先日、日本の友人から6月号の婦人画報の掲出されたアガベの記事が転送されてきた。とてもきれいな筑前煮の写真で仕上げにアガベをかけているものだった。假屋崎省吾さんのメニュー紹介もあり、高級品としての位置付けのようだ。名前を「りゅうぜつらんエキス」としている。エキスと書くと何か煎じ薬的な特別感を漂わせるが、一般的なアガベのシロップやネクターと同じものなのだろう。いずれにしろアガベシロップが婦人画報にも出始めたのは素晴らしいことだ。アガベは、6-8年をかけて栽培される龍舌蘭から穫れるので、毎年収穫できるサトウキビなどよりも希少性はあり、製造コストなども砂糖などに比べられると相対的に高い。しかも日本への輸入は関税が一般的に50%課せられているので、値段が高くなるのは多少仕方ないところだ。生産もメキシコに集中しており(一部沖縄でも生産を始めたと聞くが、、、)、年々世界中での需要が高まっていること、血糖値上昇指数が低いというメリットなどもあるので、市場価格が高めに推移しているのは仕方ない。その上、甘味料としては、あらゆる料理とマッチして、味を引き立ててくれるので、今後の需要はさらに高まってこよう。
しかし、アガベと簡単に言っても、種類は多く、どれでも同じという訳ではない。お米やリンゴなどのように、品種や種類によって味も、中身も大いに違ってくるのだ。しかもメーカーなどの善し悪しなどもあり、価格が高いから良いと云うものではない。しかも、甘味料として、健康の一環として日常使う場合は、価格で手頃感なければ意味ない。
良いアガベを選ぶ際のポイントは何か考えてみよう:
1、本場メキシコの価値基準は明解だ。160種類以上あるアガベの内、トップはブルーアガベ品種だ。これを明記しているか、いないかが大きな判断基準だろう。ブルーアガベ以外にもアガベサルミアーナやマゲイなどの品種があるが、メキシコでは同じアガベでも、ブルーアガベ以外は2級種としてみられている。メキシコ政府は、国内向けは品種をきちんと表示する義務を課しているが、それが海外では徹底されていないので、お買い求めの際は、ブルーアガベを指定されたらよい。
2、アメリカなどでは、価格の高いアガベにコーンシロップを混ぜたりしたところも発生した。もちろん、混ぜることは論外だが、100%ブルーアガベ表示品をお奨めする。
3、オーガニックと謳ってあっても、きちんとした認定があるのかどうか確認するべきだ。生産者が誰なのかしっかりと記述されているものは、トレーサビリティーが効くので安心の印だ。
4、低GI値と書いてあっても、実際の数値を証明する臨床実験があるのかどうかも重要な課題だ。と云うのも各社の取り扱う品種や製造工程なども違うので、臨床実験したところのものを買うのが良い。
5、Rawなどを提供できるところも重要だ。低温蒸発をする訳であり、アガベとしても酵素が活かされている事例も高いからだ。
価格は、低い方が当然よいが、上記要件を満たしているか判断の上で選択されることを推奨する
しかし、アガベと簡単に言っても、種類は多く、どれでも同じという訳ではない。お米やリンゴなどのように、品種や種類によって味も、中身も大いに違ってくるのだ。しかもメーカーなどの善し悪しなどもあり、価格が高いから良いと云うものではない。しかも、甘味料として、健康の一環として日常使う場合は、価格で手頃感なければ意味ない。
良いアガベを選ぶ際のポイントは何か考えてみよう:
1、本場メキシコの価値基準は明解だ。160種類以上あるアガベの内、トップはブルーアガベ品種だ。これを明記しているか、いないかが大きな判断基準だろう。ブルーアガベ以外にもアガベサルミアーナやマゲイなどの品種があるが、メキシコでは同じアガベでも、ブルーアガベ以外は2級種としてみられている。メキシコ政府は、国内向けは品種をきちんと表示する義務を課しているが、それが海外では徹底されていないので、お買い求めの際は、ブルーアガベを指定されたらよい。
2、アメリカなどでは、価格の高いアガベにコーンシロップを混ぜたりしたところも発生した。もちろん、混ぜることは論外だが、100%ブルーアガベ表示品をお奨めする。
3、オーガニックと謳ってあっても、きちんとした認定があるのかどうか確認するべきだ。生産者が誰なのかしっかりと記述されているものは、トレーサビリティーが効くので安心の印だ。
4、低GI値と書いてあっても、実際の数値を証明する臨床実験があるのかどうかも重要な課題だ。と云うのも各社の取り扱う品種や製造工程なども違うので、臨床実験したところのものを買うのが良い。
5、Rawなどを提供できるところも重要だ。低温蒸発をする訳であり、アガベとしても酵素が活かされている事例も高いからだ。
価格は、低い方が当然よいが、上記要件を満たしているか判断の上で選択されることを推奨する
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