土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

地元の素材だけで作られた、小さな小屋。

2011年11月10日 21時51分49秒 | Weblog

小さな家は合理的だ。暖房も効率よく、掃除も簡単。かたずけなくては物があふれるので、物をあまり持たない生活になるので、シンプルな暮らしをせざる得ない。この家はキャンプの延長。窓の外は自然のリビング。川も、山もその一部と考えると、広いリビングは必要ないのかも。広い部屋、家が本当に良いか?幸福度と、GNPのどちらかみたいな気がする。広い家が幸福度が高いかというと、ちょっと違う気がする。確かに広い方が便利だが、一人でいると何か寂しくもあるような気がする。狭いは確かに不便だが、人が近く、にぎやかで、楽しそうな感じもする。出来るならば、家族が多い時には広く、少なくなれば小さくなる家があれば良いのだが。そう言う意味ではこの家は、時に広く使え、人が少なくなったときは小さく使える理想的な家なのかも知れない。土佐人は山に小さな小屋を持っていると、他県の人にうらやましがられるようにしたいと思っている。その土地の素材だけで作った、本物の家を。安全なシェルターになる家、自分で直そうと思えば修理できる、体にも安心な家を持とう。そして、その家には必ず火の使える場所を作ろう。そうすればエネルギーの自給が出来る。あまりにも他人任せの都市生活。人は楽だから幸せではない。自分で生きていけるから幸せなのだ。エネルギーを選ぶ権利が国民にはあるはずなのに、未だに原発を再稼働しようとしている。それは国民の為?この国の民主主義てなんだろう。永遠の発展なんてないのは歴史が教えている。各自がどんな生き方をしたいのか、明確に考える時に来ている気がします。その意味では、この小さな小屋は、これからの土佐の豊かさを、変えるのかも知れない。