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ずいぶん前のことになるが、ボールダーのVGBurgerというベジェタリアン向けのハンバーグ屋さんを紹介する時に、そのお店でドリンクファウンテンを見つけ、その名前がOogaveだったことで喜んだ覚えがある。アメリカのファーストフード店で良く見かける、カップの料金さえ払えば飲み放題のファウンテンだ。そのOogave社は、エキスポウェストなどでも見かけたが、今日はその工場を見学することはできた。残念ながら、工場内の写真は掲出できないが、Marvel of Marketingの肩書きを持つ、創業者の一人Scott D. Ragoさんと話をすることができた。
Ragoさんは、もともとNY州のバッファロー生まれだが、その後アリゾナやその他の州を廻り、コロラドに落着いた人だ。そこで天命を授けられるかのように、High Fructose Corn Syrup入りの清涼飲料水から、より健食なブルーアガベだけで甘味をつけたOogave Drinkを造った人の一人だ。実際のフォーミュラーの配合などはスティーブという仲間が造ったのだが、スコットがマーケティングの仕事を受け持つことになった。
あまり、詳しすぎることは書けないが、ファウンテンから成長して、現在ではボトリングをするところまで行った。コロラドをベースに何と25州で商品は売られるようになっている。この短期間にもの凄い成長だ。ホールフーズなどにもファウンテンを置くかたわら、積極的にボトリングをして、販路を拡張している。彼らとしては、通常の清涼飲料水がシロップ系のHFCSで造られているのに嫌気をさして、より健食なものを造ることに努力をしているのだ。良い物を世の中に広めることが彼らの使命と任じている。
現在の商品はMandarin Key Lime, Watermelon Cream, Ginger Ale, Esteban's Root Beer, Grapefruit, Esteban Colaと6種類の飲料だが、すでに次の試作品も味見させてもらった。どれもUSDA Organic(農務省の有機認定を貰ったもの)であり、今後の予定も聞いているので彼らの発展ぶりを心から願うところだ。いずれにしても、これまでファウンテンで、大手他社清涼飲料水のファウンテンに間借りをさせてもらっていたものが、あまりにも売れるので、契約上扱えないようになったところも多いらしい。それだけこの商品が伸びることを暗示しており、ブルーアガベ飲料水の本格的参加が比較的近い内にでき上がってくることだろう。楽しみだ。
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