1Q84 BOOK 1村上 春樹新潮社このアイテムの詳細を見る |
今回は、村上春樹『1Q84 BOOK 1』を紹介します。村上春樹作品ははじめて読むのですが、次まで読みたくなりました。文章は情景が浮かぶくらい上手だと思います。ただ、次への布石ということでいるのかもしれませんが、若干冗長的ですよね。すべてに大して性描写がいるのかどうかは不明ですよね。
BOOK1は序みたいなもんでしょうか。本書は、青豆と天吾の視点が交互に書かれる形式ですが、この二人のつながりみたいなものが垣間見れますが、出会ったりお互いの名前が出てくることはないです。これからどういう風につながっていくのかが気になります。
(章立て)
第1章(青豆)見かけにだまされないように
第2章(天吾)ちょっとした別のアイデア
第3章(青豆)変更されたいくつかの事実
第4章(天吾)あなたがそれを望むのであれば
第5章(青豆)専門的な技能と訓練が必要とされる職業
第6章(天吾)我々はかなり遠くまで行くのだろうか?
第7章(青豆)蝶を起こさないようにとても静かに
第8章(天吾)知らないところに行って知らない誰かに会う
第9章(青豆)風景が変わり、ルールが変わった
第10章(天吾)本物の血が流れる実物の革命
第11章(青豆)肉体こそが人間にとっての神殿である
第12章(天吾)あなたの王国が私たちにもたらされますように
第13章(青豆)生まれながらの被害者
第14章(天吾)ほとんどの読者がこれまで目にしたことのないものごと
第15章(青豆)気球に碇をつけるみたいにしっかりと
第16章(天吾)気に入ってもらえてとても嬉しい
第17章(青豆)私たちが幸福になろうが不幸になろうが
第18章(天吾)もうビッグ・ブラザーの出てくる幕はない
第19章(青豆)秘密を分かち合う女たち
第20章(天吾)気の毒なギリヤーク人
第21章(青豆)どれほど遠いところに行こうと試みても
第22章(天吾)時間がいびつな形をとって進み得ること
第23章(青豆)これは何かの始まりに過ぎない
第24章(天吾)ここではない世界であることの意味はどこにあるのだろう
『1Q84』のbook1は、お書きのように序章のよなものだと思います。
book2で一気に物語が進みますので、是非読んでみてください。
book3は、book2までの作品と別作品のように静かな物語でした。
ブログにも書きましたが、僕もあの性描写は読んでいて少し疲れました。
BOOK2で確かに話が進みましたが、どこに着地しようとしているのかがまだわかんないですね。結局BOOK3でわかるんでしょうね。
>book3は、book2までの作品と別作品のように静かな物語でした。
→そうなんですか。今BOOK2を読み終えて、BOOK3にはいったところです。
>僕もあの性描写は読んでいて少し疲れました。
→同感です。
これからもよろしくお願いします。