新渡戸稲造記念 さっぽろがん哲学外来

さっぽろがん哲学外来の活動予定や活動の様子などを
皆さんにお伝えします。皆さんの参加をお待ちしています。

がん哲学校たより・13(0030)

2014年02月10日 | 樋野先生からのメッセージ
がん哲学外来がロンドン大学でも開かれる!
樋野先生がロンドン大学で講演されることが決まりましたのでお知らせします。
がん哲学外来が国外でも注目され世界中に広がっていくと素晴らしいですね。

日程:2014年3月26日(水)(March 26, 2014)
タイトル (Title):「がん哲学~われ21世紀の新渡戸稲造とならん~」
「Cancer Philosophy ~I want to become the Nitobe Inazo (1862~1933) of the 21 century~」

講演者 (Speaker): 樋野興夫 (Okio Hino, M.D., Ph.D.)
Prof. Department of Pathology and Oncology, Juntendo University School of Medicine, Tokyo

時間:18:30~  Death Cafe & Cancer Philosophy Clinic
20:00~21:00 樋野先生レクチャー(質疑応答)

がん哲学外来について

患者さんが抱える悩みは病人としての悩みではない。人間としての悩みです。 がんという大病を得たとき、それを背負って人間としてどう生きるかという深い悩みです。それは「心のケア」というレベルではなく、自分という存在そのものを問う領域なのだと思います。ですから、「がん哲学外来」では、来られた方を「病人」の側面だけではなく、ひとりの人間としての悩みに焦点を合わせます。同じ人間として、対等の目線に立って、人間を学ぶ「人間学の場」でありたいと考えるのです …(提唱者であり当会の顧問である順天堂大教授・樋野興夫先生の著書より)

札幌の「がん哲学外来」(開設趣旨)

私達は樋野興夫先生の志に賛同し、車座になって意見交換をする運営をめざします。講演会スタイルではありません。参加者全員が同じ立場、同じ目線で耳を傾け、縁のあった方々に寄り添うことを願っています。