ブルーアガベ Blue Agave

健康エージの甘味料。9000年前からのメキシコの先住民からの贈り物。

アガベでシルキーなバス・シャワージェル

2007-03-18 10:10:22 | コスメ
カリフォルニア州バークレーにあるSaunders社は、Jane Saunders とAnn、 Kathyと云うジェーンさんの娘たちと経営している会社だ。ブランドのTerra Novaなどいくつかの製品ラインを扱っているが、もともとはアメリカ版のThe Body Shopを70年代から展開していたところ。そのブランドはアメリカ進出を狙っていたイギリスの同名の企業に売り渡し、彼女たちは新規ブランドで始めたもの。

バークレーは、現代米国の歴史ではカンターカルチャーのシンボル的な街であり、反戦運動や地球環境保全などを狙ってきたところ。活動家の多い街だった訳だが、そのような精神風土の中で生まれてきたブランドである。いち早く、ナチュラル系のコスメを取り上げるなど、やはりそのカウンターカルチャーにふさわしいものを作り上げてきたところなのだ。

今日はここが作っている作っているSilky Skin Bath & Shower Gellを紹介しよう。保湿性などで優れたシーアバターなどアガベを取り混ぜた製品となっている。このようにアガベは、その保湿性の有利性から化粧品の多く使われているのが分かるだろう。

Terra Nova ブランドの化粧品ウェブリンク

ヤギ乳製品

2007-03-10 08:50:40 | コスメ
日本でもにわかに人気がでてきている商品でヤギ乳のトイレタリーやバスグッズがある。ヤギ乳とオーガニックなイングレとの組み合わせは増えてきている。そんな波に乗ってオレゴン州のモンローの街にKat's Creek Goat Milk Productsと云う会社が出来ている。販売はインターネットだけのようだが、その商品イングレの選別や傾向は日本の参考にもなることだろう。

ここのリップボームについても、ブルーアガベが使われている。唇に塗るものであるために、多少の味付けをしなければならないと云うところから、身体や肌にやさしいブルーアガベが選ばれているのだろう。Kat's Creek社は、いろいろな街のイベントや祭事の際に売っているようだ。ヒトに使ってみてもらって徐々に商売を広めているヒトなのだろう。

Kat's Creekヤギ乳製品 ウェブリンク

明日からは、アナハイムで開かれているExpoWestに参加するのでブログは少し怠るかも知れない。しかも日曜日にフーデックスに参加するために出かけるので、今後のリポートは幕張からなりそうだ。ブログの読者は最近では急激に増えているが、反応が少ないので関心事項については勝手に推測して書いているのでお許し願いたい。何かあればいつでもメールをいただきたい。なるべく関心のある事項をカバーしたいのでいつでも連絡をどうぞ。

生産代行メーカーでもブルーアガベは高い格付け

2007-03-09 08:31:19 | コスメ
カリフォルニアのバークレイの街にネクタリンと云う会社がある。この会社は1970年から創業をしているとのことだが、専門はOEMでいろいろなブランドのために化粧品を作ることだ。欧米にはこのように、自社開発よりは、専業メーカーに生産を任せ、自らは自分のブランドで販売することも多い。このメリットは、生産設備や研究スタッフを多く用いなくて新規事業が出来ることだろう。もちろん消費者にとっては、寂しい限りかも知れないが、最近聞いたところでは、アメリカではチーズケーキをレストランで食べるとまず98%の確立で外注品だそうだ。よほどの例でないと自らやらないところも多いのだろう。後は、幅広い商品群を持ちたいときには、自分の能力にあったところは作るが他は外注する事例もあるだろう。

このNectarine社は、多くの商材をもっている。ここに掲げられているものは当然サンプルの提案商品だ。カスタムメードでやりたければ、もちろんやれる体制になっている。そこで面白いことは、是非注目してもらいたいことだが、ブルーアガベを使った商品の前につく形容詞が「ラグジュアリー」と云う点だ。このように規格品を作っている会社が売り込むときにラグジュアリーと云うのにブルーアがベガ入っていることが一つのポイントにもなっていることを感じ取って欲しい。今回の事例はLuxury Foaming Bath Gel with Replenishing Botanicalsのことを指している。

Nectarine社のウェブサイト

すてきなリップボーム

2007-03-08 03:00:39 | コスメ
フロリダ州のColleen Millerさんは1999年にGreenridge Herbals, LLCを設立した。この会社は、これまでに多くの紹介をしているように、アメリカでのロハス運動を支えている企業戦士のひとりだ。彼女は大学で土壌学を専攻して、しかもハーバリストとしての資格を取得している。1994年にビーガンに転向をしてから、食だけでなく化粧品などについても天然のものだけでどのように作ったら良いのかを考え始めた。彼女のサイト見ると、いかに保存料やその他の化学物質なしで化粧品を使っているのか説明をしてくれている。保存料でも天然のものを使う彼女としては、大企業が使う化学薬品に大きな憤りを感じているらしい。しかし、ウェブでの説明は、理路整然としており、過激なネーチャー活動家と云う姿勢ではなく、啓蒙家のような姿勢で物事に当たっている。

今日紹介をするのはリップボーム。スティック状でなく、小さなケースに入れられているもの。名前もリップハガーだ。ハガーは自然愛好家のことをツリーハガーと云うところからとっているのだろうか。ハガーは抱きしめるヒトと云う意味だ。この原材料のところを見てみるとraw agave nectarと云うことで我々のブルーアガベが入っている。ミラー社長の厳格なビーガンや天然指向の中で、ブルーアガベが大事な役割を果たしてくれているようだ。

Green Ridge Herbalsウェブサイトリンク

CEWで選ばれたモイスチュライザー

2007-03-07 05:37:31 | コスメ
CEWと云う団体がある。その団体はCosmetic Executive Womenの略だ。この団体は、化粧品業界で働いている女性のエグゼキュティブの人たちの親睦団体なのだ。長年、女性の地位向上を図ろうとしてきたところだが、最近では、自分たちの立場から化粧品を評価するなどの活動もし始めている。今回2007年の優秀賞に選定されたモイスチュライザーはユカとアガベを含むものだ。業界のインサイダーが選ぶものだけに、それなりの意味があるものと思う。こうやってブルーアガベの活用は着実に広がってきている。この賞はトップを決めているのではないが、ある価格帯とカテゴリーで優秀な商品はどれかを決めているものだ。

CEWのサイトリンク

このモイスチュライザーは、アリゾナのセドナにあるSedona Valley SpaのPerfumaniaと云うブランドだ。最近では砂漠で生息する植物などの身体の健康に対する効能が見直されてきているところであり、そんな意味でもブルーアガベの果たす役割は知られれば知られるほど増えていくことだろう。

男の香料(ピノ・シルベストレ)

2007-03-05 06:38:44 | コスメ
イタリアのベニスで1955年に創作されたMavive社のPino Silvestre(ピノシルベストレ)は12のエッセンシャルオイルを使った男らしい香水と云うことだ。50年以上前に作られ、今ではクラシックの部類に入ったイタリア製の男性化粧品にもブルーアガベは使用されているらしい。本体のサイトには書かれていないが、販売サイトのいくつかに掲出されている記述から判断して書いている。日本でも売られているようであり、そこのサイトリンクと記述も掲出しよう(ただし、ここではアガベのことは書かれていない)。

href="http://www.mavive.com/">Mavive社公式ページ

Woody Agaveの記載が出ているアマゾンドットコムのサイト
href="http://www.amazon.com/dp/B000JIITWY/ref=nosim/?tag=nextag-hpc-20&creative=380333&creativeASIN=B000JIITWY&linkCode=asn">アマゾンドットコムで売られているピノシルベストレ

男の香水社ウェブリンク
商品紹介記述引用
恐らく一般の日本人でこのブランドのことを知っている人は5人くらいだと思います。パズ・ジレッリやポリス、ノーチラスなどの香水を手掛けるプロダクション「MAVIVE」社の企画香水ブランドか何かで、1955年にヴェニスかどこかに立ち上げられました。現在まで10作くらい香水を発売しておりますが、世界的に辛うじて知られているのは、1955年に発売されたシグネチャー・ファースト・メンズの「ピーノ・シルベストレ」、つまり本作ということになるのではないでしょうか。

とは言っても、日本ではまったくもって無名もいいところで、手に入れることが奇跡のような、ちょっと凄い感じのレア香水となっております。ちなみに「PINO」=「松」、「SILVESTRE」=「野生」で、「野生の松」というユニークなネーミングのブランドです。本作は、鮮やかなグリーンの、どこからどう見ても松ぼっくりなボトルからイメージできるような、グリーン・ウッディーの香り一辺倒というわけではなく、ラベンダーの香りが際立った、アロマティックなシトラス・グリーンの佇まいで、メンズですが女性でもお使いいただける、実質的にはユニセックス仕様のアイテムとなっております。

ベルガモット、レモン、ビガラードなどが、ヴィヴィッドでスプラッシュなシトラスをスパークリングさせるトップから、フレンチ・ラベンダー、タイム、クラリセージ、ジュニパー、クローブなどが、快活さと朗らかさを兼ね備えたラベンダリー・グリーンの香りを浮き漂わせるミドルへ。ラストはツリーモス、シダー、サンダルウッド、アンバーなどが、コクのある穏やかなウッディー・スウィートを沸き立たせ、アロマティカルでテンダーな情感のマスキュリンを浮き彫りにさせてくれそうです。調香はリノ・ヴィダルというパフューマーのようです。野生の松という名前にもかかわらず、松の香りがブレンドされていないところが面白いです。何となく、秋のくっきりとした青空の真昼の森の湖畔といった印象の香りと言えなくもないです。デイタイムのオフィス・シーンでも、アウトドアなカジュアルな場面にでも、爽やかにお使いいただけると思います。

バス・ジェル・フォーム

2007-03-04 08:33:25 | コスメ
往年のハリウッド映画で、有名女優がフォームがいっぱいたったバスタブに入り入浴を堪能する場面が出ていた。最近ではそのような場面は少なくなったと思うが、それでもシャワー好きのアメリカ人の大きな贅沢はこの泡だらけの風呂に入ることなのだろう。だから、トイレタリーなどでもアメリカでは、このバスジェルフォームは多い。日本のように、他の人とお湯を共有するとなるとそんな贅沢は、最近流行ってきているヘルス・スパでないと経験できないかも知れない。アメリカでは子供の頃から、お風呂で子供たちが遊べるように、ジェル・フォーム入りのバスタブは多いが、これまでは有機と云ったことはあまり誰も求めていなかったのも事実。

今日は、Gentle Organics社のラグジュアリー・スパ・コレクションを見てみたい。このサイトの商材は気取りが少ないのに驚く。しかもここの商品は、店舗販売でなく、無店舗販売だけなのだ。売り込みのポイントは、オーガニックであることと動物実験を行っていないことなどである。ラベルやパッケージングで気取らなく、有機で素晴らしい原材料だけでトイレタリーを作ってくれているところのようだ。このバスジェルの例で見てもらってもアガベをラグジュアリーのカテゴリーで使ってくれている。アガベと云う商材は、もうすでに食品だけでなく、多くのコスメ関係にも自然な形で導入されている。

Gentle Organicsのウェブサイト

ロールオン・パーフューム

2007-03-03 01:01:57 | コスメ
昨日紹介したVoluspa社は、キャンドルにとどまらず、香料やキャンドルの狭間に多くの素敵な商品を開発している。セレブに好かれていることから、デザインもかなり高級なものを使っているので、これだけのパッケージングを多くやっているとなると、点での販売でなく、かなりのシェルフスペースも持てる会社なのだろう。実際に商品は見ていないので判断できないが、ヒトを引きつける何かのものを持ち合わせているのだろう。

今日の商品はロールオン・パーフューム。つまりスプレイ方式ではなく、身体のポイントポイントにパーフュームを染み込ませていく小さいローラーアプリケーションと見た。アガベの商品はビクトリア・コレクションの中に入っている。名前が、商品名に入れられる原材料としてそれだけ価値あるものとの選定だ。その他にモイスチュライザーや、ボディウォッシュなどの商品にもブルーアガベが使われている。ブルーアガベの認知度はこのように、広まってきている。

昨日に続きウェブリンクを掲載しよう:
Voluspa Candlesのウェブリンク

赤ちゃん用のリップボーム

2007-02-22 00:04:39 | コスメ
ポーランドで生まれ、21歳のときにニューヨークへ移住してきたAva Wilderさんは、初期はニューヨークと云う大都会に圧倒され、そこできらびやかに宣伝されていた化粧品を使い始めたのだと云う。しかし、何となく肌に馴染まず、スキンの状況も良くならないのは、ストレスと大都会などの公害などのせいだろうと決めかかっていた。しかし、あるときに自転車で横転をして怪我をしたことをきっかけに、祖国ポーランドで先祖代々使われてきた、傷など肌などの手当を思い出したり、色々な書物を使い自分で自然化粧品などを調合をして塗り始めたところ、肌の張りがよみがえってきてフト大手企業の派手派手な化粧品が身体にとって必ずしも良くないことに気がついていったと云う。

その彼女がEarthwiseと云う自然コスメの製品群を作るきっかけとなった。今日取り上げているのは、赤ちゃん用のリップボームだ。もちろん赤ちゃんの肌は繊細であり、大事にしなければならない。そのためにマンゴバターとブルーアガベを使った柔らかめのボームを作って販売をしているらしい。もちろんポーランドにはアガベはなかったことだろう。そのアガベを探し出して商品化をしたワイルダーさんは、最先端を行く自然化粧品派のヒトだろう。日本でも売られているのだろうか?面白そうな商品だ。
Earthwise Beautyのウェブサイト

Kinky Curlyヘーアケア

2007-02-04 14:38:05 | コスメ
ヘーアケアを考えるときには、人々のヘアコンディションが重要なファクターだろう。特に髪の毛が御しにくい、芯が固く、縮れ毛になる人にとっては処理しにくいことは間違いなしだ。アメリカにおいては、多くの人種の人がいるが、褐色の肌の人には繊細な毛の人とは違う要請もあるようだ。今日取り上げているKinky Curly社商品は、まさにそのようなマーケットセグメントをフォーカスしている商品だ。

アガベが使われていることも大きなセールスポイントになっているKinky Curlyは、どんな特性を売りにしているのだろうか?彼らのサイトを見てみると次のような三項目が浮かび上がってくる:1、潤い(カサカサにしない)2、ヘアスタイルを維持する(ヘアサロンの形状トリートメント保持される)、そうして3、輝きを増すと云う3点だ。ならない点は、油っぽくならない、カチカチやカサカサにならない、と云うセールストークだ。砂漠性の植物としてのアガベの効能は化粧品の分野でも相当大きいようだ。もちろん、髪の毛が固い人だけではなかろう。繊細な人にも合致するニーズではありそうだ。


Kinky Curlyのサイトリンク