ブルーアガベ Blue Agave

健康エージの甘味料。9000年前からのメキシコの先住民からの贈り物。

ブルーアガベの市場普及

2016-03-26 16:44:15 | レビュー
このブログでブルーアガベを紹介し始めた4-5年前、ブルーアガベの販売はナチュラル系のスーパーが主流だった。ロハスのメッカであるボールダーに限って言えば、ホールフーズやアルファルファあるいはラッキーズなどのオーガニックやナチュラル食品を売るスーパーが主に取り扱っていた。しかし、ここ数年の現象になるが、より一般スーパーや小売店などでも販売されるようになっている。ブログの写真は会員制のコストコCostco(アメリカではコスコと発音)でパレット単位で積み上げて売られるようになっているのだ。ブルーアガベがもはや、一部の自然食やナチュラル系の顧客の域を脱しきて、一般消費者に消費が広まっている証左だろう。精製された砂糖や人工甘味料よりはブルーアガベへの傾斜が見られるようになっているのは、アガベにはオーガニック物が多く出回っている。つまり遺伝子組み換えがない、また、添加物もない、甘さのキレが良く多方面の食材に使ったとしても味が素晴らしいこと、甘さが砂糖よりも甘いので使う量が砂糖よりも少なくて済むというカロリーカットの魅力、そうして副次的な効果としてに血糖値上昇指数が低いことが挙げられる。因みにコストコで販売されるようになるのには、同社の厳しい衛生基準やサプライヤーの検査をパスせねばならず、消費者にとって問題のある食材などは扱わない方針が他のリテーラーに比べて厳しいことから、大きな意味がある。パレットでブルーアガベが売られている姿を見ると、コストコの限られた商品群の中でいかに大量に売られているかわかるもの。日本でのアガベ取り扱い販売店も次第に普及してきているが、コストコのような販売展開にはまだ至らないだろうけれども、今後の方向性を占う一つの目安になっていると言って良いだろう。(岩山鉄平)

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