Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



先日亡くなったRonnieを偲んで今回
はどうも世間から忘れられがちな1枚
について書こうと思います。

 Ronnieの名声を確実なものにしたのは
Rainbowでの3枚のアルバムを出した後
BlackSabbathに加入しHeaven&Hellと
言う名盤を生みSabbath脱退後さらに、
自らのバンドDioでHolyDiver、LastInLine
とたてつづけに名盤を生み出したことに
よるところが大きいと思う。

 ここで1枚忘れられているのがHeaven&
Hellの次のアルバムMobRulesだ。

Heaven&HellとDioの2枚があまりにも
素晴らしいのでどうも影が薄いけどこの
アルバムからドラムがヴィニー・アピスに
交代しておりその手数の多いドラミングが
既にDioの原型ともとれるサウンドを作って
いてBlackSabbathの2枚目ではあるが、
Dioの0枚目でもある。

 楽曲もなかなか充実しているのだが、
Heaven&HellやWeRockのような突出した
曲がないのが影が薄い理由かもしれない。
 現に今までのオリジナルアルバム9曲
ではイマイチ魅力に欠けたのでついつい
今日まで後回しにしてしまった。

 ところが今年4月にでたDeluxeEdition
はDisc2がスゴイ。

2~3年前(だったかな?)突然RHINOから
5000枚限定で発売されたLive At The
HammerSmith Odeonはあっという間に
完売してしまいあとはオークションで
高値で取引されていた。

 ラジオで聴いてLive At~の内容の
素晴らしさを知った時には既に
価格は高騰しきっていた。

 その諦めていたLive At The Hammer
Smith OdeonがなんとこのMobRulesと
2枚組みになって再発された。しかも
Disc1にもボーナストラックでLiveAt~
には収録されていないDieYoungのライヴ
ヴァージョンが収録されている。

 これだけオマケが付くとこのアルバム
も十分買いだ。

 このCDを聴きながらRonnieがいかに
偉大なVocallsistだったかを今さらながら
再認識している。

 偶然にもこの時期に再発されたこのCD
はRonnieからの最後のプレゼントのような
気がする。

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もう何年もLiveHouseと呼ばれるところ
にレギュラーで出ていない。

 MirrorMuseumを始めた当初は他の多く
のバンドと同じようにオーディションを受け
まあまあ有名なLiveHouseのレギュラーと
なったのだが、下っ端ペイペイのバンドは、
大抵の場合、まずは平日の夜の1番目、だい
たい6時半スタートが多い。

 なったまではいいけど平日の夕方6時半に
LiveHouseに来られる人はごく限られた人で
世の中の圧倒的多くの社会人はまだ働いてい
るか、良くても帰宅の電車の中だろう。
 
 予想通りLiveHouseはいつもメンバーの
人数より少し多い、いやヘタするとメンバー
よりも少ないお客さんの前で演奏した。

 その当時は、それが当たり前だと思って
いた。この状況に耐えていればいつかお客
さんが増え・・・・・るワケがない!!!

 観てくれる人はいつも同じ、その人達も
同じバンドを何度も観れば飽きてくる。

 しかもチケット代は安くない。

当時一般的なのはチケット2000円に
プラス、ドリンク代500円。このドリンク
500円がクセ物だ。紙コップ1杯のジュース
が500円とはこのデフレ・バンザイの世の中
においてはまさにボッタくりBAR並の金額だ。
(え?ボッタくりBARはもっと高いって?)

 LiveHouseにも経営というものがあるので
苦肉の策なのは解るのだが、一般のお客さんには
そんなことは関係ない。高いと思ったら
来ない。それだけの話だ。

 ま、要するにチケット代は2000円では
なく2500円ということだ。

 そんなインチキやめようよ・・・・。

確かにその2500円で多くの場合40分
演奏のバンドを4バンド観られる。

 安いと言えば安いかもしれないが、無名の
アマチュアバンド4バンドの全てを楽しみに
観る人が一体どれくらいいるんだろうか?

 結局ほとんどの人は自分の観たいバンド
一つの為に2500円を払うのだ。

 そう考えると40分で2500円。プロなら
3倍の2時間はやると考えて換算すれば7500円。

 結構高い。

しかも観に来る人はそこまでの交通費を払い、
仕事の都合をつけて来るのだ。

 僕は観に来てくれたお客さんに十分
楽しんで払った金額に値するものを観た
と思って帰ってもらいたいといつも、
思っている。

 これはジーン・シモンズの考え方から
パクったんだけど・・・。

 そんなことがあったので、それ以降は
無料で観て貰える市民祭りに出たり、
してたんだけど、今年youのLastLive
で初めてやらせてもらった山手AngelsClub
ドリンク代500円はあるんだけど、
チケット900円と他の半額以下で、45分
演奏出来る。
チケット、ドリンク合わせても1400円だ。

 しかもお願いしたら日曜日の3時開演に
させてくれた。
この3時開演は僕の考え方に都合が良くて、
日曜日の夜だと演奏が終わったら、わざわざ
観に来て頂いた方々に、ろくに話しも出来ない
まま帰っていただき翌日は仕事が待っている。

 これではあんまり楽しくない。

そこで3時に開演すれば4時には演奏終了。

 その後皆で飲みに行っても十分時間がある。

 こうやって楽しい休日を過ごしてもらえたら
というのが僕の考えだ。

 多分今度のライブもAngelsClubさんか
どこかのイベント出演になると思うけど、
最近いいニュースがあんまり聞こえて
来ない世の中で、短い時間でも
そんなことを忘れて皆に、楽しんで
もらえれば幸いです。



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ロニー・ジェイムス・ディオが
亡くなったそうだ。

Heaven&Hell夏のツアーがキャンセルに
なったので、あやしいなと思っていた
ところだったが、いざ現実になると
淋しいものだ。

 コージーが亡くなってロニー、コージー
リッチーのRainbowを観ることは叶わぬ夢
になったが、それでもロニーだけでもリッチー
といつかは・・というかすかな希望を持って
いたがその夢も虹の彼方へ消えてしまった。

 僕がロニーを観たのはたったの1回だけ。

 Dioとしての来日がプロモーター音楽舎の
倒産により中止になり、その後ヴィヴィアン
・キャンベルの脱退があったりでなんとなく
観るタイミングを逃しそれから、ずっと後の
Magicaのツアーだった。

既に50代後半だった(実はロニーはその
頃まで年を5歳ゴマカシていた。)
のに全く衰えることなくLive終盤に演奏した
LastInLineのブレイクで一瞬の静寂。

 ニヤッと笑って客席を観て
フルパワーのヴォリュームでシャウト
したあの姿を今でもハッキリ憶えている。

その後もロニーは何度か来日しているが
LoudParkの出演だったり、他のバンドとの
カップリングだったりで観る機会をまた
逃してしまった。

 結局それが最初で最後になった。

 ロニーの歌は僕の中のHR/HMの
基準と言っていい。

 力強く高音なのに細くなく、
シャウトしてもメロディアス、
アドリブでも正確な音程。

あのリッチーをして

「もし自分がヴォーカリストなら
 ロニーのように歌う」

と言わしめた唯一の存在。

ただコンポーザーとしては
LastInLineのアルバム以降は出すごと
に歌メロがつまらない曲が増えて
その後音楽性が違う方向に行って
しまったり、BlackSabbathに復帰して
すぐ辞めたりいろいろあったが、ついに
あの輝きが戻ることはなかった。

 そしてロニーは旅立ってしまった。

 僕のヒーロー、ロニー。

 今日何か大きな時代が
 終わった気がする。


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 最近何でも安い。牛丼が280円ぐらい
になったり弁当が298円で買えたり、
某有名店Dでは茶碗も箸も105円だ。

 本は新品はいまだに再販制度により
定価だけど中古ならBに行けば105円
で買えるものが沢山ある。

 CDも国内盤新譜にはまだ再販が
あるので定価だが、どういうわけか
DVDが付くと再販制度から外れるらしく
値引きされているし、輸入盤はもともと
自由価格なので国内盤より1000円以上
安く買えることが、当たり前になっている。

 先日買ったJudasPreistのBritsh
Steel30thAnniversaryEditionは80分
以上のLiveと30分のインタビュー映像を
収録したDVDがついた2枚組みをAmazonで
予約して他のCDと一緒に買ったら1285円
だった。
 
 なんか間違ってるんじゃないかと思う
ような安さだ。

 Amazonはしょっちゅう値段が変わるので
今日現在はその値段ではないがそれでも
1690円と十分安いと思う。

 最近、若者が高いものを
買わなくなった、欲しがらなく
なったという話あちこちでを聞く。

 要するに今は高いお金を出さなくても
十分楽しむことが出来るものが、買える
のだ。

 多分我慢しているわけではないと思う。

 昔から1日は24時間と決まって
いるので(当たり前だが)、何でも
かんでも買っても観たり聴いたり読んだり
する時間が足りないのだ。

 おそらく戦後、物の無い時代に
育った人たちは、使いもしない物
を家に大量に置いておくことが、
豊であることの証と思ったのだろう。

 子供の頃、お金持ちの子供は
どう考えても使うわけがない
全数十冊の百科事典を買って
もらうのが流行っていた。

 今の若者の感覚で見ればまるで
お金をドブに捨てるに等しい行為
に見えるだろう。

 ある評論家が、何故いい車に
乗りたがらないのか、それは若い人
は将来が不安だからだ。不景気の
せいだ、というようなことを言って
いたが僕は違うと思う。

 僕も子供の頃は大人になったら
スーパーカーに乗りたいと思って
いた。

 でも家が1軒買える程の価格で
排気量が4000ccもあるのに
2人しか乗れないような車を買う
ことは人生でやりたい事の優先順位
を今の感覚でつけるなら最下位だ。

 つまり魔法が解けたのだ。

 本当は若者だけでなく日本人の多く
がうすうす気付き始めているが、
今まで高い車、ブランド品を買い捲った
大人がそれを認めるのは、今までの
自分自身の愚かさを認めることに
なるので気付かないふりをしている
んじゃなのか?

 経済的に見れば若い人達に無駄遣い
してもらって儲けたい奴らが困る
のだろうが、その若者に安い給料しか
払わず休みもろくに取らせず、金を
使えなくしているのもまた同じ奴らなんだ
から、愚かとしかいいようがない。

 デフレはそんな奴らに対しての
庶民からの反逆だ。

 みんな、しっかり考えて安くて
いいものだけを買うんだ!!


 今は亡き成毛滋氏は言った。

 高くて良いのは当たり前。
 安くて良いのが素晴らしい。

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 ゴールデンウィーク、皆さん
いかがお過ごしですか?

 僕は赤日が休みなので2日から
三重県の実家に帰り、今日の昼に
横浜に戻ってきました。

 麻生さんの高速道路休日1000円の
お陰で、三重の実家まで片道7800円
ぐらい(だったかな?・・忘れた)の
高速代が1350円と格安になった。

以前のETC割引は深夜に割引になるのを
狙う車で、昼間よりも夜中に渋滞になる
ので時間がかかる&睡魔の2重苦でひどい目
にあったことを去年の正月に書いた。

 民主党は高速道路を無料にすると言った
から投票したのに逆に今の割引を全部廃止
すると言い出した。

 毎日2000円にするなど、なんかハッキリ
しない状態なので確実に1000円の最後の
連休に大渋滞が起きるのは容易に想像が出来た。

 そこで最近僕が使う手は早朝出発だ。

 僕はミュージシャンらしからぬ夜に弱くて
朝に強いので夜中に走るよりも早起きの方が
楽なのだ。

 それに夜、走るとなると暗いので前が
見にくく目も疲れるし、しかも睡魔とも
闘わなければならないのでどうしても、
速度も遅くなり渋滞を差し引いても
昼間より時間がかかるし疲れる。

 でも世間の多くの人は、朝に弱い人が
多いらしく今回は行きも帰りもほとんど
大きな渋滞にぶつかることはなかった。

 むしろ夜中に走っていたあの苦労は
何だったんだと思うぐらい快適だった。

 麻生太郎バンザイだ。

ニュースを見たら東名高速は結局
僕が走った時間帯以外でもそれほど
酷い渋滞では無かったようだが、
僕が行った各行楽地は、不景気なんて
全く無縁と言って良いほどの大盛況
だった。


 この先どうなるのか、全く予想が
つかない民主党政治だが、こうやって
一庶民の生活を快適にさせることこそ
政治の本来の役割だと思う。



 
 

 


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