ブルーアガベ Blue Agave

健康エージの甘味料。9000年前からのメキシコの先住民からの贈り物。

Denverのデンデリー

2010-04-29 14:01:31 | ブルーアガベ入門
アメリカのスーパーでブルーアガベは普通見られるようになったが、まだ多くの日本食料品店やスーパーで見かけるところはほぼないといって良い。それは、日本食料品店系販売店は、日本人が通常買うような食材が中心になっているからだ。当然、和食材などのディストリビューターが、この新たな甘味料のトレンドを見過ごしている点も上げられよう。どうせアメリカのスーパーにはあるので、売らなくとも良いと感じているかもしれない。

鉄平オーガニクス ブルーアガベシロップ

Teppei Organicsも現時点では、この方面のディストリビューションへ入るよりは、日本市場向けにエネルギーを注ぎたい感じでいる。折角日通のePelicanとの連動もできるようになったので、産直のような形で最終消費者に良いモノを分けてあげたい気持ちが強いのだ。

しかし、どこか地元で販売をするところを選ぶとすれば、1拠点くらいは欲しいと思っていた。販売の一号店になったのが、デンバーにある、高級寿司のスシデンの姉妹店である、デンデリー店だ。デンデリーで売っているとなれば、鉄平オーガニックスとしてはかなり自慢できる販売拠点だ。

鉄平ブルーアガベのボトル詰め

2010-04-24 11:08:18 | ブルーアガベ入門
ブルーアガベを日本に紹介をして来て5年が経過しました。日本でのニーズが高い商材であるにもかかわらず、販売が伸びて来ていないのはやはり高価格なためであることは違いありません。日本へ輸入をしている企業の努力にも関わらず、コストを下げられないのは、やはり高関税と日本特有のディストリビューションコストによるところが大きいのではないでしょうか。ブルーアガベのコスト自体は、砂糖などの甘味料に比べたら確かに高いですが、現在の日本での価格では、販売促進をしても、市場が広がることはあまり考えられません。

ブルーアガベ鉄平オーガニクス

メキシコでボトリングすることも考えたのですが、まずは、コストは安くできても今度は輸送のメカニズムがうまく構築できずに、コスト高になってしまうので、ボトリングはアメリカで行なうことにしました。もちろん、アメリカでのボトリングと言っても、工場が有機認定(USDAOrganic)を持っていなければ、折角取れている有機認定が駄目になるので頭痛の種でした。我々の規模でやってくれる有機認定工場は少なく、しかも、現在のブルーアガベブームで、余力のあるところがコロラドに少ないことも判明。でも、粘りに粘って、アメリカで大手になりつつある、あるブランドの指定工場を活用させてもらいました。

コロラドの良さは、デンバー国際空港近くに日本通運の米国支社があり、出荷業務はこちらが担当をして、ePelican業務のセンターであるサンフランシスコのオフィスの助けを得て日本向けのサービスを構築しました。ePelicanシステムの管理は、日本通運のロサンゼレスオフィスが主体。もちろんウェブデザイン、システム調整などは、当社のエミさんが一大奮闘をして構築しました。このようにして生まれているのが、日本で高級ブルーアガベの最安値の販売システム構築です。もちろん、パートナーのジェイソンと私は、メキシコのメーカーとの交渉などをして来ており、最良の食材をご提供できるように努力してきました。昨日からの発売開始で、相当数の方からの購入もあり、今後の継続的な販売とサービスをどのようにするのか、検討をしていきます。