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eCycle

シルバー年齢のサイクリング記録です

探訪愛知 「知多半島博物館巡り」

2008-03-25 11:01:32 | ACA
 9時45分 6人で走り始めました。写真はフィルムの現像ができましたら掲示します。なんたって70歳に近い60代ですから古色なカメラを使用しています。
 本日のメンバーにこの4月から半田高等学校に留学する中国の15才の僕が参加。江君です。読み方はジャン君。私の Giant OCR を貸しましたが体が大きいので自転車に乗るチンパンジーだね。
 「酒の文化館」http://www.nakanoshuzou.jp/musium/ の利酒はほどほどにして常滑に向かいました。心配していた天気も薄日が射し初めてルンルンで走りました。途中、新美南吉の博物館に寄り道して知多半島サイクリングロードの地図をゲット。
 「INAXライブミュージアム」http://www.inax.co.jp/ilm/about/ で昼食の予定でしたがリストランテは1時間待ちでイタ飯は断念。近くのすし屋で食べきれないボリュームのランチを頂いて店を出ると雨が降り始めました。
 濡れるのは嫌ですので地図のブルーのラインを半田に引き返しました。走行距離25キロでしたが楽しかったです。



 坂道は少ないですが、知多半島は丘陵地帯で半島の中央部分は高くなっています。プロフィールを参考に添付します。次には丘陵地帯だけを走るサイクリングを企画したいと思います。





 右端が半田高校に留学中の中国の僕、15歳ですが大きいね。左側のBianchi母さんのお宅にホームステイしています。

猿投クラブ例会下見

2008-03-16 13:19:20 | Sanage_Cycle
 3月16日、本当にサイクリングに素晴らしい日和でした。
 木曽川ではありとあらゆるお遊びが見られました。それらはハンググライダー、エンジン付きハンググライダー、ライトプレーン、本物の有人グライダー、ラジコンヘリコ、ラジコン飛行機、4輪バギー、モトクロスバイク、水上スキー、ジョギング、チャリンコ、数百台のモーターバイクの大会など等すごいですね~。
 コースは約40キロ、アップダウン全くなし、交通量少なめ。最高ですよ。
 当日は「なまずランチを食べるサイクリング」というテーマで開催します。
 輪行の方は養老鉄道多度駅から東へ30分のところが木曾三川公園駐車場です。



 下見のGPS軌跡は3月9日の軌跡と重ねてみました。

猿投サイクリングクラブ例会

2008-03-09 16:37:26 | Sanage_Cycle
 3月9日猿投サイクリングクラブ例会を催行しました。
 素晴らしい天気に恵まれまして最高でした。
 木曾三川公園駐車場9:30出発、長良川沿いを遡上しクレール平田から西に進み、揖斐川を今尾橋で渡って近鉄美濃津谷駅まで走りました。ここで11時過ぎです。木曾三川公園駐車場からクレール平田まではバイクパスがありますが一般道と交差するところに車止めがあり走りにくいので、バイクパスと並行する一般道を走りました。車の走行は皆無に近いですね。
 美濃津谷駅11:43発の電車にかろうじて乗車。料金は人間代金だけで400円。多度駅着が12時過ぎ。多度大社の前にあるお土産や兼食堂で昼ごはんを頂きました。Qチャンが5キロ地点で落伍する画面を見ながらの昼食でした。多度駅から木曾三川公園駐車場まで寄り道・迷い道しながら15時くらいには帰着でした。全体の距離は43.5km 走行時間は2時間35分でした。
 下の図で美濃津谷から多度までが直線になっていますが、この区間は電車内でGPSが使えないのでそれを切っています。

参考 「クレール」とは、フランス語で「明るい」の意。
    bike path サイクリングロード





 コースは西に雪を頂いた鈴鹿山系、近くには牧場ならぬ牛舎の牛、さながらミニ・ニュージランド・サイクリングでした。クレール平田と美濃津谷駅の途中は大樽川に沿ったバイクパスを走りましたが、ここの桜並木が立派で桜の季節に走ってみたいものです。

サイクルトレインの顔です。

 
 ホームには自転車用の案内マークがペインティングされていました。このマークは前から2両目の真ん中のドアあたりです。10台くらいで利用するときはこの位置の前後に分かれて乗車するとスムースでしょう。
 携帯で撮影したので見難いですが時間の上に自転車のマークがついたものがサイクルトレインです。土日は終日自転車を乗せられますが、平日は昼間の乗客の少ない時間だけ利用できます。改札のときは車椅子用の広い扉を開いてくれます。終点の桑名までは行けません。一つ手前で降ります。北は揖斐まで行けますからサイクルトレインを利用したサイクリングを又計画したいと思います。

参考 サイクルトレインを多人数で利用するときはあらかじめ養老鉄道株式会社に連絡して欲しいそうです。自転車は通常1両だけに載せますが、自転車が多いときは他の車両に分散させるようです。電話は養老鉄道株式会社・大垣車両区0584-78-2305です。
詳しくは http://www.yororailway.co.jp/cycle/cycle.htm をご覧下さい。

折畳自転車 Dahon Curve SL で巡礼サイクリング

2008-03-08 08:41:55 | Dahon
 小径折畳自転車 Dahon Curve SL と公共交通機関を組み合わせた知多四国巡礼サイクリングの記事を連載します。小径車ですから長距離は走られませんが走りたくないところはバスや電車ですっ飛ばします。
 これまでのサイクリングはロードバイクを車に載せて移動し、1日に100kmくらいを走り回る忙しいサイクリングでした。それはそれで楽しいものですがもっと優雅な旅をしてみたくサイクリングガイドブツクにもなるような新しい企画を立ち上げてみます。
 完成するまでどれくらいかかるか分かりませんが「乞うご期待」です。

 さて、ここで登場しますのが折畳自転車 Dahon Curve SL です。これは良くできた自転車でとりわけ Curve シリーズは弧を描くフレームに特徴があり、メーカーはこのことを "curvy and sexy" と表現しています。

 以下は http://www.bikefold.com/dahon_curve_sl_bike.htm より引用。

The Curve SL does everything you’d expect it to as the top of the line Dahon commuter bike: fold in seconds, weigh next to nothing, and fold small enough to fit into a shopping bag. But where it really shines is how well it rides. Revised frame geometry is reassuringly stable. A custom SL version of the Sturmey-Archer 5 speed hub provides all the gears you’re likely to need on a commute. And Schwalbe Big Apple tires are fast rolling, yet so smooth that you’ll be spoiled for life. Slip a Curve SL into an El Bolso and you’ll be instantly mobile, anytime, anywhere.


 折畳む前と畳んだ状態です。これに埃よけのようなカバーをかけると電車やバスに載せて移動できます。勿論無料です。
 仕様を次に示しますが、変速機はハブ内蔵型の5速です。同じシリーズの D3 モデルは3速ですがそれでも十分です。ペダルはワンタッチ工具なしで取り外せます。 D3 モデルはシートポストにポンプが内蔵されていて便利です。私が乗っているものは車輪の泥除けなどが無いのでさらにシンプルです。
 特筆すべきは、この自転車にはシマノの部品が使われていません。珍しいですね。
項  目仕   様
Model Curve SL
形式 PA 654
Size 16インチ・フリー
Weight 9.9kg
Color マグネシウムグレー
Frame 7005 Butted Aluminum
Fork DAHON Slip Stream Puro U7 Aluminum
Handle bar & Stem Kinetix Pro 7050 Alloy Flat & Radius Telescope Handlepost
Saddle Bio Logic Velvet I-Beam
Seat Post SDG I-Beam Pro
Brake & Lever Kinetix Speed Stop V & Avid FR5
Hub F:Kinetix Neutron R:Sturmey-Archer 5S
Rims Kinetix Pro
Tires Schwalbe Big Apple 16x2.0
Crankset Sugino 46T
Shifters Sturmey-Archer Twist
Cassette DAHON Special Edition 13T
Pedal MKS


明治コミセン

2008-03-03 07:37:07 | ACA
 ACA総会が内田橋にある明治コミュニティセンターであったので自走で参加しました。
 道路は日曜日とあって交通量は少なく快適に車道を走りました。
 走行軌跡は下図のとおりですが名和北から内田橋1丁目の信号までは広い道が正しく表現できています。交差点で道が広くなる所も正しく表現できています。聚楽園のあたりで帰りに国道247号線から名鉄常滑線を横断する場所が往路と異なったので軌跡がずれています。
 いずれGPSに基づくサイクリングガイドブックなど作成してみようかと思っています。

4/6 ヒルクライム「伊吹山ドライブウエー」

2008-02-08 07:47:20 | ACA
4月6日に開催される伊吹山を駆け登るレースコースの分析をしてました。
 主催者は平均6%の勾配と発表しています。
 車重9kgくらいののロードでこの坂道なら軽いでしょう。
 ニュージランド南島NZ南アルプスのルイス峠は6km、8%でしかも車重12kgくらいのマウンテンに10kgくらいの荷物を載せて1時間で踏破ですから私も参加しますか~。なんたって新車は車重8.3kgですから。
 こんな軽口たたいて最初にリタイアするのは私です。なんたって明治村の入り口の坂を上れなかったのですから…ビールを燃料にしているおじさんに馬鹿にされました。

 さて、1/25000の地図は国土地理院のサイトで閲覧できます。URLは http://watchizu.gsi.go.jp/ です。次の画面が表示されますので案内に従って目的の地図を探します。

 地図が表示されましたら目的の場所にマウスを当てて右ボタンを押しますと次の画面が表示されます。ただ、ここではXYの座標だけですから高度は地図から読み取ります。下の例は伊吹山の頂上の座標を示しています。


 まずこれは一般的な地図に掲載されているものです。これを国土地理院1/25000の地図から分析します。


 1/25000の地図は10m毎に等高線が引かれており、50m毎の等高線は少し太い線で、10m毎の等高線は細い線で表現されています。道路がこの等高線を横切る場所の座標をエクセルで描画すると以下のルート図が求められます。
 各座標間の距離を球面三角法を用いて求め、スタートからの距離と高さの関係を求めた図がプロファイル図です。データが粗いので平均勾配は7.4%と表現されています。実際の道は勾配を6%程度まで下げるためつづれ折に作ります。それを表現すれば実態に近づきますが作業量はものすごく増えます。
 10mプロットが完成。計算式に問題があるようです。見直します。

 座標から距離を求めるにはヒュベニの距離計算式(旧日本測地系)が一般的です。
 D=sqrt((M*dP)*(M*dP)+(N*cos(P)*dR)*(N*cos(P)*dR))
  D: 2点間の距離(m)
  P: 2点の平均緯度
  dP: 2点の緯度差
  dR: 2点の経度差
  M: 子午線曲率半径 M=6334834/sqrt((1-0.006674*sin(P)*sin(P))^3)
  N: 卯酉線曲率半径 N=6377397/sqrt(1-0.006674*sin(P)*sin(P))


Kiwi Cycling III

2008-01-15 06:50:59 | Kiwi Cycling III
 詳細はこれから順次、地図とか距離など加筆しますがとりあえずお知らせまで。

1 参加人員は筆者がガイド・通訳をしますので各班5人とします。
2 2人1部屋としますので女性は夫婦、もしくは偶数で参加してください。
3 現地集合・解散としますが第1班の往路と第3班の復路は筆者が添乗します。
4 5月に今年のシーズン価格が決まりますので契約は4月中とします。
5 費用は以下の参加費の他に往復の運賃、ツアー中の昼・夕食費などが必要です。
6 参加費にはNZ到着から出国までの宿泊〔朝食付き〕自転車賃借料が含まれます。手付けは30%です。
7 宿泊は Maruia spring 以外は民泊(home stay)になります。



 6泊7日でクライストチャーチから北カンタベリー平原を北上し、Kaikouraからは太平洋を眺めながら汽車で戻るツアーです。

月日記   事参加費・走行距離登り
11/9NZ 到着$1,125NZD*
11/10Christchurch to Amberley60km*
11/11Amberley to Hanmer Springs90km450m
11/12Hanmer Springs to Mount Lyford65km430m
11/13Mount Lyford to Kaikoura65km*
11/14汽車で Christchurch へ戻ります**
11/15NZ 出国合計 280km*


 昨年と同じコースです。詳細は Kiwi Cycling II を参照してください。
 初めての方に是非楽しんでいただきたい南アルプス越えのツアーで、雨林帯と海抜900mルイス峠を越えます。
 仕上げは北カンタベリー平原をポタリングします。
月日記   事参加費・走行距離登り
11/16NZ 到着$1,410NZD*
11/17汽車でMoanaへ 自転車でGreymouthへ40km*
11/18Greymouth to Reefton78km*
11/19Reefton to Maruia Springs57km700m
11/20Maruia Springs to Hanmer80km900m
11/21Hanmer to Amberley90km*
11/22Amberley to Christchurch58km*
11/23NZ 出国合計 403km*


 クライストチャーチのすぐ南にあるバンクス半島の丘の道を走り回ります。
 丘の上には町などありませんのでお弁当と水を持って山登りです。
 他のコースは徐々に高地を目指しますが、このコースは海抜0mから毎日登ります。
月日記   事参加費・走行距離登り
11/23NZ 到着$880NZD*
11/24Cycle to Diamond Harbour50km*
11/25Diamond Harbour to Little River45km156m
11/26Little River to Akaroa40km470m
11/27Akaroa to Little River25km470m
11/28Little River to Christchurch55km*
11/29NZ 出国合計 215km*



$1NZD=\90 くらいで考えてください

航空会社 シンガポール航空
往路
【SQ981】名古屋(09:50)→シンガポール(15:55)
 乗換え時間が5時間ありますので無料市内観光ができます
【SQ297】シンガポール(21:05)→クライストチャーチ(翌日11:55)
 宿舎到着後自転車・装備受取、自転車で市内観光・夕食

復路
 南極博物館見学後出国
【SQ298】クライストチャーチ(13:20)→シンガポール(18:50)
【SQ982】シンガポール(01:05)→名古屋(08:15)

 費用 10万円強



GPSのデータサンプリングについて Auto mode

2008-01-10 09:54:24 | GPS
 データサンプリングを自動モードにして走行してみました。コースは昨日と同じですが2周目は反対方向に走ってみました。つまり道路の反対側を走りますので軌跡は道路の幅だけずれるはずです。



 完全には道路の幅を表現していませんがこれくらいならば十分でしょう。GPSの計算が安定するまでにはやはり時間がかかっています。
 図の中で菱形のマークがありますが、これはこの場所のデータをメモリーに格納したことを示しています。計算周期は仕様書によると1秒になっており、計算毎に方位、速度、高度の変化がある値〔閾値 threshold level〕を越した時にデータをメモリーに格納しているようです。このような処理をデータ圧縮と言いますが、事実3km走って格納されたデータの数はわずか75個です。閾値の計算は単純ではないように見えますので計算のメカニズムを暴いて見たいものです。注 これは私の職業的願望です。
 結論は、メーカの推奨する自動モードで使用することが望ましいことが分かりました。素人はごちゃごちゃと考えるな…下手な考え休みに似たりということですかね~。



 カシミールでデータを見てみると、データの間引きの状態が良く分かります。

参考 Geko 201 の仕様
捕捉時間: 著者注釈 衛星を認識する時間です
  ウォームスタート: 約15 秒
  コールドスタート: 約45 秒
初期化処理: 約5 分  著者注釈 スイッチを入れてから5分は信用ならない時間です。
GPS更新周期: 1秒
精度:
 位置精度: 15 m RMS  著者注釈 誤差の二乗を平均して開平した値。root-mean-square 二乗平均平方根。
 速度: 0.05 m/sece

WAAS有効時の精度: 著者注釈 高精度システムですがまだ利用できないと思います。
 位置: 3 m RMS 以下
 速度: 0.05 m/sece

参考
WAASとは 従来のGPS測位では衛星位置誤差・時刻誤差・電離層伝搬誤差により測位に誤差を生じていましたが専用の静止衛星からの補正データを利用した高精度の測位システムで、この総称を静止衛星型衛星航法補強システムSBAS(Satellite-basedAugmentation Systemエスバス)と呼びます。 
 このうち、米国ではINMARSAT(インマルサット)を利用した広域補強システムをWide Area Augmentation System の略でWAAS(ワース)と言います。
 日本ではひまわりの後続機である運輸多目的衛星MTSAT(エムティーサット)を利用した衛星補強システムMSAS(Multi-functional Transport Satelliteエムサス)が運用される予定です。

GPSのデータサンプリングについて

2008-01-09 11:09:02 | GPS
 Garmin GPS のデータ収集方法は3種類あります。一般的には初期設定の「自動」で使いますが希望する時間毎と移動距離毎に収集することもできます。
 GPS の利用目的に応じて決めればよいですが、メモリー節約のために今までは10m毎にデータを収集するように設定してありましたが、実態はGPSが常時移動距離を計算していて10mを越した最初の計算周期でデータが更新記録されているようです。
 これに対して時間毎のデータ収集は内部時計でプログラムが制御されるので正確に設定周期でデータ収集が行われています。ただしこの方法では止まっていてもデータ収集が続けられるので無駄になります。自動の場合はこの問題が解決されると思いますが後日試してみます。



 上の図は私の住んでいる団地の周回道路を2回走った結果を示しています。周回道路の中に私の家がありそこから往来に出て最初の30秒くらいは計算が安定していなくてとんでも無いところを走っているようなデータになっていますが、それ以降は再現性もよいことが確認できました。



 GPS からのデータをカシミールというプログラムで見てみると図にハイライトしたように突然変なデータが表示されます。これはおそらくプログラムのバグと思いますが2万円くらいの機械だからこれくらいは目をつぶらなきゃならないでしょう。国産のカーナビではこんなことは許されませんが、米国製のカーナビなんていうのはいつも道なき道を走っています。

ACAシークレットサイクリング

2008-01-08 07:14:55 | GPS
 昨年の暮れにACAシークレットサイクリングとして笠寺から平針農業試験場までのサイクリングの軌跡を描写してみました。サンプリング・レートは10mです。



 画面の左端が笠寺、右端が市電のレトロ館と平針農業試験場です。途中のコースは分かりませんので地図を次に添付しました。確かに天白川を遡上しています。



 コースの高低を示すトラジェクトリーを次に描写してみました。プログラムはOrigin 8J-C のデモ版を使用しています。平針農業試験場の裏山あたりが海抜50mくらいですね。
 X軸が東西で右が東です。Y軸が南北で奥のほうが北です。Z軸が高さを示しています。


Kiwi Cycling II-1 出発・到着

2007-12-12 19:22:11 | Kiwi cycling II
 昨年のニュージランド(NZ)サイクリングに味を占めた筆者は、爺婆ども総勢6人で再びNZを訪れました。

 今回はオークランドへ入国しクライストチャーチへは国内便で移動します。
 入国審査はいたって簡単ですが食物を持っていないか執拗に聞かれました。
 ここから国内便に乗り換えるために荷物をカンタス航空に預けます。
 航空会社は日本語ではカンタス航空ですがこちらではコンタスと発音します。オフィサーが「あなたたちはコンタスへ行くように」と言いましたが初めは何のことやら分かりませんでしたが、オフィサーの指先の方向を見ると Qantas Airways の看板が見え、なるほど納得。
 乗り継ぎの時間が短いときは自分で荷物を国内便のレセプションまで持っていくよう表示があります。
 ここでは荷物の重さが厳重に管理されていて、私どもの前のインド人風のお客さんはかばんから荷物を出していました。出した分を機内持ち込みのかばんに入れてしまうから同じですがね~。
 荷物を預けると国内線のビルへ無料バスで移動します。バスはおよそ20分間隔で運行されています。

 眼下にNZ南島の着陸地点が近づいてきました。上の方に見えているのは南極側の海です。御岳の上を越してセントレアに着陸しようとしている感じですね。右の写真は安城のあたりという感じです。刈谷の観覧車が見えませんね。



 空港にはツアー会社の社長ポールとホームステイの親父トレバーが迎えに来てくださっていました。早速荷物を積み込みホームステイ先へ向かいます。車は勿論トヨタ、背景に写っているたくさんの車もほとんどがトヨタ…セントレアとクライストチャーチは気温もほとんど同じだったし日本の県営名古屋空港に居るみたいです。



ツアー会社については以下をご覧ください。
http://www.cyclehire.co.nz/

Kiwi Cycling II-2 バイク受取・歓迎

2007-12-12 19:21:56 | Kiwi cycling II
 到着した A'Portico Gardens Homestay の車庫には Trek-4500 が既にたくさんありました。ここのホームステイはサイクリスト専用で私どもがサイクリングに出発するとすぐに別のサイクリストが泊まるようです。


 左はポールから説明を受ける筆者。 Mrs. W さん用に新調されたTREK-4500 です。バイクは身長に合わせてフレームが用意されます。小さいモデルは全部新品のようでした。


 左は各自のバイクをチェックしています。 右はツアーを始める前に支払い手続きのクレジットカードのサインをしているところです。

 明日から1週間走るコースの説明・注意を聞きます。ここで Jacksons から Greymouth へ行くコースが私の計画と異なっていましたが、今更汽車の変更もできないので指示に従うことにしました。


 ビアンキマニアはプラスティックの水筒は水がまずくなるということで、自分用のボトルホルダーをキムに取り付けさせている。彼女はもうじき出産というのに人使いが荒いですよ。
 右の写真で後列左がキム、3人目がポール社長、後列右から2人目がホームステイのアドリーネ母さんです。



 歓迎のお寿司やケーキがテーブルに用意され、私とハマちゃんは1年ぶりの再会にしばらく話が弾みました。
 今夜は皆さん眠られるかしら…小学生の時の遠足の前夜みたい。 A'Portico Gardens Homestay の部屋数が足りないので私とハマちゃんは隣へ泊まりに出かけました。みなさん大丈夫かな…バスルームを使わないときはドアを開けておくんですよ。

著者注釈 今回の旅行ではほとんどが個人のお宅を利用します。従いましてバスルームは原則家族や他の宿泊者と共同ですから、西洋の習慣としてバスルームから出てくるときは絶対にドアを閉めてはならない。去年はハマちゃんはたびたびドアを閉めていたと記憶しています。


 隣の家のおばちゃんは Beverley で4ヶ月前にご主人を心臓病で亡くしたばかり。いつまでも悲しそうな顔しててもいけないので再びホームステイを始めたとのこと。
 再開の最初の客は日本からの可愛い女の子だったそうです。
 家に入って部屋を見せていただいて荷解きをしていたら、飲むからリビングにおいでとお呼び。ハマちゃんはお疲れでキャンセル。私はなんだかずっと一緒に生活していたようなアットホームな気持ちでチーズをつまみながら白ワインを堪能。嬉しかったから写真は特大です。ただし最後の朝の写真です。



Kiwi Cycling II-3 出発

2007-12-12 19:21:41 | Kiwi cycling II

          左から Mr. W, Mrs. W, ja2eul, ハマちゃん、ビアンキマニア、ヒゲ親父

 11月25日 A'Portico Garden Homestay の前に勢ぞろいしたご一行様。ハンドルバッグにはニュージランドと日本国旗のステッカーを貼り付けてあります。
 駅まではトレバー親父さんの乗用車先導で15分くらい走ります。幸い日曜日の朝ですから道は空いており順調に走りました。
 駅は昨年同様観光客でごった返していました。ツアー会社が予約してくれた書類を窓口に提示すると席が指定されます。我々は自転車を持ち込んでいるので貨物車両のすぐ隣の車両に席が指定されました。
 この汽車はクライストチャーチとグレイマウスをつなぐ観光列車で毎日1往復します。


 貨車の最後部を占領した私どものバイクです。バイク以外の乗客も大きな荷物は貨車に載せます。

コース概要

1日目 クライストチャーチからジャクソンズまで汽車で移動します。地図では Otira から二駅の所です。ここから Kumara 経由でグレイマウスまで走ります。
2日目 昨日の道を少し戻り Stiwater から洪積平野を川沿いに北東にリーフトンまで走ります。
3日目 南アルプス横断の一日目はラフ鞍部越えです。泊まりはマルイア温泉です。
4日目 南アルプス ルイス峠を越えます。そして北カンタベリー平原の入り口ハンマースプリングまでの長丁場です。
5日目 北カンタベリー平原をアンバレーまでポタリングです。
6日目 クライストチャーチへ昼に着き市内観光です。

Kiwi Cycling II-4 Arthur's Pass

2007-12-12 19:21:24 | Kiwi cycling II
 汽車は北カンタベリー平野の中を静かに走っていきます。本当に静かです。名鉄や新幹線の騒々しさは何でしょう。ただ車内放送がうるさい。一生懸命に観光ガイドをやってくれるがとにかく音が大きいので日本語に通訳してあげようと思っても声が届きません。



 左はヒゲ親父と旅行の書類をチェックする筆者です。筆者はこの旅行では幹事、NZ語通訳、そしてツアーコンダクターを無償で勤めます。こういう人を奇特家と一般的には言われているようです。右の写真はビアンキマニアが他家の嫁さんとツーショット…許可済みですか?。
 注 NZでは私どもの話す日本英語は分かって貰えますが、普通の人はNZ語を話しますので空港とか銀行のオフィサーのように訓練された人達以外の言葉を理解するのはかなり大変です。例えば nice は日本ではナイスと言いますがNZ語はノイーです。こちらでの nice は米語で今はやりの cool とか sweet と同じように使われています。さらにマオリ語が入って来ますので大変です。「こんにちは」はカイアオラという具合です。
 次のメイルの一部は昨年日本を出る前に受け取ったものです。文頭の「Hullo」は勿論「Hello」ですが、これはイギリスでは古語に属するもので間違いではありません。つまり大英帝国の良き文化を持ち続けているのがニュージランドであり、多くの国民は英国女王を敬愛しているように見えました。
  Hullo Shiro
  Thank you for your email and we will be waiting outside.....
 参考のところに辞書を引用しましたが、「Hello」は米語なんですね。

 北島はマオリとの人種問題が顕著ですので、私は知りませんがマオリ語はあまり使われないと思います。しかし、南島はマオリ語を好んで使っているように思われます。後に訪問するアンバレーのボブからは随分沢山のマオリ語を昨年は教えてもらいました。

参考
hello
1883, alt. of hallo (1840), itself an alt. of holla, hollo, a shout to attract attention, first recorded 1588. Perhaps from holla! "stop, cease." Popularity as a greeting coincides with use of the telephone, where it won out over Alexander Graham Bell's suggestion, ahoy. Central telephone exchange operators were known as hello-girls (1889).
"Hello, formerly an Americanism, is now nearly as common as hullo in Britain (Say who you are; do not just say 'hello' is the warning given in our telephone directories) and the Englishman cannot be expected to give up the right to say hello if he likes it better than his native hullo. [H.W. Fowler, "A Dictionary of Modern English Usage," 1926]


 オーサーズ峠では15分くらい写真撮影停車をしますがあいにくの天気でお客さんはあまり降りてきませんでした。この峠は海抜924mです。
 この汽車でこの峠を越して西海岸のグレイマウスに向かう人がほとんどですが、場合によってはここで観光バスが待ち受けていて次の場所へとハイウエイを飛ばしていきます。

 参加者を毎日一人ずつ年長者から紹介します。
 1番バッターはACA所属の通称ヒゲ親父さんです。今回のメンバーの中ではもっとも体力のある67歳です。クラブでも人気のある方でブログへのコメントを独占していました。

Kiwi Cycling II-5 Jacksons

2007-12-12 19:21:08 | Kiwi cycling II
 車内放送で、次はジャクソンに止まりサイクリストを下ろしますと告げられた。ほどなく車掌が来て降りるから後ろのほうに移動するように言われました。



 駅ではあるがプラットホームもなにもない。退避車線に自転車が次々と降ろされ、道はそこの丘を登ったところだ、気をつけてサイクリングを楽しむようにと励ましの挨拶をいただいた。しばらくは車掌がデッキから手を振ってくれていました。
 衛星写真では駅をあがったところに大きな家があることは確認できていましたが、それはホテル兼食堂でした。時間もちょうど昼であったのでここで昼食を摂ることにした。
 ニュージランドで失敗するのは食事の注文です。とにかくボリュームが大きいので注意が必要です。オープンチキンサンドウィッチを3皿注文してみんなで分け合って食べることにしたがそれでもポテトチップスはほとんど残ってしまいました。デブが多いわけです。このように1人前を2人で食べますから食事代は安く済ませることができました。




 カフェバーはレストランではなくマクドナルドのようなファーストフードの店と考えていただいたほうが分かりやすいでしょう。
 まずカウンターで飲み物を注文します。このときに食べ物のメニューをもらいます。場合によっては壁の黒板に書かれています。食べ物が決まりましたら食べ物のカウンターで注文をします。すると番号のついた旗をくれますのでこれをテーブルに置いて待つとウェイターが食べ物を運んできます。チップは不要です。
 お金は注文の都度払いますが、今回のようにグループでまとめて払う場合はそのように申し出ると番号札をくれますので後はその番号札を提示して次々と注文をします。ただし、番号札の保障のためにクレジットカードを預けます。これは食い逃げ防止のためでしょう。