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ブルーアガベ Blue Agave

健康エージの甘味料。9000年前からのメキシコの先住民からの贈り物。

モロッコのミント・ティー

2006-11-07 02:08:47 | レシピー
茶やコーヒーの文化は世界の隅々まで行き渡った文化だ。それはシルクロードや大航海時代を経て多くのところに商品が取引され、その地の文化になったものも多い。紅茶にしても、大航海時代によってヨーロッパに渡った文化であり、中国やインドの緑茶が航海途中湿気で劣化したものを救済するための苦肉の策だったとは信じられない歴史の皮肉だろう。

今日はホールフーズのスーパーのメニュを紹介したい。ホールフーズでは、モロッコのミント・ティーの作り方を紹介している。モロッコ・ティーを楽しむのだったら、ティーポットやカップにも凝らないといけないかもしれないが、上質の緑茶を使わなくとも異国情緒を友達たちとひととき楽しむきっかけになりそうだ。モロッコの人たちは砂糖をたっぷり使うようだが、そこは健康を売りにするホールフーズ、ブルーアガベの利用を奨めている。

6人用の材料

緑茶を大さじ三杯
水カップ8杯
フレッシュ・スペーアミント一束
ブルーアガベ4分の1カップ

作り方
お湯を鍋で沸騰させ、火を止めてから緑茶を入れる。蓋をして4-5分おき、その後リンスをしたミントの葉っぱを入れて再度5分ほど蓋をする。その後にブルーアガベを入れ、かき混ぜる。葉っぱなどを濾してサーブする。飾りにミントの葉っぱを添えることも良い。

冷やしてサーブするのだったら、室温まで下がるまで待ち、ティーを蓋のあるピッチャーに移し、冷蔵庫に入れて冷やしておく。注ぐ時はトールグラスなどに入れて、飾りにミントの葉っぱを添えると良い。

これでとても爽やかなモロッコ・ミントティーを楽しむことができるだろう。

ホールフーズのモロッコ・ミントティー

チョコレート・ムース

2006-10-12 02:00:11 | レシピー
ベジェタリアンやビーガンが多いせいか、アメリカでは豆腐を活用したデザート類が多い。日本人には、なじまない人もいるだろうが、アメリカから始まり欧米全体での豆腐活用は確かに増えている。醤油との組み合わせなどを考えないのは、縛り付けられる文化的な既成概念がないからだろう。

今日紹介をするのはチョコレートムースだ。

1 カップ ココア粉末 あるいは固形チョコレート
1/2 カップ 豆乳
1 丁 豆腐(絹ごし)
大さじ6 ブルーアガベシロップ
小さじ半杯 バニラエッセンス
飾りにイチゴ

固形チョコレートの場合は、豆乳とチョコレートの固まりを電子レンジで、少しずつ暖めながら融かしていく。粉末のココアでも、徐々に暖めながら混ぜていく。

豆腐をブレンダーかフーロプロセッサーでペースト状まで滑らかになるまでブレンドをする。そこに融かしたチョコレート、豆乳、ブルーアガベ、バニラエッセンスなどを入れる。全く滑らかになるまで、かき混ぜる。必要に応じてブレンダーの側面などに付いたものを取り除きさらにかき混ぜる。

出来上がったものを、サーブする容器に入れ、冷蔵庫で一時間ほど冷やしておく。また、個別のサーブでなく、ケーキ風にしたかったら、ローファットのクッキークラスとなどに入れ込みチョコレートムースパイに仕立て上げてしまう。最後にイチゴで飾り付けを行う。

味に少しのフルーティーさを付け加えるのなら、ブレンダーで豆腐などを混ぜているときに、少し熟したバナナをブレンダーに入れてしまうと味はさらに美味しい



簡単な自家製トリュフル

2006-10-10 15:36:37 | レシピー
美味しいトリュフルを自分で作ることを考えるとは思わなかった。しかし、こうやってブルーアガベのことを書き始めると、商品ならともかく、レシピーについては自分で作れないものを読者に人には奨められないだろうと云うことで思い切って挑戦をしてみた。日曜日の日に、ナチュラルスーパーに行っていろいろと今まで使ったことも買ったこともないものをかき集めてきた。女房は、亭主が本気でトリュフルに挑戦するのかと云うことで横から見てくれていた。

チョコレートは健康に良いと云うことは周知の事実となってきている。しかし、市販の商品を買っていると、いくら良く美味しいものだとわかっていても、最終商品の原材料は何を使っているのか安心できない点も多い。知らないだけでは済ましたくないのだが、自分で作るとなると、一つ一つの材料を吟味していくので、安心して食べることができる。

トリュフルを作るのに使った原材料は下記の通り:
大さじ4杯   バージンココナツオイル(固形上のもの。摂氏25度くらいにならないと融けない)
大さじ3-4杯 ブルーアガベ
半カップ    生のココア粉末
バニラエッセンス少々
小さくきざんだヘーゼルナッツ

この作り方にこつなど要らない。まず、固形のバージンココナツオイルを液状になるまで熱を上げ、融かす。そこにブルーアガベ、ココア粉末、バニラエッセンス、ヘーゼルナッツなどをすべて混ぜる。味に少しアクセントを入れたいときには、お好みのリキュールなどを少々入れる。レシピーには塩を少々入れたり、カイェンヌスパイスを入れるともある。すべてを良くかき混ぜ、冷蔵庫に入れ少し冷やすようにする。バージンココナツオイルが固まるにつれ、チョコレートは液状だったものがまた固まってくる。それをスプーンで少量ずつすくいあげ、玉にして並べていく。その上に、ココア粉末をまぶすともう出来上がりだ。

できた結果を女房に食べさせたらとても美味しいの評価を得た。今後いろいろと実験をしてみたい。

ココアをあまり使いたくない人は、カロブビーン(イナゴ豆)の粉末を使うと良い。カロブは疑似チョコレートであり健康にも良いらしい。バージンココナツオイルについても、健康に良くないと思っている人も多いようだが、実際は適度に摂ると云うことであれば、油としてはとても健康的なもののようだ。
体に良いとされるバージンココナツオイル(英語版)

バージンココナツオイル説明の日本語のウェブリンク

メキシカン・カカオ・スムージー

2006-10-02 13:40:52 | レシピー
クラークウェルネスというホリスティックな健康のカウンセリングをしているIsabel H. Clarkさんは、かなり珍しいメキシカン・カカオ・スムージーを提唱している。美味しくてエネルギ満点のこのスムージーはコーヒーよりもデリッシャスだという。滑らかな舌触りと、芳醇な甘さながらも酪農製品や砂糖などを利用していないところを売りにしている。デザートに、あるいは午後のエネルギーブースターに、あるいは単にブレークファーストとしても優れているのだという。氷を砕く強力なブレンダーが必要。

材料としてはRaw cacao nibsはまさにカカオの木の種だ。日本で売っているか判らないがアメリカの大手のナチュラルスーパーにはある。甘さを引き出すのは低血糖値の威力を示すブルーアガベだ。酪農製品の代わりをするナッツミルクもナチュラルのスーパーで売られているだろう。

2/3 から 3/4 カップのヘーゼルナッツかアーモンドミルク
大さじ3 カカオの種
大さじ1 to 2 ブルーアガベ
塩を少々
小さじ1/2 バニラエッセンス
小さじ1/4 シナモンの粉
バナナ1/2本
アイスキューブが15-20
飾り付けのために、写真のようなフレッシュミントあるいはシナモンスティンク

すべての材料をブレンダーに入れて、氷が完全に滑らかに粉砕されるまでにブレンダーをかける。味付けは好みによって調整。飾り付けは、写真のように行う。食感を楽しむためにできたらすぐにサーブする。

クラークウェルネス

毎日スムージーに挑戦しよう

2006-10-01 06:36:46 | レシピー
スムージーは、フルーツをブレンダーにかけることが多いので、絞り出すのではなく、果物の栄養素をすべて飲める形にしてくれる。アメリカではスムージは健康的な生活をしている人に取っては、なくてはならないものになっている。果物や野菜を多く取ることは健康に良いと分かりきっているので、スムージを、定期的に飲むようにすることは生活習慣としては素晴らしいことだ。しかし、そのスムージーも外で飲むようにするより、小型ブレンダーを購入して、家で毎日調合を変えながら、自分の好みと気分に合わせたものを作っていることは、生活のリズムとして形づくっていけば楽しいだろう。

スムージーにもブルーアガベは大活躍だ。グーグルのキーワードサーチにスムージーとブルーアガベを入れると、もすごいヒット数がある。アメリカでも家庭で簡単に作られているスムージーのいくつかを連載で紹介しよう。最初のものは、簡単なレシピーのものだ。次号は、より複雑な面白いものを紹介しよう。

熟した西洋梨を一つ。皮をむいて、芯を取り、小さく切っておく
種無しグレープをカップ半
熟したバナナを一本
ブルーアガベシロップを大さじ一つ
クランベリーかオレンジジュースを4分の1カップ
氷(アイスキューブ)5片

スムージー・レシピー

ポシェーした西洋梨

2006-09-29 15:55:46 | レシピー
写真で美味しそうなデザートやグルメのディッシュを見ると何となく豊かになる感じがする。しかし、健康を考えていくと、美味しいだけの尺度でモノゴトを見ていくことができにくい世の中になりつつある。「美味しく」て「健康的」と云うのはこれまで相反する言葉のようだったが、素材の研究などでそれが場合によっては可能になってきている。今日ご案内するポシェーしたペアは、まだ必ずしも超健康的とは言えないが、ブルーアガベを使うなどの努力をしているところからデザートしてはかなり進歩的と言えよう。それでは、レシピーの案内をしよう。

ポシェーした西洋梨

材料
2 Bosc 梨を二つ
4 cups 甘めの白ワイン
1/2 cup ライムジュース
1/2 cup ブルーアガベ
2 バニラの豆
飾り付けのためにビートパウダー

作り方:

白ワインとライムジュースを鍋で混ぜ弱火で暖める。バニラの豆を壊し中身と皮ごと一緒に煮込む。液体の温度が70度から80度くらいに温まってくると梨の皮をむき、鍋に浸して入れよう。鍋に蓋をして、少なくとも2-3時間ポーシェをしてみよう。ペアが完全に調理された段階で、鍋から出しておこう。

ソース用:

ポーシェした液体を3分の2カップほど別の鍋に入れ、中火以上で火にかける。そこにブルーアガベを加え沸騰をするところまで温度を上げる。混ぜた液体がダークになり、少しドロドロになりカラメル化するときまでに込む。

写真のようにカットをして、上からブルーアガベベースのソースをかける。とても美味しそうではないか。果糖だけで甘くしたおいしいデザートだ。ビートパウダーは手に入りにくいかもしれない。ない場合はミントの葉っぱを少し香りのためにかけるか、ライムの皮を薄く香りのためにまぶすか、工夫をしてみよう。

アーモンドバタークッキー

2006-09-28 01:29:20 | レシピー
今回はセリアック病になっている方のレシピー。セリアック病と云うのは、小腸の内壁がグルテンや同種の蛋白質の摂取でダメージを受ける病気。セリアック病になっている人だと小麦粉など使えない人なので、欧米では、食事に制限ある人のために多くのレシピーがある。今回のレシピーは、酪農製品も避けているので、酪農製品に敏感な人にも役に立つことだろう。簡単なレシピーの割には味も通常のようなものと遜色なく、ビタミンやミネラルも多く取れるので試されることをお奨めする。このレシピーの簡単さにも唖然とされる方も多いはずだ。

この分量の目安は直径5センチのクッキーが16枚くらいできる。

アーモンドバター   半カップ
アーモンド粉末    2カップ
ブルーアガベ     大さじ6杯
バニラエッセンス   小さじ半杯
アーモンドエッセンス 小さじ半杯

オーブンを180度くらいに設定しておく。

ボウルにアーモンドバターを入れ、柔らかくなるために十分にこねる。特にアーモンドオイルが分離をしているのであれば、それを混ぜ合わせるようにする。そこに粉末のアーモンド、ブルーアガベ、と二つのエッセンスを良くかき混ぜる。混ざったものをベーキングシートに分けてのせ、焼くだけ。10-15分くらいたったら色が黄金色か少し焼けてきたと思ったらオーブンから出す。もし、もう少しかりっとしたものが欲しければ、温度を少し低めにして、長めに焼く。

ピスタチオの甘バター

2006-09-15 15:04:13 | レシピー
ブルーアガベのシロップの良さは、食材の味を引き立たせる黒子的な存在だと言える。蜂蜜やメープルシロップのように個性が強くないので、どのような食材に対してもサポーター的な力を発揮する。そのために今までは考えられなかった、組み合わせも可能になる。

今日はピスタチオとの組み合わせを提案したい。ピスタチオの栄養成分は、ビタミンAからB-6、マグネシウム、鉄、銅、リン、チアミン、及び、カリウムを含む亜鉛までのミネラルが多いのが特徴的である。また、食物繊維が9.2%と多く、コレステロールは0であり、そして、脂質では飽和脂肪酸が極めて低くオレイン酸、リノール酸の単価不飽和脂(Monounsaturated Fats)酸が豊富に含まれている。これは、冠状動脈の心臓病の危険性を下げる役割を果たすため、健康な心臓にかかせないものである。(はてなダイアリーから抜粋)今日は、シバの女王も好んだと云うピスタチオを使って、甘いバターを提案したい。このレシピーは、アメリカの101 Cookbooks人気サイトから参考して作らさせていただいた。

ただ、その前にピスタチオの栄養価から見てみたい。このようなものをブルーアガベの調理をすることでますます健康的なバターの代替品が手に入れられるのだ。しかも自分で作ることによって、添加物を全く排したものができるだけでなく、何を食べているのか堪能をすることもできよう。

プスタチオの栄養価:
エネルギー  615kcal
ナトリウム  270mg
ビタミンB1  0.43mg
たんぱく質  17.4g
カリウム   970mg
ビタミンB2  0.24mg
脂  質   56.1g
カルシウム  120mg
ビタミンE   4.0mg
炭水化物   20.9g
マグネシウム 120mg
ナイアシン  1.0mg
灰  分    3.4g
リ  ン   440mg
食物繊維    9.2g
鉄       3.0mg
コレステロール 0mg

まず、材料としてはピスタチオをカップ1個、アーモンドをカップ一個、ともに殻とともに皮もきちんととっておく(色彩感覚のためだけ、色彩を気にしなければ薄皮を残しても構わない)、ブルーアガベカップ半杯、カップ半杯のお湯、塩を少々。

上記の材料をフードプロセッサーに入れて、ペースト状にまで持っていく。できたものをきれいな保存容器に入れておく。鮮度を守るために冷蔵庫に入れることを忘れないようにしよう。このピスタチオ甘バターを使い、お好きなパンにつけて食べれば健康なバターを楽しんでいただくことは可能だ。お試しあれ!


ピスタチオ

バナナ・パンケーキ

2006-09-14 04:33:45 | レシピー
アメリカ庶民の食事を語るとき、ホットドッグ、ドーナツ、ハンバーガー、アップルパイと抜くことができないのはパンケーキだ。パンケーキ専門のようなお店もあるくらいであり、種類も豊富だ。

ここでは、ブルーアガベを味付け使い、シロップをかけたければかけても良いが、なくとも大丈夫なレシピーを紹介する。シロップをかけたければ、ブルーアガベとレモン汁を混ぜたものをかけるとさっぱりして美味しい。ちょっとだけお酒を入れたければ、カールア・リキュールとブルーアガベを混ぜたものをかけるのも、バナナとチョコレートの風味でとても美味しくなる。

無塩バター      小さじ4
小麦粉        半カップ
全粒小麦粉      半カップ
アーモンド砕いたもの 半カップ
ミルク        1カップ
バニラエッセンス   小さじ半分
ブルーアガベ     大さじ4
ベーキングパウダー  小さじ2.5
塩          少々
熟したバナナ     2本
たまご        2個

バターを中火で溶かす。
小麦粉、ベーキングパウダー、アーモンドや塩塩を混ぜておく
バナナをすり潰しておく。すり潰したバナナを大きなボウルに入れてミルク、たまご、ブルーアガベ、バニラなどとかき混ぜる。そこに溶かしたバターを入れる。そこに粉類をかき混ぜる。柔らかくかき混ぜたら良い。フライパンの中火以下に暖める。そこに少しの植物油で油を敷いておく。増量することを検討に入れて、できた混ぜ物を適量に数回に分けて円形になるように広めておく。上面に空気泡ができるまで焼く。軽く下面を覗き黄金色になってきていれば、ひっくり返し、モノの1ー2分で焼き上がりだ。

追加シロップが欲しい場合は、上記のものを入れても良し、あるいはブルーアガベで和えた、いくつかのフルーツを小刻みにしたフルーツシロップを作っておきかけるのでも良い。ブルーアガベはメープルシロップや蜂蜜と違って、中立の味なのでオレンジジュースやリンゴジュースで即席のフルーツシロップをつけてかけてもとても満足いくはずだ。

ハラペーニョ

2006-09-06 15:54:27 | レシピー
来月にまたメキシコに行くが、楽しみにしているつまみが一つある。それはハラペーニョの酒の肴だ。写真を見ていただくと二つのソースが出ているが、右にあるのは典型的なメキシカンのサルサだ。ピリリッと辛くトルティーヤチップスで食べるあれだ。

暗いレストランバーに入った時に、二つあったもう一つのが何なのか分からなかった。土地の人に聞いたところハラペーニョの酒の肴だと言う。さぞかしい辛いだろうと思ったら、我慢できる程度だったのだが、一度食べ始めたら止められないくらいハマってしまった。ハラペーニョはかなり激辛から甘いものの範疇があるが、辛めだったりでもしたら、ビールとの組み合わせは最高となり、それは飲み過ぎてしまうくらいだ。

それでは、ハラペーニョのレシピーを言ってみよう。もちろん、ハラペーニョは半分に切り、中の種を取り除いて、洗浄をする。つけ汁を作るが、これは少し人の好みで良いかも知れないが家で実験した結果、次のつけ汁の組み合わせが美味しかったと思う。ご自身でお試しあれ。

つけ汁の材料は、
白ワイン 70%
ブルーアガベ 15%
しょう油 15%

日本酒でなく、白ワインというところが面白い。「白ワイン」と「しょう油」の組み合わせをメキシコでみるとは夢にも思わなかったが、結果的には美味しかったのでご紹介する。ハラペーニョがなければ、少し辛めの獅子唐でも良いかも知れない。しょう油が多いと塩辛くなって食べにくくなるので注意。