㈱プラスリジョン

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新聞記事☆車いすの旅人…豊中市の男性、来月100カ国目へ出発

2009-09-25 | Weblog
昨日、移動中に携帯でニュースをチェックしてたら、Yahoo!トップ画面に見覚えてのある写真が!メディアにはいっぱいとりあげられている方ですが、yahoo!トップ画面ってそうそうないから、「いまアクセスしたらトップ画面!」とうれしくなってご本人にメールしちゃいました。きーじーさんこと木島英登さん、100カ国目へご出発です。お気をつけて~!こんな本もだされています。

==以下 2009年9月24日付け産経新聞より(本文はこちら

 車いすで世界中を旅している大阪府豊中市の木島英登さん(36)が来月5日、100カ国目となるグリーンランド(デンマーク領)へ出発する。事故で下半身の機能を失いながらも「挑戦する心を忘れたくない」と世界へ飛び出し、旅の魅力に取りつかれた。「車いす生活で得たものは後悔しない人生」と語る木島さんは、夢だったオーロラを見上げるために準備を進めている。

 木島さんは高校3年のとき、ラグビー部の練習中に脊髄(せきずい)を損傷、車いす生活となった。神戸大を卒業後、広告代理店に入社したが、平成16年に退社。旅を通じて世界のバリアフリー事情を見た経験を生かして「バリアフリー研究所」を設立し、神戸市をはじめ自治体や企業のアドバイザーを務めている。

 初めての海外経験は20歳のとき。米国に1カ月間ホームステイした。車いすでも公共交通機関や店を支障なく利用できる社会に衝撃を受けた。「当時の日本ではいたるところにバリアがあり、自分は障害者だという事実を突き付けられていた。でも米国ではそれを忘れられた」。一方、次に訪れた国では介助を頼んだ人に「車いすなんだから家にいろ」と怒られた。「同じ物事でも違った考え方がある。新しい発見が楽しい」と旅の魅力に取りつかれていった。

 モロッコではカバンをすられ、ボリビアでは高山病で死にかけたこともある。それでも旅を続けるのは「車いす生活になったとき、周りから『できない』とばかり言われた。『じゃあやってやろう』と思った」という「反発心」が原点にある。これまでの旅はほとんどが一人旅だ。

 世界中の旅を通じて、日本の課題も見えてきたという。バリアフリー先進国の欧米では「介助が必要なら、自ら申し出なければ何もしてもらえない」。障害者が社会に溶け込み、求められれば誰もが手助けするのが当然という共通認識があるからだが、逆に日本は設備の充実は世界有数ながら社会と障害者との「心のバリアフリーが進んでいない」という。「普段から障害者が一緒に学び、働き、暮らす社会であれば、専用施設やマニュアルを作る必要はなくなる」と指摘する。

 今年2月、ガーナで99カ国訪問を達成。100カ国目には「旅人の永遠の夢」とオーロラを見られるグリーンランドを選んだ。約10日間の旅程で犬ぞりにも挑戦する予定。「踏み出すのは怖いという人も多い。でも、動けば必ず面白いことが起こる」
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