貝の博物館

今回一番行って見たかった、竜串の貝の博物館。築４０年前後経って、廃館になりかかっていたのを、建築物の価値を再評価し、最近リニューアルオープンした物です。今見ても設計の古さは感じられず、素晴らしい建築物です。トップライトの光を二階の展示物を通して一階に光を導くアイデアは、参考にしたいと思います。一階から天井を見ると、海の底から見上げた時のような、感動があります。貝の展示物が空中に浮いているような、不思議な感じがしました。貝をイメージした外観。手摺にもアイデアがあり、楽しい気持ちになりました。こんな素晴らしい建築がありながら、町はこの建物を利用しきれていないと思いました。素晴らしいロケーションに恵まれていて、地元の良い物と組み合わせると、面白い提案が出来るのに、勿体ないなーと思いました。地域の宝物を、生かして行けば、新しい物が出来る。大月町には、その素材力があると感じました。

ツーリング先で見た、素晴らしい朝日。

雨で、流れ流れになっていた、一泊二日のツーリングに、ようやく行って来ました。写真は足摺岬にある宿、サライから見た朝日。前日夕食時、ビールを飲み、即寝たおかげでで、朝早く起きて、見る事が出来ました。宿の前は水平線が円く見え、北東に開けて圧倒される景色でした。朝日を見ると、意味も無く、何か良い事がありそうで、思わず願をかけました。何も無いと、土地の人は言うのですが、よそから来ると、その素晴らしさに、圧倒されます。やはり近くにいると、見えない事が、多いようです。その土地にある、良いものは、一度離れて見ると、良く見えてくる事があるようです。足摺の景観が、このまま次の世代に残せるようにと、本当に思います。