このお寺は「乗願寺」は「霊芝山」と号する「浄土宗」のお寺です。
寺伝では、もとは延暦寺の支坊でしたが、元亀2年(1571年)「織田信長」の「比叡山焼き討ち」に焼失しました。
慶長13年(1608年)に「信誉上人」によって再興され、その後、江戸時代を通じて、照高院(後の北白川宮)の御霊所となり、「照高院」四代「道寛法親王」(どうかんほう)によって「乗願寺山」が寄進されました。
「乗願寺山」には、「照高院」の墓地が有ります。
本堂は、上賀茂神社境内に有りましたが、「神宮寺観音堂」譲りうけ、明治2年(1869年)に移築されました。
「道寛法親王」らの位牌は、現在、このお寺に安置さてれいます。
北区北白川伏町83
(たわごと)
昨日の話の続き。ここだけの話です。何百という寺社を参拝・参詣してつくづく思う事。京都のお寺のほとんどは、本堂内(特に御本尊)は撮影禁止。おお昔の様な「マグネシュウム)を焚いての撮影(古~)やフラッシュは発光により貴重な仏像の色彩を壊します、いまのデジタルカメラは暗がりでも鮮明に映ります。
神社は撮影禁止はめったに有りません。また、地方の素朴で、その上拝観料も無料で親切に説明して頂き撮影も問題なしの寺院も有ります(とはいえ御本尊は立派な国宝級です)撮影は自由にさしてくれます。そういうお寺は、このブログでも多いに称賛しています。例えば、小町寺(21~22)・淨禅寺(71~73)等(決して地方の素朴では無いですが)は私にとって忘れられない心に残る、心癒されるお寺でした。(まだまだ他に多く有りますが)面白いですよ、寺社仏閣でお話を聞かせてもらえるのは。(裏話は特に)
不思議です、撮影すれば御本尊の御利益が無くなると?昔からの伝統?仏罰があたる?仏様に対して非礼?歴史が変わる?肖像権?有るわけは無です。(三脚など立てるのは建物やお庭を傷付ける為に、もちろん、絶対ダメですが)
御存じのとおり、宗教法人は副業を除いては非課税です。宗教法人を認可するのは、色々条件が要ります。宗教の専門家や有識者が判断して(オウムのあの無残な事件以降、かなり厳しくなっています)一つは、御本尊が有る事。二つは、長年にわたって宗教活動の実績が有る事、三つは、信者が確かに有る事です。この御本尊が問題です。(賢明な方はここまで話せばお分かりになると思います)
あくまでも、たわごと中のたわごとです。たわごとですよ。お寺等を巡っている者がこんな事言うのはタブーかな? たわごとですよ。