自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

魅惑のサブマリナーと2人のニューカマー

2018-02-09 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
私がNPBに関心を持ち始めた頃は魅力的なサブマリナー(アンダースロー投手)達を書籍も含め目にする機会がそこそこあり、その優美な投球フォームに見とれたものであった。

皆川睦雄さん(南海) サブマリナー初の200勝投手であり最後の年間30勝投手。残念ながら現役時代はリアルタイムで見ることはできなかったが、私が小学生の時、巨人のコーチに就任。


杉浦忠さん(南海) 「史上最強のアンダースロー」と呼ばれ、上記皆川投手と共に南海のダブルエースとして君臨。当然皆川投手同様現役時代はリアルタイムで見ることができなかったが私が小学生の時、南海の監督に就任。(蛇足だが、皆川投手、杉浦投手共に当時はアンダースローと分類されていたが、現在ではサイドスローとして分類されるらしい)

私が小学生当時現役だった代表的なサブマリナーといえば…
●金城基泰さん(広島、南海、巨人、青宝、サムスン)


●高橋直樹さん(東映・日拓ホーム・日本ハム、広島、西武、巨人)


●仁科時成さん(ロッテ)


●松沼博久さん(西武)


●宮本賢治さん(ヤクルト)


●山田久志さん(阪急)

あたりだろうか。

しかし、非常に負荷のかかる投球フォーム故に近年では既に引退した渡辺俊介(千葉ロッテ)、牧田和久(埼玉西武、SD)、山中浩史(福岡ソフトバンク、東京ヤクルト)、青柳晃洋(阪神)ぐらいしか思い当たらない。

●渡辺俊介さん(元千葉ロッテ)


●#53 牧田和久(埼玉西武、SD)

※写真は埼玉西武時代

●#68 山中浩史(福岡ソフトバンク、東京ヤクルト)

※写真は東京ヤクルト時代

●#50 青柳晃洋(阪神)

低めのサイドスローとしてカテゴライズされる場合もあり

あと、NPBではないが印象に残っていたのはCPBL兄弟エレファンツに所属、2009年には台湾代表に選出された廖于誠(リャオ・ユーチェン)投手。



台湾ではかなり珍しいサブマリーナーということで話題になった。


そんな中、今シーズン福岡ソフトバンクにドラフト2位で入団した高橋礼投手(専修大学卒)はニューカマーのサブマリナーとして非常に関心深い。あと、自宅のある流山市のすぐお隣松戸市出身ということなので一方的に親近感も抱いているもんで。







大学進学後サブマリナーに転校。地面スレスレを通過する右腕から繰り出される球筋、とにかくリリースポイントが低い!リリースの瞬間、その風でグラウンドの土が舞い上がることもあるそうだ。

【追記】しかも、中学生時代は「流山ボーイズ」というチームに所属していたらしい!ますます親近感が枠ではないか!


また、同じく今シーズン埼玉西武にドラフト5位で入団した與座海人投手(岐阜経済大)もサブマリナー。



大学2年の春にアンダースローに転向、大学通算成績は26勝。リリースポイントは若干高橋礼投手より高いが「うみんちゅサブマリン」の異名通り、海から地上に浮き上がってくるような球筋が特徴である。

今シーズン、新たなサブマリーナーが2人も加わったパ・リーグ。彼等の登板が楽しみだ!