ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~ | |
7人の特別講義プロジェクト,金田一 秀穂,鍵本 聡,高濱 正伸,大西 泰斗,竹内 薫,藤原 和博,石井 裕之 | |
講談社 |
今回は、7人の特別講義プロジェクト『16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか』を紹介します。7人の専門家がそれぞれの科目で特別講義をするというものです。それぞれのところを読んでみて興味深いところをつまみ食いすればいいかなという感じですね。特に数学のお二方の話については受験生にとっても参考になる部分が多いかもしれないですね。
<目次>
【1時限目】国語/金田一秀穂 気鋭の日本語学者
絵筆のように言葉を使おう
ほんとうの「国語力」を身につけるために
・絵などの図画を言葉で説明してみる
【2時限目】数学(計算問題)/鍵本 聡 計算力の達人
数学力とは「真実を見抜く力」だ!
数学は社会に出てこそ役に立つ
・その問題のジャンルを考える
・一発勝負が可能な科目
【3時限目】数学(図形問題)/高濱正伸 行列のできる塾講師
数学が「見える」ってナンだ!?
数学に必要な「見える力」と「詰める力」
・勉強のポイントはできなかった問題をできるようにすること(やりっぱなしで終わらせない)
【4時限目】英語/大西泰斗 「感じる英語」の提唱者
考える前に、感じてみよう!
英語の「感じ」をキャッチする
・違和感にこだわれ!
【5時限目】理科(物理)/竹内 薫 ベストセラー科学作家
紙飛行機で「世界」が飛べる
理系のやわらかアタマをつくるために
・教師側としては生徒に興味を持ってもらう努力が、生徒側としては関心を持つ努力が足りない。
・仮説→検証というプロセス
【6時限目】社会/藤原和博 教育改革の旗手
「情報編集力」を身につけよう
自分の「経験値」を高めるために
・正解が一つでない課題に取り組む
・一人で解決しようとしないこと
【課外授業】心理/石井裕之 カリスマ・セラピスト
「自分という他者」を味方につけよう
モチベションをキープする心のトレーニング
・これなら負けないというものを探してみる
・否定形から肯定形に言葉遣いを変える
・根拠のない自身で新たにチャレンジすればいい