劔神社(つるぎじんじゃ)は、福井県丹生郡越前町(旧織田
町)にある神社である。別名織田明神(おたみょうじん)。
素盞鳴尊を主祭神とし、特に織田信長は当社の神官の子孫
であるとされ、織田家の氏神とされた。尾張織田家は故郷の
名にちなんで織田と名乗ったのが始まりである。
(Wikipediaより引用)
織田信長のルーツが、霊峰白山の麓の町に在るのは大変
興味深いです。 泰澄(たいちょう)大師も、この近隣に出生
しています。 白山の麓では、歴史的な神通力者と、歴史的
にも過激な大改革者が生まれているのです。
織田信長が自ら自分の事を、第六天魔王と自称したのも、
決して根拠のない嘘では無いのです。
ただ、スサノオとは自称しなかったのは、今回の自分の役目
が、殺戮をも厭わない日本の大改革に成る事を、御告げに
より認識していた為に、敢えて魔王を名乗ったと感じます。
徹底的に悪役を最後まで演じ切ったのです。
最後は惨殺される事を、自ら誘導していました。
今回の役目のフィナーレに相応しいように。
第六天魔王の起源は、平安末期頃作られた『中臣祓訓解』に
記されています。
これには、大神(天照太御神)は大日(如来)と同体とされ、
国を治める証文を魔王から請い受けたとされています。
つまり、天照太御神の子孫が日本を治める許可書を、日本国
を所有する魔王から発行して貰い、保証されたと有ります。
この伝承は、その後、新たな解釈や追加が加えられて、多様
な変化が示されました。
例えば『高野物語』(十三世紀中頃成立)では、「大日如来が
魔王の子となり、わが国を受継ぎ、子孫を国王とした。」
という話になります。
また、『通海参詣記』(十三世紀末頃)には、
「イザナギ・イザナミの二尊がこの国を創ろうとして、第六天魔
王から国を譲り受けたとき、仏法を嫌うと申し出た。』
とされています。
信長が『通海参詣記』を読んだとは、とても思えませんが、
彼は比叡山を襲撃して実際に大殺戮をしています。
これらの伝記に記された魔王。
第六天魔王=牛頭天皇=スサノオ・・・国常立太神へ。
とも解釈できます。
有史以前の日本の支配者を魔王としているのです。
歴史に伝えられる真実は、実際は時の権力者により改変され
ている事が多々あります。
この場合も、魔王と恐れられた国土の所有者とは、封印し隠
された埋没神です。
原初の神々をククリ束ねた白山神とも言えます。
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