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胃癌日記88

2013-08-06 20:40:11 | 闘病

胃 癌 日 記 88

‐スキルス胃癌手術から1年半(2013年6月9日)の日々‐

 

-5月に入ってメーデーやらハイキングやらを楽しむ-

 

そんなばたばたした4月も終わり、5月を迎える。スキルス胃癌の手術後1年半まで後1カ月。

 

 5月1日は、メーデー。私は若い頃からメーデーには参加している。一時期自営の時には不参加だったが、現職になってからは殆ど毎年参加しており、何よりも働くものが老若男女、和気藹々と集い、語らう雰囲気が大好きだ。たまには昔の仲間に出会うこともあるし、そんなときは近況報告や孫の話で盛り上がる。それにしても、以前はメーデーというと会社のほうも休業とか、参加については会社公認といった事業所も多く、かなり盛り上がったものだが、昨今の厳しい状況で、私もそうだが殆どの参加者は休暇を取っての参加となる。そのせいもあってか参加者数は年々寂しくなってくる。そんな中で、年金者組合の参加者だけは、年々賑やかになってきている。今年も年金者組合の集団の中にいた昔の職場の先輩に挨拶。

 

 中央集会が終わって、市中のデモ行進。これもひとつの楽しみ。昔は『闘うメーデー』なんて雰囲気もあって、けっこう入れ込んでデモ行進したものだが、もう昨今は『健康ウォーク』のようなもの。のんびりと二条城前から市役所前まで。丁度昼前にゴールへ到着し、後は楽しみのレストランでの懇親会となった。皆さん和気藹々とビールも入ってだんだんと盛り上がってきたが、私はアルコールは飲まなくなったので、なかなか盛り上がらないのだが、それでも今秋に立ち上げようと思っているNPO法人の構想や趣旨を聞いてもらい、意見も聴き、殆どが好意的な反応であってテンションは上った。

 

  5月3日の憲法記念日は、サークルのハイキングで京都北山の奥の院とでもいうような、朽木駒ケ岳へ行く。今回はファミリーハイキングも兼ねて、自宅から自家用車を駆って連れ合い、孫そして次女も合流しての参加となった。北山の奥の院なので公共交通機関の便も悪く、メンバーの車2台分乗しての山行となった。朝一番でちょっとしたアクシデントがあり、出発時間が遅れてしまったが、一路鯖街道を朽木に向けて走る。10時10分朽木の道の駅、くつき新本陣に一旦集合して、バイクと合流し連なって山へと向かう。山中の生活道路の県道を走り、下山口の木地山前に車を1台停めに行き、登山口の足谷口にも車1台を停める。10時55分登山開始。

 

 北山の奥の院らしく、野趣たっぷりの自然に溢れている。急登を登りやがて11時40分に池原山山頂(680m)。ここから高島トレイルと呼ばれる道に合流。暫く歩くと小さな池があり、12時40分にそこで昼食休憩とした。このお弁当スポットの池は、リーダーのAさんお勧めだけあって、尾根筋からほんの少し下がって、適当に木々に囲まれながら、ちょっとした公園のような広場にもなっている。池の水は適度に澄んでいてイモリがうじゃうじゃ。尾根筋という地形から見て湧水が溜まったものでは無く、多分雨水が溜まったものではないだろうか。日照りが続くと枯れるのではないかと思うが、その割にはイモリがうじゃうじゃと生息。

 

 昼食を終えて、13時20分発。再び高島トレイルを歩き、分岐を超え14時に朽木駒ケ岳頂上(780.1m)。途中のトレイルからの眺望はすばらしく、東には琵琶湖の湖北、琵琶湖を隔てた対岸には伊吹山、北へ転じると赤坂山の稜線、その向こうには若狭の敦賀方面、南西へ転じると900メーター峰の百里ヶ岳が遠望できる。山頂で暫く記念撮影などを楽しみ、14時30分に出発。分岐へ戻り、そこからひたすら忠実に尾根伝いに下山する。あまり人も入らず、踏み跡もはっきりしない北山らしい尾根筋を忠実に辿り、最後にやっと谷筋に合流。ちょっと歩いて下山地点の木地山前。そこは小さなバス停があり、綺麗なトイレも有る。バス停は生活道路の終点。木地山前から、登山口の足谷口へ車を取りに行き、木地山前まで戻って再び2台に分乗して出発。16時35分に朽木道の駅、くつき新本陣に戻り、各自思い思い土産を買ったりアイスクリームを食べたりして自由解散となった。

 わがファミリーはK氏を市内まで送った後、夕食。次女お勧めの100%自然素材で手作りのアットホームな、鞍馬口通りにある食堂でのファミリー晩餐。大変美味しかった。食後、温泉に未練を残す孫をなだめて、次女を送りそして自宅まで戻った。本日のハイキングはリーダーのAさんならではのコースで、満足度は申し分なかった。大変いいリフレッシュとなった。

(続く)

コメント
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