僕は巨人ファンだが、野球を見るように
なったのは、大学生になってからだ。
子供の頃は、親父がスポーツに興味の
無い人だったので、子供向け番組の
ゴールデンタイムの午後7時はプロ野球
を見ることはなく、僕はテレビを独占
できた。
アニソンにやたら詳しいのは、
そんな理由からだ。
だから子供の頃、野球を見たのは
王選手が715号
ホームランを打ちそうだとか
756号を打ちそうとかいう
時ぐらいだ。
野球を見るようになったのは、
ホームラン王の王さんが
監督になったら巨人が
勝てないという話を
聞くようになってからだ。
その頃から、巨人の4番は
原だった。
王、長嶋の抜けたジャイアンツを
支えた原選手。
1995年10月
東京ドーム、巨人x広島
最終戦 原辰徳引退試合
既に消化試合だったこの
試合のチケットを手に入れる
ことが出来た。
球場で聞いた
「私の夢には続きがあります。」
の言葉は今でもはっきり
覚えている。
監督を辞めるのは3回目だが
今回は本当に最後だろう。
最近はバスケットに夢中で
今年は1度も球場には
行かなかった。
それでも巨人戦の結果は
いつも見ていたし、
あまりにも点が取れない
1対0や延長サヨナラ負けを
多く見たので、おそらく
今年限りではないかと
薄々感じていたが、
自分の野球観戦歴の中に
常に居続けた巨人の
原辰徳が辞めるということは
自分の人生の大きな章が
終わったような気がする。
今日は久しぶりにスポーツ新聞
を買った。
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