



重要事項
自転車に荷物を積むときはしっかりと縛り荷物が地面に着かないようにすること。




Kiwi Cycling II-11 Rahu Saddle

2007-12-12 19:19:31 | Kiwi cycling II
 最初の難関ラフ鞍部越えに挑戦。距離は60km,クライストチャーチまで253kmあります。



 ここからは雨林帯に入ります。最初のうちは洪積平野にあるのどかな牧場をみながら走りますが、徐々に高度が上がっていきやがてうっそうとした森林の中に入ります。余りにも樹木が多いためGPSに電波が届かない警告が頻繁に出始めます。とにかくすごいところです。
 ラフ鞍部の入り口にあるサインです。これよりラフ観光保存地区という意味でしょう。ここから先は登りが続き、道の両側にはブナの原生林が続きます。



 鞍部を下ると Spring Junction 日本語的に表現するならば温泉辻に到着します。ここはウエストポート、ネルソンとクライストチャーチの中間に位置し観光バスがトイレ休憩を取ったり大型トラックが給油します。とにかくここからどちらの方向に走っても60km以上は給油できません。



 この辻からクライストチャーチ方面に15km走るとマルイア温泉です。もうほとんど今日のゴールなのでポタリング調で走っていると女の子が独り歩いてきます。こんな所を歩くとは考えられないのでマルイア温泉ホテルの従業員かと聞くとそうだとい返事。我々のことは良く知っていて今夜の部屋は7,8,9号室と教えてくれた。
 ところで、なぜこんな所を歩いているかと尋ねると、温泉勤務は食べて寝る以外になにもないのでエクササイズとして毎日1時間歩いているそうな。とにかく温泉宿しか無いところです。



 NZで驚くところは全てに関して管理が行き届いています。例えば牧場の全部の牛の耳にはタブが付けられています。つまりここでは牛が一等ずつ管理されている証拠です。同じように高速道路の下に土管が1本埋設されていても必ず「橋」の番号看板があります。高速道路7号線1752番橋ですね。





 雨林帯に入る前は空がありましたが、ご覧のように樹木のキャノピーです。

参加者紹介
 天皇クラブの番外メンバー 我がままハマちゃん63歳です。1年に1回このツアーだけに自転車にまたがるという、何と言いましょうか、変なやつ。



 本日の記録
 走行距離 57.4km 累計走行距離 206.1km
 最高速度 36.4km/h
 平均速度 12.9km/h
 走行時間 4時間26分

Kiwi Cycling II-12 Maruia Spring

2007-12-12 19:19:17 | Kiwi cycling II
 マルイア温泉は新潟県ホテル秀山が開発したもので、Maruia 意味はマオリ族の言葉で隠れる場所ということらしいです。確かにルイス峠とラフ鞍部の中間にあってその昔ならば誰も来ない所でしょう。
 ここには日本式の温泉と水着を着て利用するプール型のものがあります。浮き輪を持って子供たちが温泉に向かっているのはなんとも変な感じです。
 著者は当然のことながら日本式男湯に入ったが、バスタオルを腰に巻いて入るさまはサウナかよ…と言いたくなります。その癖ヌーディストクラブなどというけったいなことを西洋人はやるので不思議な民族です。


 左の写真はホテルの玄関です。右はメインホールからの温泉全景です。

以下はコメントを本文に引用しました。
 露天風呂は4つ岩風呂があったけれど、お湯の温度は温水プールくらいぬるいのとチョット熱めのがありました。やはり外人さん達はぬるいのに入っていた。熱いのはニガテなようです。〔NZでは私どもが外人ですよね〕
 私は1人でのんびり熱いのにつかってNZの露天風呂を楽しみました。外人さん達の中に1人で入っていくのは勇気がなかっただけ…硫黄のにおいがして、湯の花もいっぱい浮いていて色は緑っぽかったです。
 更衣室は日本の日帰り入浴施設とは大違いで、夏だけオープンする市民プールの更衣室のようです。もっと素朴!シャワーが1つあって、床はコンクリートでした。ロッカーはありません。自分のものは自分で管理かな?
 男女別々の入浴施設の方は日本の入浴施設のようにドライアーとか鏡とかありました。ここは水着を着なくてもいいのですが、外人さんは水着を着ていました。ここで水着を着ているとなんだか裸で入りにくいです。おかしなもんですね。みんなと同じでないと落ち着かないのは日本人的感覚ですね。

 今夜は久々の旅館であることから日本料理「よせなべ」を奮発。昨年来たときは厨房は日本人が担当していたので美味しい鍋を楽しむことができました。今年は何か勝手が違います。味が違います。食材が変です。食事の冒頭からご飯と味噌汁が出てきます。

 ついにウェイトレスに言ってしまいました。「なにか変よ」 すると今日は非番の晴美さん(写真左手前から2人目)がすっ飛んできて次のような説明がありました。
  調理人は韓国人です。
  白菜がないのでキャベツにしました…確かに白菜はキャベツの仲間です。
  辞書には白菜は Chinese cabbage とか Chinese leaves と書かれています。
  こちらの習慣に合わせてご飯と味噌汁は鍋と一緒に出すように指導しています。
 お話を詳しく聞くとこの山奥では人手が不足しておりこのような状態になるようです。日本人の多いところでの営業ならばいざ知らず、このような辺鄙な所では苦労が多いようですね。
参考 晴美さんは最初はワーホリで働いていましたが、ここのホテルに認められ就職と同時に就労ビザを獲得。一生懸命に働いている姿を拝見しますと嬉しいですね。


 高価なディナーですからツアー会社からもらったおそろいのTシャツで決めました。


 ここでは携帯電話が使えないのでホテルのパソコンを借用。日本に架電していると皆さんが集まって国からの激励のコメントに食い入っています。長生きしてよかったですね。便利。

Kiwi Cycling II-13 Lewis Pass

2007-12-12 19:19:05 | Kiwi cycling II
 今回のコースで最大の難関ルイス峠越えです。朝食が10時でかなり遅いので多少の不満はありましたが、日本食をいただいて出発。道はホテルの正門を出て左折するとすぐに登りに入る。まだ体はサイクリングモードでないしお腹はいっぱいで最初からあえぎながら上り始めると、ホテルの従業員全員と思えるくらいが裏門に集まり手を振ってお見送りでした。かれらは、あの爺婆たち良くやるよと思ったことでしょう。



 ホテルを出て最初の海抜300mから900mへの直登部です。1000m走って休憩という約束で走り始めたが500m走って大休憩のモードに入ってしまいました。ヒゲ親父は余裕があるので休憩中に通る車に手を振るので、何かのトラブルではとブレーキを踏む車がいたので選挙ではないからお手振りは遠慮していただいた。




 コメントは要りませんね。きつい登りです。





 ここが峠のてっぺんで次の写真は一寸下がった駐車スペースのあるところです。
 1時間ほどでルイス峠900mに到着。通りかかったマレーシア航空の日本人客室乗務員カップルに写真を撮っていただいた。遠くの山の頂には雪が残っており実に素晴らしい眺めと達成感で「ヤッター」という感じでした。まだ168kmありますよ。なんだセンチュリーランと同じヤンカという距離です。



 本日は最初の6kmだけが登りで残りの73kmは下りと宣言して出発したが、途中少しの登りが何回か繰り返されてこれが実に苦しかった。次の写真は撮りたくて撮ったのではなく苦しいので写真を撮るという口実で休んだ産物です。しかし、綺麗なところを走っているでしょう。川にはダムが無いのでそこらあたり全部四万十川です。




 今日はきれいな休憩場所が見つかったので楽しく美味しく昼食です。ただ、川沿いですので日本よりは小型のブヨがいます。刺されても痛くはないが後から直径5㎜くらい黒くなります。
 右はビアンキマニアが走行中に肩越しにショット。上手ですね。


 このようなフルトレーラーがバイクのすぐ横を100キロ以上で走っていきます。
 右の写真は6台のバイクを後ろから反対車線で追い越しをかけて走行車線に戻ろうとしているトレーラーです。6台が縦一列に並びますとトラック並みの長さになりますから大変です。
 対向車がなければ反対車線を走ってくれますが、山の中ではカーブがあって見通しが悪いのですぐそばを走ります。恐怖の一瞬です。


 ハンマースプリングに着く前は距離こそ短いですが10%程度の坂道が続きます。見て御覧なさい…ギアはこれより下はありません。
 さらにこのあたりでは工事区間があり悩まされました。
 NZは地盤が良いらしくアスファルトに砂利を乗せてそのまま固める工法を採用しています。そのため砂利がアスファルトに沈み込むまでは砂利が飛び跳ねます。
 道には「NEW SEALED」という警告表示があり車は徐行します。この意味は砂利をアスファルトに載せたばかりだから注意せよということらしいです。



 問題は砂利がバイクのフロントギア・メカに入り込んでギアの切り替えができなくなります。仕方がないので右の写真のようにバイクを転がして砂利を掻き出します。
 写真はTREK4500の部分写真ですが、少し見難いですが front deraileur のワイヤーがシートチューブの後ろを下がってきて chainwheel を切り替える仕組みになっていますが、フレームこ小石が乗っかるとワイヤーが動けなくなります。
 このバイクはマウンテン仕様ですから当然ダートを走りますので、ここに小石を噛むのは個人的見解ですが設計上の欠陥とも言えるでしょう。しかも6台ともに同じ現象が生じています。


参加者紹介

 この爺さん60歳 ACAメンバーの通称ビアンキマニア。バイクが止まるとすぐさま地べたに這いつくばって花の写真ばかり撮っていた。聞くところによれば900枚も撮ったそうな。Kiwi花図鑑でも刊行するかも…。

Kiwi Cycling II-14 Hanmer Spring

2007-12-12 19:18:53 | Kiwi cycling II
 クライストチャーチのリゾート ハンマースプリングの入り口です。遊ぶものは何でもあります。ここには100kmのマウンテンバイクコースもあります。



 この標識の turnoff が昨年は理解できませんでした。辞書では【名】脇道、岐路、高速道路出入口ランプ◆turn off の名詞形 と説明されていました。つまり次ぎ2kmで高速道路から出ろということです。しかし、3人とも俯いて何してるのでしょう。答えはハマちゃんからもらった昆布か梅の袋の封を切っているところ。
 高速道路を左に折れてハンマースプリングの台地に入って行きます。前方は山の頂までエニシダの黄色で覆われています。この辺り一帯がリゾートになっており入り口にはたくさんのキャンパーが駐車していました。
 ハマちゃんのうろ覚えの道案内でなんとか今宵の宿に到着。


 Albergo Hanmer B&B は家が大きすぎてフレームに収まりませんが左が玄関のあたりで、バイクは右のように玄関通路に並べます。主は別の所に住んでいますのでドアに吊るされた無線電話をダイアルして呼び出します。

 皆さん、次の画像…分かりますか。これは朝食のメニューです。B&Bというのは Bed & Breakfast の略ですが気持ちの良いベッドと美味しい朝食が本来は売りです。ここのB&Bでは部屋にこのメニューが置いてあり、食べたいものに印をして、さらに何時に食べるかを記入して、前夜にダイニングの入り口にクリップで留めておきます。ダイニングは後ろにそびえるNZ南アルプスを借景にした美しい庭に面しており、ここで昨夜お願いした料理楽しみます。



 ここの女将Bascha はスイス・ドイツ系のNZ生まれで10年の旅行の果てに、スイス生まれの今の旦那Beat にめぐり合いここに居を構えることになったそうな。旦那は何も言わないけど他のB&Bのうわさでは、かれはあるホテルに働いていたそうで料理の腕はすごいらしい。朝食は彼の自慢で勿論彼が作ってくださる。

 写真のBeat の話ではスイスは土地が高いので自分の夢は叶わなかったが、ここでは10,000㎡の土地が安く手に入りこの家を建てました。私ども男4人が泊まったコテージは100㎡の広さがありますが、これはクライストチャーチで組み立ててトレーラーで運んできたものです。現地で建てると1年はかかるがプレファブだと11週間で作ることができ、技術レベルの高いクライストチャーチの職人が作るので品質も高いそうです。輸送時間は普通1時間半のドライブを4時間かけたそうです。
 そういえばサイクリングの途中で "Over Size" という看板をかかげた先導者に導かれて大型の荷物を運んでいるトラックを見ました。人口が少なく産業もないこの国では四角四面な法律より国民の利便性が尊重されているように思えました。


 これはMrs. W の注文です。メニューをコメントしてください。


 パンは台所で焼いたものですが使わないこの大きなナイフは何でしょう…アクセント。クックドと呼ばれるアメリカ流の朝食が私は大好きで他の3人にも食べさせました。炒り卵の中にレモンの糸のように切った皮が素晴らしい香りをかもしていました。お爺さんたち、分かって食べていましたか。


 この素晴らしい朝食はいかがですか。何気なくテーブルにあしらったガラス玉がアクセントです。Mr. and Mrs, W さん、ハネムーンよりいいでしょう。

またまたハプニング

 今宵のヒゲ親父のベッドは天蓋がついています。マリーアンワーネットがお泊りになったベッドでしょうか。彼に似合うと思う方はハーイの挙手をお願いします。誰も賛同しませんでした。

本日の走行記録
 走行距離 79.3km 累計走行距離 285.4km
 最高速度 42.6km/h
 平均速度 12.5km/h
 走行時間 6時間21分


Kiwi Cycling II-15 North Canterbury

2007-12-12 19:18:37 | Kiwi cycling II
 クライストチャーチを中心に広がる南北の南極側の平原をカンタベリー地方と呼び肥沃な大地です。特にクライストチャーチから北のほうの平原を北カンタベリーと呼び美味しいワインの産地です。
 今日はハンマースプリングを出てアンバレーまで91キロのポタリングです。朝食は7時、つまり8時には出発できますので到着時間など気になりません。どうせ明るいうちに着きます。ただし、明るいのは夜の8時くらいまでですけど…。



 プロファイルでは少し丘があるようですがほとんど問題になりません。とにかく広々とした平原を楽しみます。ただし早朝から紫外線は相当な量です。


 クライストチャーチまで125キロですから一日で十分に走られる距離ですが、アンバレーで皆さんに泊まらして見せたいものがあるので91キロのポタリングとします。この道中はとにかく楽しみながら走ります。




 このあたりまだ初夏ですから葡萄の木は伸びていませんが私の好きな風景です。右の写真は牧草に水をやるスプリンクラーですが長さ50メートルくらいの巨大なもので、メカニズムを見ると、水を噴霧しながら向こうの方に走って行き、端を認識すると自動的にこちらに帰ってくるシステムになっていました。人が少ないから小さな国なのにこんなのが必要ですね。



 ここは Culverden の町ですが、町に入ると必ず Cafe Bar という看板があり、私どもサイクリストにはオアシスに見えますが地元との人の社交場というか溜まり場のような存在です。飲み物と簡単な食事が楽しめます。この店は Red Post Cafe で昨年もここに立ち寄りました。


 日本ではコーヒーのことをホットだのアメリカンだの勝手な名前を付けています。ご当地でも同じでラテッを飲みたいと誰かが言ったのでお姉ちゃんにイタリア語みたいだけど意味は?と聞くと「知らない」で終わり。
 猿投クラブにイタリア語に強いお姉ちゃんがいるので問い合わせたならばイタリア発祥のコーヒーでカフェオーレのようなものですね。
A latte: For the type of pillar found in the Marianas Islands, see Latte stone. A latte (also referred to as a caffè latte, and sometimes erroneously spelled “latté”) is a type of coffee drink made with hot milk.
Italian origin: In Italian, latte (IPA: [ˈlat̪t̪e], anglicised as IPA: /ˈlɑːteɪ/) is simply the word for milk. What in English-speaking countries is now called a latte would be referred to in Italy as "caffè e latte" (in colloquial Italian "caffellatte" - with one or two "l"[1]), literally "coffee and milk", similar to the French café au lait and the Spanish café con leche. Caffelatte is today part of the defined international coffee menu, which also includes cappuccino and espresso.
 A latte は古代マリアナ諸島に建設された石柱のことでラティーと発音するようで、caffellatteがそれに似ていたから語源となったようです。ラテェは今やカプチーノやエスプレッソと並んで国際的なコーヒーメニューになっているようです。

 町は大きくても高速道路沿いに500mも走ればもとの大平原に戻ります。


 こちらに来て不思議に思うのが土地境に植え込みがあります。それも尋常ではなく高さ10メートル以上の植え込みです。写真のように高速道路の脇にもあります。
 防風林か、自分の財産主張か…そのうちに現地に問い合わせてみます。


 写真のように木陰にベンチマークが休憩所で300メートル右です。
 テントマークがあればキャンプ可能。
 キャンパーマークがあれば電源・水付のキャンパーサイトがあります。
 休憩のために入ったならば大型のバスが止まっており、年老いたカップルが居ましたのでバスの中を見せていただいた。
 「親父中見せて」「いいが靴ぬいで上がって来い…ところで、どこから来た」「おいら日本からだよ」「違う、どこを走ってきた」「ルイスを越してきたよ」「そりゃすごい~」なんてやりながら中を見せていただく。
 写真は胴長短足の筆者が乗り込もうとしています。
 2人で旅行をしているとのこと。
 バスの最後尾がダブルベッドの寝室、その前にバスルーム、さらに前にキッチンとリビングになっておりお婆ちゃんがクッキーを焼く準備をしていました。水は車体の下に大きなタンクがありポンプで押し上げます。汚物も車体の下のタンクに溜めてキャンパーサイトで捨てることができます。このバスに途中、激励のクラクションを頂きながら追い越されました。しかし、年寄り2人で毎日どのような話をするのでしょう。

 このキャンパーはさらに後ろに買い物用の小型車まで牽引しています。日本ではできないよね~。


 左の写真はカササギの死骸です。昨年はこれが異常繁殖しハイウエーを走るサイクリストを随分沢山攻撃したようです。ハマちゃんも私もやられました。今年もやられると心配しながら走りましたが、攻撃がない代わりにカササギの死骸を見つけました。
 これはカラス科の鳥で日本では佐賀に棲むカチガラスに似ています。こちらの言葉ではミグパイと呼んでいます。繁殖期が6~11月でこの時期に自己防衛のため凶暴になるようです。
 右の写真は獣医の看板です。都会にも近づき家畜も増えてきたのでこの商売は繁盛でしょう。ただし日本みたいに可愛い犬猫の絵看板はありません。あくまで牛とか羊が相手でしょう。


 Albergo B&BのBeatが出掛けに昼飯食うならHurunui Hotelがいいよ。と言っていた。写真がそれですが昔は街道沿いのホテルだったが今はこのあたりの人々の溜まり場になっているレストランというかカフェバーです。
 ここで昼食をとることにし、またまた2人で1皿の注文も食べ残してしまいました。初めて fish chips なるものを注文しました。これは魚の種類は分かりませんが白身の魚のフライです。サーモンは高価ですがこれなら安くて美味しいので昼ごはんにはお勧めです。


 さらに今宵の宿に向かって走っていたならばワイナリーを発見。下左の写真がMud House Wines の試飲コーナーです。
 ハマちゃんと私が知ったかぶりでティスティングをする。
 「どちらかと言うとドライがいいね」「サー これはいかがでしょう」
 「悪くないが味が硬いね…もう少しフルーティーなのは無いかね」「サー これがお勧めです」
 などとやっているうちにヒゲ親父が5本買ったよ。カウンターのお兄ちゃんがバイクにどうやって乗せるんだと心配顔。ヒゲ親父はそんなこと気にしてはいない。さらにMrs. W が3本買う。凄いですね。


参加者紹介

 Mrs. W 紅一点というか掃き溜めに鶴というか楽しい仲間。残念ながらこのツアーは爺婆ツアーですので年齢不詳ながら婆です。リーフトンでのお料理の手さばきの良さはさすが主婦以上でした。尊敬。地理的に一寸遠いですが職にあぶれたら家内の弁当会社で雇います。

Kiwi Cycling II-16 Amberley

2007-12-12 19:18:24 | Kiwi cycling II

 この旅行で皆さんに見せて体験してほしかった場所のひとつがここです。宿は Bredon Downs Homestay でBob親父とVeronica母さんが自分息子のように接してくださる。写真の家は築150年とBob親父は昨年言っていました。
 着いたときはBob親父は裏で剪定中。居間に向かって二人で歩きながらの会話は「良く来た、ところで何を飲む?ビールを飲むか」「Why not?」この瞬間が嬉しい。


 とにかく家が大きいからバイクはポーチに置きます。それでも余裕。写真の奥のほうに小さく見えるのがバイクです。

 牧場のダチョウを見せてやってとお願いすると、今年はまだ寒いので暖かい場所に居る。まだここに戻してないのでごめん。プールもまだ水を張っていないんだ。と申し訳なさそうでしたが、奥で何かごそごそしている…ダチョウの卵を2個冷蔵庫から持ち出してきました。



 私はこの瞬間の前まではヒゲ親父は紳士と信じていました。ヒゲ親父も人の子でした。奥さんに叱られても知らないよ。私の責任ではないですよ。
 庭に出てまず親父がダチョウの卵に乗ってみせる。次にMrs. Wが乗る。勿論大丈夫です。


 殻の厚みは5㎜以上あり、殻にドリルで穴を開けて中身はレストランに売り卵料理の材料に利用されます。殻はきれいに彩色されて飾りとして売られています。

 夕食はバイクで10分くらいのところにある Nor'Wester Cafe' です。夏が近づき北西の温かい風が吹き始めると皆がハッピーになるという意味です。
 メニュウの中から皆さんは次のものを頂きました。
High country lamb rack 子羊のステーキ
with spiced lamb rillettes, saffron infused fondant potato, tomato fondue, and green vegetables (gf) $32
Lovat downs venison 鹿のステーキ
denver leg, served rare, on fragrant kumara gratin, mushroom duxelles, garlic spinach, and blueberry jus (gf) $32
 私はダチョウを食べたかったが無かったのでアヒルを頂きました。




 この旅行は個人お宅を利用することは既に述べましたが、さすがに6人ともなると大変です。


 ボブの家は大きいですが部屋が足りません。そこで娘さんがケニヤの民芸品を販売する店舗兼ベッドルームにヒゲ親父がお泊りです。
 写真で見る限りすごいでしょう。ベッドの両隣は窓です。でも何か変。実はこれは古い客車です。右の写真で2等車であったことがわかります。下が外観。当然トイレは無いので、寒い夜に私の部屋のポーチから入って部屋を横切りトイレに行きます。
 実は Mr. and Mrs. W のバスルームが外から使えるのでボブは外から入るように言いましたが、折角ハネムーン気取りのご夫妻を邪魔したくないので私の部屋を横切ることになりました。
 もっとも部屋割りの権限は私にありました。パワーハラスメントです。


 大邸宅のBob親父とVeronica母さんとお別れです。Mrs. W さん。娘みたい。


走行距離 89.8km 累計走行距離 375.2km
最高速度 42.3km/h
平均速度 16.6km/h
走行時間 5時間24分

Kiwi Cycling II-17 Christchurch

2007-12-12 19:18:10 | Kiwi cycling II
 サイクリングもいよいよ最終日。今日は50キロくらいの走行ですからあわてることはないですが皆さんにクライストチャーチを見物させたいので飛ばします。
 クライストチャーチ入り口で道路は Motor Way つまり自動車専用道路になりますので少し東よりの下道を南下します。こちらの人は南に上がると言いますけどね。
 昼には市内に入り食事のあと皆さんは観光。私はバイクと荷物の見張り。

以下は Mrs. W さんのコメントから本文にアップしました。
 サイクリング最終日にクライストチャーチのめちゃでかいスパーで買いました。
 おみやげはマヌカHoneyを買いました。これがまた優れもので、なんともいえない味がします。
 私は紅茶に蜂蜜を入れるのは好きではないのですが、これはなんともいい味になります。ペースト状になっていて、ちょっとハーブの味がしますがハーブティーほどきつい香りではないです。
 私は英国屋の青りんごティーに入れていただきましたが。フレンチトーストにもあうし、コーヒーにも入れてもよし、思っていたよりGood taste!甘いのに後味がさっぱりします。
 ここで買ったミントのチョコレートも評判よかったです。


 借りたものを全てテーブルに並べて員数の確認。
 持ち込んだペダル、ボトルケージ、GPSホルダーなど取り外し完了。
 ヘッドランプ2個が足りないですがこれは出発前に取り外したので問題なし。
 しかし、会社は確認に来なかった。
 ディナーの時にこのことを社長に告げると、彼は何も気にしていないし、トレバーは我々が几帳面に返却の手続きを進めていたことを社長に報告していた。もしかしたら私どもは信頼されていますね。嬉しい。
 本来ならば貸与品が不足している場合は自動的にクレジットの口座から弁償金が差し引かれます。

 さて、今回の旅行の最大イベント、ツアー会社招待のディナーです。

 左写真左列手前から Mrs. W, Kim, アドリーネ母さん、トレバー親父。右列奥がメイルを架電している筆者、次がポール社長。
 右写真の俯いているのがハマちゃん、ビアンキマニアそしてヒゲ親父の順。一人足りないね…いいか。


 皆さん、何を召し上がったかな…私は鹿肉のステーキ。ワインは白で私がティスティングさせられました。
 右写真の若い方がおめでた直前のキム。左は no comment 。キムに赤ちゃんが生まれたら自転車でも贈りましょうか。

 写真には残念ながら写っていませんが今夜のウェィトレスはものすごく別嬪だった。ヒゲ親父がなんだか口説いていたみたいだけど日本語では無理です。ハートです。

 しかし爺婆たち441キロ、やったね。ACA、猿投、天皇の皆さん、3尺離れて我らの影を踏むではないぞ…なんて言っちゃって…ごめん。

走行距離 57.6km 累計走行距離 432.8km
最高速度 30.7km/h
平均速度 15.3km/h
走行時間 3時間46分

Kiwi Cycling II-18 Finish

2007-12-12 19:17:54 | Kiwi cycling II
 トレバー親父が友人からリヤカーを借りてきていました。ここではほとんどの車にリアカーを牽引する道具が取り付けられています。リアカーに荷物を満載し、アドリーネ母さんの車と2台で空港に向かいました。


 トレバーが空港で分かれるときに「司郎は良い友達が沢山いて誇りに思う」と言ってくださいました。この一週間忙しく、たまには切れそうにもなりましたがトレバーのこの一言で全てがハッピーに変わりました。
 日本から応援して下さった皆さん、NZで暖かく迎えてくれたホステスとホストの皆さん、私どものために道を空けてクラクションをいっぱい鳴らしてくださったNZのドライバーさん、そして一緒に走った皆さんありがとう。

 この後、南極博物館や香港の旅がありますが、それは誰でも出きる旅ですからここでは対象外です。

Kiwi Cycling II-19 Conclusion

2007-12-12 19:17:35 | Kiwi cycling II
航空ルートとスケジュール
 NZ航空を使えば成田、関空から直行便がありますが15万円くらいかかります。
 今回はキャセイパシフィックを利用して帰りに香港で一泊する便で11万8千円でした。香港で一泊して飲食いしてもかなり安いです。SQ(シンガポール航空)は安売りが手に入りにくいですが、高くてもお勧めです。
往路 空港NZ航空SQキャセイ
関空05:30
セントレア09:4010:00
香港13:35/21:05
シンガポール15:45/19:45
オークランド08:05/10:0013:05/17:00
クライストチャーチ11:2010:4018:20

復路 空港NZ航空SQキャセイ
クライストチャーチ05:5012:0011:00
オークランド07:10/08:4512:20/14:20
シンガポール17:30/01:05
香港20:45/16:30
セントレア08:1521:00
関空16:00


航空運賃
項目価格
クライストチャーチ往復航空券118,000
航空保険料・燃油サーチャージ等22,000
ニュージランド出入国税3,400
香港出入国税3,050
中部国際空港施設使用料2,500
合計148,950

 ツアー会社への支払いは契約時に30%、ツアー開始時に残りを払います。さらに今回のオプションとしてツアー前後の宿泊料もツアー代金に含みます。
 次のイメージが契約書の一部ですが、総額$1,345NZDです。
 ツアー会社の手付け決済が8月25日にされており為替レートが82.679/$NZDでしたから$450NZD=37,205円でした。残りの$1,055NZDは11月24日に為替レート86.514で決済になつており90,896でした。合計128,101でした。



 ツアー途中の飲食代金、香港での宿泊料を清算して一人当たり3万7千円ですみました。結果としてお土産代金は別として301,620円でした。

通信
 今回の旅行ではご家族の安心のために現地からブログの更新をしました。更新するだけならばもっと安かったですがご声援のコメントをインターネットで確認する費用などもありまして最終的には、通信費 World Wing Communication Fee として6336円かかりました。情報の重さに比べれば安いものですね。
 私はドコモのワールドウィングという機能の付いたものを持参しましたので、普通の電話も勿論現地から掛けられますが、通信状態が悪く自動的にプロバイダーに繋がらないのが普通と考えてください。携帯電話を持参する場合はプロバイダーへの手動接続の練習を事前にすることをお勧めします。
 日本から携帯に電話がかかりますと国際電話分は着払い、つまり携帯電話の持ち主に課金されますので注意が必要です。

ツアーの時期
 昨年も今年もグレイマウスの気温に注意していました。結論としては11月に入れば完全な夏です。12月に入っても11月より気温が高くなることもないようです。
 費用は12月からが本格的な夏ということで1割くらい高くなります。
 結論として比較的暇で費用の安い11月催行が望ましいように思われます。
 さらに、次のシーズンの価格が5月に決定されるというか一斉値上げになりますので、4月末までにサイクリングに行くことを決定して貯金を始められるといいですね。

走行記録
項 目単位25日26日27日28日29日30日
走行距離km70.778.057.479.389.857.6
走行累計km70.7148.7206.1285.4375.2432.8
最高速度km/h38.547.836.442.642.330.7
平均速度km/h14.016.612.912.516.615.3
走行時間時:分5:034:444:266:215:253.46

青い道路は自転車専用、東京・世田谷でレーン実験

2007-12-09 06:54:40 | Private Cycling
 激増する自転車と歩行者の衝突事故を防ごうと、東京・世田谷区は9日から、車道両端を青色に塗装した「自転車走行レーン」の社会実験を始める。自転車と歩行者の通行場所を区別した上で、レーンでの自転車の進行方向も指定する。国土交通省によると、車道を塗装した自転車一方通行レーンが設けられるのは珍しいという。
9日からの実験のために、青色に塗られた自転車走行レーン=東京・世田谷区で
 実験区間は、東急田園都市線・三軒茶屋駅に近い明薬通りの約600メートル。片側1車線の車道の両端に青色レーン(幅45センチ)を設け、自転車の進行方向を自動車と同じ方向に限定する。車道に隣接する歩道にも、白い点線で区切った自転車走行レーンを設置し、車道を走る自転車とは逆方向の一方通行を促す。
 実験は今月21日まで続けられる。警察庁によると、自転車と歩行者の事故は1996年の582件から、2006年に2767件に増加した。
(2007年12月9日3時6分 読売新聞電子版から引用)