社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

8月30日(月)

2010年08月31日 08時51分01秒 | 2010年

  6時起床。朝、久しぶりに体重を計ったら、入寮直後に比べて体重が3キロも落ちていた。この3週間に関しては体重が増えても仕方ないと思っていたので、この結果にはかなり驚いている。確かに、よくよく振り返ってみると、ご覧の通り昼と夜はしっかり食べているが、朝はウィダーインゼリーで済ませているし、飲み物も大量に買い込んだ「Contrex」ばかり飲んでいる。それに何より、間食が全くなくなった。そうか、特に何もしなくても、食生活に気をつけるだけでこんなに効果があるのか。

  今日の授業は、税務と組合決算。税務に関しては、消費税の仕組みが案外複雑であることが意外だった。100%消費者が負担するものであるにも関わらず、中小企業がその値上げに強く反対しているのは、そういう理由だったのか。組合決算に関しては、やはり大切なのは貸借対照表と損益計算書である。これらに関しては、単に作ったり読んだり出来るだけではダメで、その数字の背後にある「現状」を汲み取れるようにならなければならない。それらに加えて、組合特有の財産目録や剰余金処分案も、きちんと作らなければならないわけだ。覚えてしまえば何てことはなさそうだが、最初は少し大変かもしれない。また、細かいところでいうと、減価償却について、簿記で習ったのとは違う方法を学ぶことが出来た。計算方法は少し複雑だが、より現実の感覚に近い償却が行われるので、個人的にはこちらのほうがしっくり来る。


昼食は、「他人丼の卵とじ」

  授業終了後、大学の先輩にゴルフの打ちっぱなしへ連れて行って頂く。18時前から打ち始めたのだが、まだまだ気温が高く、滝のように汗が流れてくる。時間にすると、2時間ぐらい打ち続けたのだろうか。相変わらず改善点はたくさん出てきて、その全てを修正することは出来なかったが、少しずつ確実にステップアップしているのは感じる。何より、全てのポイントを押さえて思い通りのスイングができ、ボールが綺麗な弧を描いて真っ直ぐ飛んだ時の爽快感がたまらない。そういうスイングが出来る確率を増やすことが出来れば、軽快にショートコースを回ることが出来るようになるのだが。とりあえずは、グリップの握り方と腰の向きだけは完璧になるようにしたい。

  その後、近くにある大きな熱帯魚屋さん「P.D」に寄る。ここには珍しい魚や動物がたくさんいて、下手な水族館よりよっぽど楽しめた。「ファインディング・ニモ」の魚(また名前を忘れてしまった)やサメ、観賞用のフグ(個人的にはこれがお気に入り)、動物でいえばフクロウやヘビなど、とにかく見所が多い。おそらく、2時間ぐらいは平気で楽しめるだろう。


リアルニモ

  夕食は、イオンむさし村山ミュー内にある洋食屋「神田グリル」へ。食事をしながら、色々な話をする。実は、ご本人が読んでくださっている状況でこういうことを書くのはちょっと恥ずかしいのだが、私にとってこの時間はゴルフをやっている時間以上に楽しい。忌憚のない意見で考えさせられることも勉強になることも多いし、話をしているうちに自分の考えていることがまとまっていくような気もする。あまりに持ち上げると嘘くさいのでこれぐらいにしておくが、今日は本当にありがとうございました。次回は、佐賀の方も是非ご一緒に。週末でもいいし、何なら有休取ろうよ。


「ポークカツレツ」

  土曜日に引き続き寮まで送って頂き、22時半過ぎに帰寮。すぐに大浴場で汗を流し、図書館で借りた本を読んでから(明日返さなければならない!)、日付が変わる頃に就寝。全身が、心地良い筋肉痛に包まれている。


8月29日(日)

2010年08月31日 07時40分41秒 | 2010年

  6時半起床。シャワーを浴びて身支度を整え、7時半にロビーへ集合して出発する。寮から歩いて5分ほどのところにあるバス停から立川駅行きのバスに乗り、立川駅近くでレンタカーを借りる。富士急ハイランドではレンタカー会社と提携したセットプランを出しており、今回の例(6名で8名定員の車を借りる)であれば、24時間のレンタカー代と1日フリーパスが付いて、1人5600円で済む。これは、かなりお得なプランだ。車で出発したのは8時半前。行きは高速道路もほぼ順調に流れていたので、10時ぴったりに現地に到着することが出来た。


こんなに近くで富士山を見たのは初めてだ。

  入園後、さっそく「フジヤマ」へ。待ち時間は1時間40分。暑い中を延々と並ぶのは大変だが、富士急ハイランドに来てこれに乗らないわけにはいかない。このジェットコースターは、高さ・スピード共に世界最高レベルと言われている。スピードはともかく、高所恐怖症の私にとって「世界最高レベルの高さ」は心臓に悪すぎる。しかし、実際に乗ってみると、最初こそ戸惑ったものの、段々高度が上がるにつれて感覚が麻痺し、目の前に富士山の絶景が広がっていたこともあって、あまり恐怖は感じなかった。ただ、その直後に訪れる急落下は尋常じゃなく怖い。体は完全に浮き上がるし、感覚的には垂直に落ちているように感じだ。あまりの恐怖に最初から最後まで叫び続け、終わる頃にはのどがカラカラになっていた。しかし、この恐怖は少し癖になりそうだ。こんなすごいジェットコースターを作るとは、さすがは富士急ハイランドである。


フジヤマ全景。こんなのによく乗ったものだ。

  昼食は、屋台で買った「横手焼きそば」。場所的には「富士宮焼きそば」を推すべきだろうと思うのだが、実際食べてみて、「横手焼きそば」のほうが美味しいということに気付く。これは完全に好みの問題なのだろうが、ソースはさっぱりしていて麺にコシがあり、余計なものをまぶさず目玉焼きだけをトッピングしてある「横手焼きそば」のほうが、シンプルで純粋に焼きそばの味を楽しむことが出来るような気がする。もちろん、「富士宮やきそば」も大好きなんですが。


予想以上の味だった「横手焼きそば」

  その後、時間的にメインクラスのアトラクションにはあと1回しか乗れないということが判明し、「ドドンパ組み」と「最恐戦慄迷宮(お化け屋敷)組み」に分かれる。迷ったのだが、私は最恐戦慄迷宮へ行くことにした。待ち時間は、なんと2時間40分。新幹線なら、東京から大阪まで行けてしまう。しかし、これも富士急に来たら絶対に入ってみたいと思っていたアトラクションなので、途中でいろいろと食料や水分を補給しながら、暑い中をひたすら我慢した。


「スモークターキー」を食べながらひたすら待つ。

  この「最恐戦慄迷宮」は、病院を舞台にしたお化け屋敷で、所要時間が平均で40分もかかる。中に入ると、まずは全員で映像を見させられ、思いっきり恐怖を煽られる。私の隣に座った女の子は、あまりの恐怖に彼氏と間違えて私の腕をずっと掴んでいた。しかし、私にもそんなおいしい状況を楽しむだけの余裕はなく、掴まれた瞬間はむしろ本当にお化けが出たんじゃないかと背筋が凍る思いがした。その後は、各グループ毎に時間を置いて出発させられる。ここからが本番だ。レントゲン室に始まり、病室や手術室、霊安室、遺体安置所などを回るのだが、至るところに仕掛けがあって、本当に恐い。中でも一番恐いのは、やはり実際の人間がお化け役になって襲ってくるパターンである。一度、人形だと思って「ほんとリアルな人形作るよねー」などと言っていたら実は本物の人間で、急に追いかけられるということがあった。最初は本当に「リアルな人間っぽい人形」だと思ったのだが、実際には「リアルな人間っぽい人形っぽい人間」だったのだ。これには本当に驚かされ、思わず大声を上げて全力疾走で逃げた。本物の人間お化けには合計で3回追いかけられたのだが、この年になって大声を上げながら走り回るなんてことはまずないので、恐いながらもとても楽しかった。ここには、文句なしにもう一度入りたい。


こんな感じの人形&人間がたくさん出てくる。

  ドドンパ組と合流し、少しお土産を見て回ってから16時半前に帰途につく。帰りの渋滞を見越して早めに出たのだが、それでも既に30キロ以上の渋滞が発生していて、結局は上野原ICから一般道で帰って来た。私は最後の20キロほどの都市部の運転を担当し、何とか無事にレンタカー店舗の営業時間内に返却することが出来た。

  夕食は、立川駅近くの「てんや」へ。今日の往路で同期たちと話していて初めて知ったのだが、「てんや」は全国展開していない。それどころか、今日のメンバーでその存在を知っていたのは私だけだった。みんなの感覚からすると、「牛丼みたいに手軽に天丼が食べられるなんて、すごいなー」となるらしい。というわけで、せっかくだから行ってみようということになったのだ。そして、実際食べてみても、同期たちからの評判はなかなか良かった。


「てんぷら定食(かぼちゃトッピング)」

  立川南から多摩モノレールで桜街道まで移動し、ヨーカドーへ寄ってから21時半過ぎに帰寮。すぐに洗濯機を回し、入浴してから部屋でゆっくりと過ごす。清水エスパルスvs.川崎フロンターレの試合(@日本平)は、2-0でエスパルスが勝利を挙げた。しかも、代表に選ばれた2人が得点を決めたとのこと。これは、土曜日の代表戦でも活躍が期待出来そうだ。何はともあれ、これで連敗を脱し、首位の名古屋にも何とか食らいつくことが出来た。あとは、水曜日のFC東京戦(ナビスコカップ準々決勝@味スタ)でも良い試合を見せてくれることを期待したい。


8月28日(土)

2010年08月31日 07時28分32秒 | 2010年

  昨夜は日付が変わる前に一旦眠りについたのだが、1時前に同期たちに叩き起こされる。めちゃくちゃ眠かったが、誘われるがままにロビーでおしゃべり。深夜に男だけで話すことといえば、恋愛と下ネタと相場は決まっている(?)。中でも興味深かったのは、結婚についての話である。私たちの組織は新卒採用と中途採用を半々ぐらいで行っているので、一口に同期といえども年齢層に幅があり、中には結婚して子どもがいるという人もいるのだ。そして、彼らが口を揃えて言うのは、「結婚はタイミング」という言葉である。例えば、ある同期夫妻は、お互いに7年と5年付き合った恋人と別れた直後に出会い、1年ほどで結婚まで至っている。反対に、8年近く付き合ってきた彼女と、ふいに思い立って結婚したという同期もいる。しかも、「随分長く付き合ってるし、そろそろ結婚しとこうか」というのではなく、ある時本当に「この人と結婚したい」と思うようになったらしい。確かに、どちらも「タイミング」が深く関わっているような気がする。彼ら曰く、「こればかりは自分ではどうしようもないけど、来るべき時が来たらわかるから」とのこと。そうか、そういうものなのか。

  4時前に再度就寝し、7時に起床。シャワーを浴びて身支度を整えてから、談話室でダラダラ。そこで読んだ新聞で、サッカー日本代表に清水エスパルスから岡崎選手と藤本選手が選ばれたことを知る。岡崎選手は規定路線だが、藤本選手が選ばれたのには驚いた。サッカーに詳しい同期曰く、「現在日本が交渉している監督候補には攻撃的な4-3-3システムを採用するであろう人が多いから、同じシステムで右FWとして効果的に機能している藤本選手を選んだのでは?」とのこと。確かに、エスパルスは今期から4-3-3システムを採用し、結果的にかなりの好成績を挙げている(最近は不調だが…)。しかし、その成功には小野選手の存在が欠かせないわけで、せっかくなら彼も呼んで欲しかった。でも、そうすると主力がみんなチームを離れてしまうことになるから、それはそれでまずいか。

  昼食は、寮に残っていた同期を誘って、近所のイタリアンレストラン「Felice(フェリーチェ)」へ。ここは、研修前にチームの先輩からおすすめされていたお店である。注文は、マスター曰く「一番のおすすめ」だという「魚介のトマトクリームパスタ」。これが、かなり美味しい。パスタ(麺)そのものにはこれといって特徴がないのだが、ソースが濃厚で絶品なのだ。入っている魚介類もプリプリで、新宿のアルデン亭や勤務先近くのパスタ屋さんと並び、私の中ではパスタ界トップ3に入る味だった。また、このお店はデザートの質も高く、特に同期が頼んだ「ミルクティーのレアチーズケーキ」が美味しかった。このお店に関しては、地元に帰ってからもわざわざこのためだけに出てくる価値があると思う。


黒酢のかかったサラダはおいしい。


焼きたての「チーズガーリックトースト」


メインは「魚介のトマトクリームパスタ」


「レモンライムシャーベット」


「ミルクティーのレアチーズケーキ」

  近所のスーパーで買い物をしてから一旦寮へ戻り、15時半過ぎに再度外出。今日は大学の先輩&友人たちと、西武ドームで西武vs.楽天の試合を観るのだ。今回は指定席を取って頂いたので、球場に入るのは試合開始直前でいいし、何より前回の外野席よりはるかに試合がよく見えた。結局球場には6回までしか滞在しなかったが、涌井投手(西武)や藪投手(楽天)のピッチングも見られたし、何よりルイーズ選手の超ライナー性の特大ホームランを見られたので、大満足である。ちなみに、最終的な結果は5-5の引き分け。


初めて「レオライナー」(西武山口線)なるものに乗った。


藪投手。ピッチングフォームが変わった?

  その後、西武園遊園地へ移動し、一瞬だけ花火を見てからジェットコースターに乗る。明日は同期たちと富士急ハイランドへ行くので、ちょうど良い肩慣らしになるかと思っていたのだが、予想をはるかに超えて怖かった。元々高所恐怖症ではありながらも絶叫系は大好きだったのだが、どうしてしまったのだろうか。体を慣らすはずが、逆に不安が増してきた。

  車で送って頂き(ありがとうございました)、22時前に寮へ戻る。すぐに入浴してから部屋へ戻り、明日の最終確認をしてから就寝。