ブルーアガベ Blue Agave

健康エージの甘味料。9000年前からのメキシコの先住民からの贈り物。

仙台の若者ブルーアガベで健食三昧

2007-05-29 06:36:57 | ブルーアガベ入門
ここ二週間ほど日本に戻っていた。そうして最後の二日は東北の山形県と宮城県を廻ってきた。報告をしたいものはいくつかあるけれども、昨晩訪れたA-Booの長町店をまず紹介しておこう。アメリカに戻ってからその他いくつかのところも報告したい。このお店については、昨年の12月にもブルーアガベ・ファウンテンを使い始めたのでブログに載せたところだが、こうやってきてみると実に楽しそうに若いカップルがブルーアガベとチョコレートのフォンデューファウンテンを楽しんでいたので、カメラを取り出し、写真撮影の許可を得たので、ここで掲出する。

オーナーの黒崎浩矢さんは、Abercrombie & Fitchがとても似合う好青年実業家だ。ハワイでクルマの免許を取るときに逸話などを聞きながら、お店の展開の発想を聞いたりした。メニューなどにも奇抜な名前を用いるなど、黒崎さんのものの見方はユニークだ。そのようなこともあり、世界的に見ても他にどこにもないレストランメニューとしてのブルーアガベのフルーツフォンデューなどを考えついたのだろう。

スタッフの方も若いのに、落ち着いた雰囲気を出している。メニューへの工夫は、品書きなどを見ていると、ディッシュが出てきたときにあっと驚くのがとても楽しみなものが多かった。しかしブルーアガベ探検隊としては、今回は若いカップルが幸せそうにフルーツをブルーアガベとチョコレートのフォンデューファウンテンにつけて食べられる状況を自ら撮影できて何よりだった。ブルーアガベを使い始めている人たちが、このような奇抜なメニューの編成から、大変に満足されているようだったので、仙台での名物メニューとしてブルーアガベの販促と認知度拡大に大いに役立ってくれているはずだ。

ちなみにここの住所は仙台市太田区長町7-24-53だ。黒崎さん、昨晩はアテンドをありがとうございました。A-Boo Inc.ウェブサイト

ボンボヌールとブルーアガベの饗宴

2007-05-25 06:33:13 | ブルーアガベ利用商品
中部経済新聞が報道するところによると、ボンボヌール・ブランドを有するドゥーコム社は、同社のフラッグシップ商品であるガトーショコラーにブルーアガベをペア・マッチングした新たな食べ方を提案して、販売の予定であることを発表した。ブルーアガベを同社のガトーショコラーにシロップ感覚でかけるものだが、その意外とも言える組み合わせは、ガトーショコラーが持つ素晴らしい味をさらに風味豊かに仕上げていくものだ。果糖の比率が多いブルーアガベ・シロップをかけることによって、既に美味しい商品への追加的なしっとり感を加えるこの発想をした同社の開発陣に頭が下がる思いだ。

この報道を受けて、昨日友人がチーズケーキにブルーアガベをかけて試食した。ガトーショコラーとの組み合わせほどでなくとも、とても美味なものに変化していた。和菓子にもかけて食べようということになり、実行して見ると、これも美味なるので、ブルーアガベのオールマイティぶりが納得できた。この新しい感覚の食べ方が、場合によっては、大いにヒットしてしまうのではないかと実感した。

ボンボヌール(ドゥーコム社)はこの業界では1916年創業の超老舗。宮内庁や宮様に納入実績があるまさに老舗と伝統のあるところだ。年間に150万個以上のケーキを生産している大手でもあるのだ。スライスものは700万個以上と聞く。買ったことがなくとも、結婚式の引き出物やおみやげに頂戴された方は多いはずだ。「安心」と「実績」を持つ同社が、ブルーアガベに引かれたことは、健康志向へのシフトもさることながら、ブルーアガベの味の素晴らしさに感銘したことがあるかららしい。同社は洋菓子では各種の栄誉ある賞を受賞しているまさにケーキ専門の企業。その会社が、新しいケーキの食べ方を提案しかけてきている。中部空港セントレアーにおいて、6月5日までイベントが行われ、そこで試食できるようになっていると云う。これをきっかけにその他の商材への活用を研究し始めている同社らしい。今後どのようなものが出されて来るのか、大いに興味あるところだ。
ボンボヌール商品紹介サイト

ビーガンの世界

2007-05-13 23:01:23 | ブルーアガベ入門
1944年にイギリスで旗揚げされたビーガン・ソサイエティという団体がある。ビーガン(Vegan)は完全な菜食主義者のことだ。彼ら自らのウェブサイトでも認めているように、ビーガンの数はイギリスにおいて25万人程度。ヒンズー教徒の数千人加えるだけの小さなグループだと言える。通常のベジェタリアン(菜食主義者)をより極端にしたのがビーガンと考えれば良い。

市場として小さな存在でしかないビーガンだが、アメリカにおいては徐々にその存在は大きくなってきている。市場がビーガン化するというよりは、彼らの視点を市場が無視しえないようになってきているからだ。肉食が無くなるような時代は、来ないと思うが、身体をデトックスするようなとき一時的にもビーガンへなびく人は増えてきているからだ。しかもそのメッセージは、より地球環境にやさしく、内からの健康を促進した生活推奨なので、最近の時流にも乗っているかもしれない。日本においても、精進料理など、既にビーガン的な色彩を持った食生活を想像すれば、いかに平和的な考えか理解されよう。

面白いことにビーガンの人たちは、一般の人と同じ食生活をしたいのだけれども、卵や肉に代わる食材も探しているのだ。そこがどことなく欧米的な合理性かもしれないが、菜食主義故にどうしても栄養の多いもの、バランスのとれるものを考えていることが多い。そんな意味から甘味料は、従来は蜂蜜やメープルシロップを提案していたのが、蜂蜜はミツバチという「小さな動物」を経て採取されているということから、それに代わりブルーアガベが推奨をされ始めている。ブルーアガベが甘味料として市場に参入をしてきたのはまだ新しいが、このように健康と食にこだわる人たちによって選ばれていることは、ブルーアガベの浸透度の早さと良さが認められてきている証左だろう。ビーガン・ソサイエティのウェブサイト