自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

野球っていいなぁ~って心底思えたワンシーン

2019-07-14 00:05:00 | スポーツ観戦記
7月11日、神宮球場にて開催された東京ヤクルトの球団設立50周年を記念したOB戦「オープンハウス presents スワローズ ドリーム ゲーム」でのワンシーン。

代打 ノムさん!





ノムさんも満身の笑みになれる野球って素晴らしい!オレはそんな野球が大好きだぁぁぁ!

ロンドンシリーズの違和感

2019-07-07 00:05:00 | スポーツ観戦記
6月29~30日に欧州で初めてMLB公式戦、NYY@BOSがロンドンにて開催された。2012年ロンドン五輪のメイン会場となったロンドン・スタジアムが舞台となった。

北米以外では日本、メキシコ、オーストラリア、プエルトリコで公式戦を開催に次ぐグローバルな野球普及活動の一環である。この対戦は「ロンドン・シリーズ」と銘打たれ、市場拡大を狙う大リーグ機構にとっても歴史に残る2日間となった。

ロンドン・スタジアムは2015年にラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会の3位決定戦が行われ、2017年には陸上男子100メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が現役最後の舞台に選んだ世界選手権も開催された大型施設。普段はサッカーのイングランド・プレミアリーグ、ウェストハムが本拠地を置く。今回は仮設で野球仕様に改修され、ボールパークに生まれ変わった。が、ホームから中堅バックスクリーンまでの距離が385フィート(約117.3メートル)と、MLBの他球場と比べて小さめだったため2戦とも乱打戦となった。

今回の欧州進出の背景にあるのが、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)と米プロバスケットボール協会(NBA)の成功例だ。NFLは07年、NBAは11年からロンドンで公式戦を開催。ともにファンの拡大など大きな成功を収めている。NFLは当初1試合だけだったが、あまりに人気が出たため近年は3~4試合に増やしている。

6月7日には、来年もロンドンでレギュラーシーズン2試合を開催することが発表。ナ・リーグ中地区で、こちらも長年のライバル関係にあるSTLとCHCが対戦する。

野球がマイナースポーツに位置付けられる欧州では競技人口も少ない。欧州野球連盟(CEB)には現在39カ国・地域が加盟しているが、競技登録者数は13年の約11万8000人から18年には約9万7000人と減少。米国では1500万人以上に上るとされ、その差は歴然としている。プロリーグがあるのはオランダとイタリアだけで、オランダの代表メンバーもカリブ海に位置する自治領キュラソー出身者が多い。MLBは欧州各地にコーチを派遣したり、他競技の各種大会にスカウトを派遣するなどして有望選手を引き抜いたりするなど、地道に普及活動を続けているが、現状は厳しい。今回のロンドンシリーズがどれだけの効果があるかは興味深い。



公式戦の欧州初開催はBOSとプレミアリーグ、リバプールのオーナーを務めるジョン・ヘンリー氏(米国)の手腕によるところが大きいためにホストチームはBOSが務めるが、NYYもピンストライプのホーム用ユニホームを着用する…っておかしいだろ、それ!?明らかなルール違反じゃねぇか!

初戦、BOSの先発#22 リック・ポーセロ

BOSがホストなので当然ホーム用ユニフォーム

第2戦、BOSの#2 ザンダー・ボガーツ

オルタネイト用の赤いジャケット&ホーム用の白いパンツ

Yankees use 9-run 7th to sweep London Series | Yankees-Red Sox Game Highlights 6/30/19



そして、ビジターであるはずのNYYもホーム用ユニフォーム…


いや、まぁ、そりゃ、認知度の高いピンストライプのNYユニフォームの方がマーケティング的には有効だろうが、例え中立地での試合でもホームであるBOSに敬意を示して欲しかった。

NPBでも、巨人対東京ヤクルトの東京シリーズで巨人がビジター用のTOKYOユニフォームを着用したり、千葉ロッテが千葉マリンスタジアムでビジター用の黒ジャケットを着用したりするが、ホームは白、ビジターはパンツも含めてカラーユニフォームの原則は最低限守って欲しい。それが野球というスポーツのあるべき姿なのだから…

ホンダ13年ぶりF1勝利!

2019-07-04 00:05:00 | スポーツ観戦記
6月30日に開催されたF1オーストリアGP決勝レース(レッドブルリンク)で、2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季初優勝を果たした。メルセデスの連勝を止めたのはフェラーリではなくレッドブル・ホンダだった。



ホンダはレッドブルと組んで待ちに待った初優勝を手にした。ホンダにとっては2006年F1ハンガリーGP以来となる12年10ヶ月24日ぶりの勝利となった。

71周で行われるレースがスタートすると、ポールシッターのシャルル・ルクレール(フェラーリ)が順調にスタートする一方で、2番グリッドスタートのフェルスタッペンはエンジンがアンチストールモードに入ったのか出だしでつまずき一気に8番手にまで順位を落としてしまった。

しかし、そこから怒濤の追い上げを見せ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)らを次々とオーバーテイク。最後はトップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイクしてみせた。


レース後、フェルスタッペンとルクレールの接触に関して長い審議が行われていたが、レース終了後から約3時間30分後、スチュワードはフェルスタッペンとレッドブル・ホンダの優勝を確定した。

FIAスチュワードは、この接触を「レーシング・インシデント(レース中に起こり得る接触)」と判断した。



田辺さんとゲルハルト。かつてのドライバーと担当エンジニア。これが見れただけでも、オーストリアで勝てて良かった!と思える。

無念…高橋礼投手黒星

2019-06-28 00:05:00 | スポーツ観戦記
群馬県で生を受け、その後は東京、カナダ、アメリカ、再び東京、香港、シンガポール、三度東京と居を転々としてきたが、結婚を機に千葉県流山市に漸く定住。

その流山市に縁深い現役NPBプレーヤーが今年2年目を迎える福岡ソフトバンクの高橋礼投手。出身地はお隣松戸市だが、中学生時代は「流山ボーイズ」というチームに所属していた。

いつかは球場で拝見したいと思っていたが…4月にチケットを購入したした試合が偶然にも高橋礼投手の先発日!この時点で高橋投手は7勝1敗と抜群の安定感で否が応でも期待が高まる!


6月22日(土)@東京ドーム


試合前の高橋礼投手。がんばれー


巨人◯7-2●福岡ソフトバンク



巨人は3回裏、丸と岡本の連続適時打で3点を先制する。その後は6回に阿部の適時打で加点すると、7回には亀井の適時打などで3点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・山口が7回1失点7奪三振の好投で今季7勝目。

うーん、この日は山口投手が良すぎた…。


無念…。


息子が巨人ファンのため、嫌々巨人応援席にいるが…絶対に巨人を応援したくないのでこの日はニューヨーク・ジャイアンツのキャップTシャツ着用。

※息子と一緒に訪問した球場はこちら

O Canada!

2019-06-16 00:05:00 | スポーツ観戦記
1999年からしばらくの間、カナダに住んでいた。第2の母国とまでは言わないが、カナダには相当の愛着、思い入れがある。

そんなカナダにNBAで唯一本拠地を構えるトロント・ラプターズが6月13日、球団創設24年目にしてNBA初制覇を達成した!当然カナダのクラブがNBAチャンピオンになったのも初の快挙である!

オレが住むことになるバンクーバーにグリズリーズ(あまりにも弱すぎて不人気だったため残念ながら後にメンフィスに移転)が創立された1995年にラプターズもトロントに創立された。カナダに出来たNBAチームとしては、1946-47年のトロント・ハスキーズ以来であった。

Kevin Durant(ケビン・デュラント)のアキレス腱断裂というアクシデントに見舞われ満身創痍のゴールデンステート・ウォリアーズと球団創設24年目にして初のファイナル進出を果たしたトロント・ラプターズによる頂上決戦は、第6戦を114対110でラプターズが制し、対戦成績4勝2敗で見事初優勝を成し遂げた。ファイナルMVPは移籍初年度でチームを優勝まで導いたKawhi Leonard(カワイ・レナード)が受賞。









カナダが優勝だぁぁぁ!

【103thインディ500】佐藤琢磨ラスト13LAPの激闘

2019-06-14 00:05:00 | スポーツ観戦記


第103回を迎えた今年のインディ500の決勝レース(5月26日)は、6週目と早い段階から黄旗が振られる荒れた展開となった。

中盤まではピットでのトラブルが多発。佐藤琢磨も、交換したばかりの右リアタイヤが絞まりきっていないトラブルで、すぐにピットに戻らざるを得ず、2周遅れの31位と大きく後退する。しかし、その後は速さを取り戻し、黄旗なども相俟ってラップダウンを取り戻す。

一方、上位争いではシモン・パジェノーが驚異的なスピードを見せ、合計100周以上をトップで快走するも、シボレーエンジンの燃費の悪さから早い段階でのピットを余儀なくされる。31周を残したところでピットインするが、燃料が最後まで保つか微妙な状況。

するとその後、レイホールなど複数台が絡むクラッシュが発生、赤旗中断となる。この時、佐藤琢磨はコーションの直前でいち早くピットを済ませており、レース再開時には5位と絶好の位置に尾ける。燃料の残量に不安のあったパジェノーも、SC導入で燃料の節約に成功し、残量を考慮する事なく再開の時を迎えられた。

リーダーはアレクサンダー・ロッシ。佐藤琢磨は十分にトップを狙える位置。残り13周でなんと3位でフィニッシュ!

2017年の優勝、いやそれ以上に感動的なレースだった。

2019千葉ロッテファーム柏の葉シリーズ

2019-06-12 00:05:00 | スポーツ観戦記
ファームも含めてNPBの試合が開催される球場で我が家から最も近くにあるのが車で20~30分ほどの距離にある県立柏の葉公園球場。

開場した2010年に初めてイースタン・リーグ千葉ロッテ対巨人が開催、2011年は雨天中止等もあり開催試合はなかったが、2012年以降は毎年1回、千葉ロッテ主催で公式戦が開催(ただし2014年は公式戦開催なし、2017年は雨天中止)されている。

今年も昨年同様、元千葉ロッテ・青松慶侑さんからお招きいただき6月9日(日)に柏の葉公園球場で千葉ロッテ対巨人を観戦。



左から友人A氏、青松さん、オレ

昨年は8月上旬開催でものすごい猛暑。息子がぐったりしてしまったため3回表で球場を去らざる得なかったが、今年は曇り空でほどよい気候で快適に観戦できた。ちなみに息子はこの日、町内会の行事があったため残念ながら観戦できず。


今年の観客数は3,875人で昨年より賑わっていた。


2年前、息子によくしてくれて大好きになった#64大江竜聖投手も登板。この日は本塁打を献上してしまったが早期1軍復帰を祈る!

試合は地元千葉ロッテが6-4で快勝!実に素晴らしい1日だった。巨人ファンの友人A氏以外は(笑)

試合詳細はこちら
試合のハイライト動画はこちら

無念…

2019-05-15 00:05:00 | スポーツ観戦記
千葉ジェッツ…今シーズンもファイナルでアルバルク東京に敗れ栄冠に届かず


勝ったら、あーだこーだとここに書き綴ろうと思っていたが…ショックすぎて、もうこれ以上書けない…




今シーズンは仕事の関係でなかなかアリーナまで足を運ぶ時間が確保できず、ようやくアリーナにきたと思ったら息子が体調不良で試合を観戦することなく帰宅と結局1回も生で試合観戦できなかった。それでもスマホでチェックした試合結果に一喜一憂。今シーズンもありがとう、千葉ジェッツ!

レギュラーシーズン最高勝率は我らの千葉ジェッツだった!今シーズン最も強かったのは千葉ジェッツだった!また来シーズンも期待しているよ、千葉ジェッツ!アリーナに行く時間もなんとか工面するぞ!

令和初の野球観戦_巨人対中日@東京ドーム

2019-05-05 00:05:00 | スポーツ観戦記
2019(令和元)年5月2日(木・祝)@東京ドーム


令和初となる野球観戦は息子(巨人ファン)と大学時代の友人(巨人ファン)とオレ(アンチ巨人)といつもの面々。

・左が大学時代の友人で右が息子


・左が息子で右がオレ。親子でこの温度差!(笑)

普段は始球式なんて全く興味ないのだが、この日はメンフィス・グリズリーズの渡辺雄太選手が登場したのでオレだけ大盛り上がり!(連れ2人は誰だか分からなかったようで無関心…



巨人○9-3●中日


巨人は2点ビハインドで迎えた5回裏、炭谷選手の移籍後初本塁打となるソロと岡本選手のドーム天井に当たる幸運適時打で同点とする。なおも続く好機で陽選手の3ランが飛び出し、試合をひっくり返した。投げては、2番手・高木投手が2回を無失点に抑える好救援で今季初勝利。敗れた中日は、先発・ロメロ投手が中盤に崩れた。




この日のハイライトはなんと言っても1307日ぶり白星をあげた高木京介投手のピッチングだろう!アンチ巨人のオレではあるがこの日の高木投手の投球は圧巻だった。6回裏に打順が回ってきたとき通常なら代打起用だろうだが、原監督はそのまま打席に高木投手を立たせた。まだ彼の投球が見てみたいと原監督も思わせるような投球だったのかもしれない。


いろいろあって、ようやく昨年再び支配下登録された彼の奮起には勇気づけられた。これからもガンバレ高木投手!

野球はドラマだよ。


※息子と一緒に訪問した球場はこちら

73歳で現役ゴールキーパー!?

2019-05-02 00:05:00 | スポーツ観戦記
41歳7ヶ月からチャレンジを始めたランニング。長年の運動不足や不摂生がたたり、始めてから1年7ヶ月が経過したが未だハーフマラソンレベルの距離をこなすのが精一杯。

卓球も昨年の12月、42歳9ヶ月にして28年振りに再開。しかし、思ったよりも勘が取り戻せず、進歩がなく自己嫌悪に陥りそうになるが…まだまだ!と自分を奮い立たせることができる記事を先日目にした。

内容はイスラエルのサッカー選手について。

4月5日、イスラエルのサッカーの4部リーグでプレイする73歳のゴールキーパー、イサク・ハイクさんが、世界最年長のプロサッカー選手による試合出場としてギネス世界記録に登録された。

ランニングはなかなかタイムが伸びないし、走行距離も伸びない。卓球も昔のように動けない。でも、そんなことは些細なことかもしれない。オレもハイクさんのように70歳を過ぎても現役市民ランナー&現役卓球競技者でいたい。

外野4人シフト

2019-04-17 00:05:00 | スポーツ観戦記
北海道日本ハムは開幕カードとなった3月29日のオリックス戦@札幌ドームで、4番の吉田正尚対策として、一二塁間に内野手3人が守る変則シフトを採用。MLBでは珍しくなくなった陣形だが、ここまで大胆な守りを見せた球団はNPBでは数少ない。1950年代、西鉄ライオンズ(現埼玉西武)を率いて知将と呼ばれた三原脩監督が、絶体絶命のピンチに左翼手を三遊間の間に守らせる「内野5人シフト」を敷いたことある。その三原氏を尊敬する栗山監督ならではの決断だった。

その後も「栗山マジック」は続いた。東北楽天戦ではウィーラー、埼玉西武戦では山川穂高ら強打の右打者と対する場面では三遊間を狭め、二塁手が二塁ベース寄りに移動。極めつけは西武・森友哉に対する変則シフトだ。塁上が無走者の場面では、三塁手が左翼の定位置に、それ以外の外野手が右寄りに守る。つまり、三遊間はショートが一人で守っても、外野を4人にするワイルドな陣形(MLBでは既に昨年HOUが実施済)。4月7日の対埼玉西武戦@東京ドームの7回1死の場面で公式戦初採用。



ちなみにこの外野4人シフトは3月21日対横浜戦@横浜スタジアムで先んじて実施されたが、公式戦での採用は少なからず驚いた。



蛇足だが3/10下関球場で着用する予定だった初代大洋ホエールズのユニフォームは当日雨天中止により、この日の試合で着用された。


オープナーをアレンジしたショートスターターといい、外野4人シフトと言い、MLBの二番煎じではあるがNPBで先んじて新たな戦略を連発する北海道日本ハムは今1番NPBで興味深い球団だと思う!

日本野球をバックグラウンドにしない横浜ラミレス監督も昨年まで投手を8番に据えたり(シカゴ・カブスも最近まで採用)、ガチガチの固定概念に支配されているオレには結果が伴わなくても見ているだけでワクワクしてしまう!

平成最後の球場での野球観戦_巨人vs東京ヤクルト@東京ドーム

2019-04-15 00:05:00 | スポーツ観戦記
実質昭和最後の年となった1988(昭和63)年に開業した東京ドーム。その姿を目にしたときは近未来の雰囲気すら感じたが、個人的にはやはり野球は空の下で、そして天然芝の上でやるものだと思うのでドームの存在自体邪道ではある。しかし、平成が終わろうとしている今、平成時代のアイコンとも言えた東京ドームには数々のドラマをありがとうと素直に感謝したい。

そして2019年4月13日(土)平成最後となる東京ドームでの野球観戦。


平成最後(←くどい)となるであろう息子のスピードガン測定


巨人●6-11○東京ヤクルト 2回戦


くどいようだがオレはアンチ巨人。しかし、いつも一緒に野球観戦に行っている大学時代の友人(巨人ファン)の影響で息子も巨人ファンになってしまい、多数決という非条理なシステムの結果、いつも行くのは巨人戦なのである…。

手前が息子。奥が大学時代の友人(巨人ファン)

とは言え、オレの負のオーラが功を奏しているのか、このメンバーで巨人戦を観戦したときの巨人は2勝7敗で勝率.222!非常にいい勝率である(笑)

野球観戦は投手の配球、守備位置を観察するのが好きなので、巨人戦だろうがなんだろうがそれができるのであれば楽しい。というか、それができるから野球観戦は楽しい。

ちょっと気になったのは、巨人は4回裏炭谷選手のダブルで3-4と追い上げ、なおも二死二塁。打席は投手のヤングマン。ここで代打を出さず結果凡打で同点にならず。何かの意図があってのヤングマン続投だと思いきや、5回表無死から二人走者を出しとところで投手交代。だったら、先の攻撃で代打を出すべきだったのでは?そもそも、炭谷捕手の配球もあれと思うところが多かったので、ヤングマンには大城捕手を代打、バッテリーごと交代すべきだったのでは?と違和感ありありの采配だった。巨人は負けるべくして負けた試合とも思える。

とは言え、巨人では数少ない大好きな選手である#64 大江竜聖投手が登板したのは嬉しかった!

2年前ジャイアンツ球場で息子と一緒に写真撮影をお願いしたところ快く快諾してくれたこの若者には非常に好感を抱いている。この日の登板では1イニング1失点。まだまだ敗戦時の登板が多いが徐々に勝ち試合での登板が増えてくることを祈っている!ガンバレ、大江くん!!!
※追記:残念ながら大江投手は翌14日に登録抹消



話は変わるが令和初の野球観戦は5月2日の巨人vs中日@東京ドームとなった。

息子や巨人ファンの友人御用達の巨人応援席はすでに完売だったため購入したのは内野席3塁側。そのためオレは周囲を気にせずビジターチームグッズを着用して応援できる!名古屋の親友に代わってこの日はドラゴンズグッズを着用して目一杯ドラゴンズ応援してくるぜぇ!我が故郷・群馬の誇り「群馬ダイヤモンドペガサス」の平野謙監督、高橋雅裕コーチが共に愛知出身ということもあり中日には親近感もあるしね。


この中日ドラゴンズのキャップ(1987~1995 Ver.)と自作Tシャツを着用するぜぇ~!!!


※息子と一緒に訪問した球場はこちら

佐藤琢磨 初ポール・トゥ・ウィン!

2019-04-12 00:05:00 | スポーツ観戦記
4月7日バーバー・モータースポーツパークにて決勝レースが開催されたインディカー・シリーズ第3戦。ポールポジションからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が、昨年のポートランド戦以来となるインディカー通算4勝目を挙げた。


ロードコースでは初となるインディカー8度目のポールポジションを獲得した佐藤琢磨。チームメイトのグラハム・レイホールと並んでスタートを迎える。

好スタートでホールショットを決めた琢磨は、レイホールと1秒差でトップを走行。徐々にリードを広げ、17周を走行して1回目のピットストップを迎えた。しかし、左リヤタイヤの交換に手間取り、タイムロスしてピットアウトする。

翌周、レイホールとスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がピットイン。レイホールはトラブルで大きく遅れ、トップ争いから脱落。素早いタイヤ交換でピットアウトしたディクソンだったが、琢磨のすぐ後ろでピットアウトとなった。

ファーストスティントを伸ばしたセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)が28周を走行してピットインし、再びトップに立った琢磨は2番手との差を再び広げ始める。

30周を終え琢磨、ディクソン、ジェームズ・ヒンチクリフ(アロウ・シュミット・ピーターソン)、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)の順に。6秒差をつけ37周終わりで琢磨は2度目のピットイン。再びブラックタイヤでコースへと戻っていく。

トップを快走し、完璧なレースを展開する琢磨。50周を終え、2ストップ作戦で2番手を走行するブルデーとの差は6秒。3番手にディクソン、ヒンチクリフ、ロッシの順でレースは終盤戦へと向かう。

57周目、レイホールがマシントラブルでコース上にストップしてしまう。さらにマックス・チルトン(カーリン)がピットロード入り口でトニー・カナーンと接触しタイヤバリアにクラッシュ。イエローコーションでピットがクローズする前に、このタイミングで各車がピットへ流れ込む。翌周、イエローフラッグが振られ1回目のコーションに。琢磨はトップをキープ。ピット作業でディクソンが2番手に浮上。ブルデー、ヒンチクリフ、ロッシの順に。

レースは、66周目にレースは再開。築いたマージンが消えてしまった琢磨だが、リスタートでトップを守り、ディクソンと2秒弱の差をキープ。安定したラップを刻んで勝利へと邁進していく。

勝利が目前に迫り焦ったのか、コースオフを喫した琢磨だったが、そのままトップを守ってインディカー4度目のトップチェッカーを受け、今シーズン初優勝。ポールポジション、最多ラップリードのボーナスポイントも獲得するパーフェクトウインを達成した。







今回の佐藤琢磨の優勝で特筆すべきはやはりポールトゥウインを成し遂げたことだろう。ポールポジションからスタートした佐藤琢磨はピットストップの戦略の違いで一時的にラップリーダーの座を失ったものの、実質的には一度もライバルに主導権を譲ることなく逃げ切り、完璧な優勝を飾ったのだ。

F1でいうセーフティカーにあたる「フルコースイエロー(FCY)」が頻繁に出されるインディカーではポールポジションからの優勝がとても難しい。レース中に築いた2位とのギャップがあっという間に無くなるのはもちろん、アクシデント発生によりFCYが出されるとピットレーンへの進入ができなくなるのでタイミングによっては上位争いから一気に脱落するという不運に見舞われることもある。

実際、2018年のインディカーでのポールトゥウインは全17レース中6回(約35%)だけ。同年のF1では21レース中10回(約48%)だったことを考えても確率は低い。いくらポールポジションを獲得できる速さがあったとしても、インディカーでレースの主導権を握り続けることは非常に困難だ。

ただ、昨年6回記録されたポールトゥウインは全て「ロードコース」=オーバルサーキット以外で記録されたもの。その内1回だけがロングビーチ市街地コースで記録され、これ以外の5回は全てパーマネント(常設コース)のサーキットだった。今回の第3戦の舞台、バーバー・モータースポーツ・パークもパーマネントサーキットであり、FCY導入の確率が低く、比較的ポールトゥウインしやすいサーキットではあったが、それでも過去9回中4回と確率は決して高くない。

土曜日の予選でチームメイトのグレアム・レイホールを終了直前に上回り、見事ポールポジションを獲得した佐藤琢磨は、決勝で絶妙なスタートを切り、2位以下を大きく引き離す走りを披露。1回目のピットストップでは左後輪のタイヤ交換に時間を要してタイムロスするも、決勝での佐藤琢磨の速さは盤石。

しかし、クラッシュ発生などでFCYが導入され、残り25周でレースはリスタート。燃費も各車ギリギリという緊張感溢れる攻防戦の中、佐藤琢磨は最後まで攻めの走りを続け、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ/ホンダ)に約2.4秒の差をつけて優勝した。

佐藤琢磨にとってプレミアカテゴリーでのポールトゥウインは初。20年近く前のイギリスF3時代以来のことである。

佐藤琢磨はポールトゥウインというレーサーとして最も理想的な勝ち方をやってのけた。しかも、42歳という年齢で。1977年1月28日生まれの佐藤琢磨(42歳)は2019年にフル参戦するインディカードライバーの中で、トニー・カナーン(44歳)に次ぐ2番目の年長者である。

インディカーはかつては元F1ワールドチャンピオンなどベテランドライバーが息長く活躍した舞台でもあることは事実で、インディ500ではA.J.フォイトが47歳で優勝を飾っているし、CART時代にはマリオ・アンドレッティが53歳にして優勝を飾ったこともある。40代での優勝は歴史上、決して珍しいことではない。

近年の40代ドライバーの優勝は2017年のインディ500での佐藤琢磨(当時40歳)、同年のアイオワにおけるエリオ・カストロネベス(当時42歳)、2018年のポートランドにおける佐藤琢磨(当時41歳)があるが、カストロネベスは年間参戦からはすでに身を引いているし、40代のベテラン選手はその数を減らしているのが現状。今季の第2戦・テキサスでは18歳のコルトン・ハータが史上最年少優勝を飾るなど、インディカードライバーの若年化が顕著になってきている。

そんな中で、42歳という年齢で佐藤琢磨がポールトゥウインを達成したことは非常に大きな価値がある。しかも、今回のコースは1周2.3マイル(約3.7km)で高速コーナーの多い、ドライバーにとっては休まる時間が少ないドライビング操作が忙しいサーキット。フィジカル的には決して楽ではないコースなのだ。アスリートはフィジカル面では40代に入って一つの壁を感じるはずだが、佐藤琢磨は日々のトレーニングで肉体を鍛え、今もなお、一流のアスリートとして勝負できる状態にあることを証明した。



F1でも好調のホンダ!インディに続きポディウムの中央に登壇する日を期待せずにいられない!

キャッチャー銀次!!!

2019-04-11 00:05:00 | スポーツ観戦記
2019年4月7日 オリックス対東北楽天 @大阪ドーム


3:21 キャッチャー銀次!!!




東北楽天は2-5で迎えた9回、1死から捕手の足立に代打・藤田を送り、その藤田のヒットから猛攻。田中、浅村、島内のタイムリーでオリックス増井から3点を奪い同点に。しかし、なおも2死一、二塁でウィーラーは空振り三振に倒れ、同点で9回裏の守備に入った。

この試合の先発マスクは嶋だったが、7回にオコエが代打で登場。その後、足立がマスクを被っていたため、ベンチには捕手登録の選手がゼロに。すると、9回は一塁でスタメン出場していた銀次がマスクを被った。

2005年のドラフト3位で盛岡中央高から捕手として入団した銀次だが、打撃センスを生かすために2009年秋に内野手にコンバート。その後、1軍に定着した。銀次選手がキャッチャーの守備につくのは公式戦初。

9回は松井とバッテリーを組み、後藤は見逃し三振、福田は左飛で2アウトに。西浦にはライト前ヒットを許したものの、吉田正への2球目でスタートを切ったところで銀次が二塁に送球。盗塁を刺し、このイニングを無失点で終えた。12回までの4イニング捕手をこなし、引き分けに持ち込んだ。


捕手という専門性の高いポジション。しかしベンチ入りできる捕手の人数は限られる。そのため野手と捕手を兼任できる「ユーティリティー第3捕手」が今後重宝されるのではないだろうかと以前言及した。

今回の銀次内野手の捕手起用はあくまでも緊急処置ではあろうが、まがいなしにも4イニング捕手を務めることができたわけだから、ユーティリティー第3捕手の重要性が実証された。

いやぁ~それにしてもこんな緊急事態で捕手をやりのけて、しかも今シーズン初の盗塁阻止まで記録するなんてスゴすぎる!

また、この日は2009年に急造捕手として10年ぶりのマスクをかぶった巨人・木村拓也氏の命日でもあったのは、興味深い。但し、木村氏の時は第3捕手の加藤捕手が負傷退場するというアクシデントがあったため。今回の東北楽天は捕手2人制にもかかわらず、九回の時点で2番手の足立捕手に代打を出しているので単にベンチの采配ミスかもしれない。リスクマネジメントを考えると結果オーライというわけにもいかないだろう。


そーいえば、MLBでも4月1日STL@PITにてSTLの…いやMLBを代表する名捕手ヤディアー・モリーナが…

三塁の守備についた!!!彼が捕手と一塁以外の守備につくのは初めての事だった。この記事を読んだときはマジでエイプリルフールかと思ったぐらいだ。

この試合はパイレーツが先手を取り、終盤にカージナルスが猛反撃。一時、4点のビハインドを背負いながら、カージナルスが7回以降に5点を奪い5-5のまま延長戦にもつれ込んだ。延長11回、先頭で打席に立ったカーペンターが退場処分を食らう。その後、代打に捕手のウィータースが出場し、カージナルスは野手を使い果たした。

この回1点を勝ち越したカージナルスは、やむなく代打で出場したウィータースを捕手に置き、「5番・捕手」でスタメン出場していたモリーナを、退場となったカーペンターの代わりに三塁へと回すことにしたのだ。


パイレーツの攻撃は投ゴロ、四球、二ゴロ併殺打に終わり、モリーナに守備機会は巡ってこなかった。




普段は捕手姿を見ることない銀次内野手、普段は捕手姿しか見ることができないモリーナ捕手、普段つくことない守備位置で奮闘する両選手の貴重な姿は非常にエキサイティングだった!(東北楽天はベンチのミスなので采配には疑問符がつくが…)まだ開幕から1ヶ月も経っていないNPBとMLBだが、こーゆーことがあるからホント野球は楽しいとつくづく思ってしまう!!!

メキシコ初の女性審判が国際戦デビュー

2019-03-29 00:05:00 | スポーツ観戦記
去る3月9、10日に大阪ドームにて開催された野球日本代表対メキシコ代表戦にて国際試合では初となる女性審判が誕生した。

その審判はメキシコのルス・ゴルドアさん。

NPBには一人もいない女性審判員。世界野球ソフト連盟(WBSC)によるとメキシカンリーグ初で、野球トッププロリーグの審判を女性が務めるのも初めて。本人によると代表戦で審判を務めるのも初めてだという。

自身のスポーツ経験はソフトボールを20年間。ポジションは捕手だった。ソフトボールやサッカーの審判を務めるうちに、「試合全体を見ることができる」と、仕事に興味を持ち、地元の野球アカデミーから始まり、MLB傘下2Aなどのマイナーリーグで経験を積み、昨年メキシカンリーグでデビューした。

第1戦で三塁、第2戦は二塁の塁審を担当。


「女性審判員としてではなくメキシコ人として、代表と一緒に働けることは、誇りに思います」。来年の東京五輪でも判定に携わることが、今の夢だという。

今回も召集されたメキシコ代表にはNPBに在籍していたルイス・クルーズ(元千葉ロッテ、巨人、東北楽天)や北海道日本ハム、阪神で活躍したルイス・メンドーサ、かつて広島に在籍したザカルト・フィリップス(※広島時代の登録名は「ザック・フィリップス」)にラミロ・ペーニャ、そして今年からオリックスに加入したジョーイ・メネセスと馴染みある顔触れが揃い、来年の東京オリンピックでも再びその勇姿を見てみたいものだが、ルス・ゴルドアさんも審判として再び日本の球場に来てくれることを期待している。