寒いので、久しぶりに室戸へ、菜の花を見に行って来ました。この時期、毎年春を感じに行く、恒例のツーリングです。走っていると寒いのですが、止まると温かく、日向ぼっこには最適な日でした。
菜の花に囲まれ、狛犬の首に巻かれた赤布が引き立っていました。
この神社の周りは、細い竹でびっしり覆われていますが、良く見ると段々畑に竹が生えていました。人手が減っている、地方の現実が垣間見れます。観光客の人手もまばらで、活気のなさが感じられました。目の前に大きな深層水の工場があり、働く場所もあるようですが、備長炭や鍛冶屋、左官、大工、農業、漁業、のように、地元の形。そこでしか出来ない高付加価値が付けれる物でないと、根づかないと感じます。外人さんが、日本の伝統文化、職人の仕事がクールと感じるのは、その人その地方にしかない、仕事や作法が、かっこよく映るのだと感じます。地方を再生するには、その地方の、伝統文を生かした取り組みでないと、根づかないのではないでしょうか。労働賃金が安いからと、大きな工場を持ってきても、そういう物は、他にもっと安い場所が出来ると、そちらへ移ってしまうのは、韓国~中国~インドと移っていった、工場を見てると分かります。大きな工場より、地方の文化を取り入れた取り組みが大切だと、痛感しました。