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Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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で、Jackson復活計画はあえなく
頓挫したので、休眠中だったSTMに
再び、弦を張った翌日。

夕方に練習スタジオを予約して
あった。

出かける前に久しぶりに
ヤフオクを見てみた。

FenderSTMで検索すると
何個かヒットした。

75000円から11万円
ぐらいの値段がついていた。

僕のギターについているのは
STMでも後期型の2点支持の
ユニットだ。


通常の市販品のSTMは前期型は
6点支持のユニットで
ボディ材はバスウッド。
後期型は2点支持でボディ材が
ポプラに変更されている。

どちらも試奏したことがあるが
満足のいく音ではなかったので、
仮にヤフオクで大金投じて落札
しても、ギター本体は使い物に
ならない。

アームユニットだけの為に
10万円を投じる気には
なれなかった。

で、いつもどおりだなと
思ってパソコンを閉じようと
した時だ!

!!!!

なんとSTMのトレモロユニット
のみが売りに出されている!!

オークション終了時刻は当日の
21時20分

スタジオは17時半から19時半
で取っていたので、いったん家を
出た。

こんなチャンスは2度とないぞ。

練習なんか集中できるわけがない。

もう全く身の入らない2時間を
過ごして時速500Kmで歩いて
帰宅。

20時過ぎに家に到着。

幸い入札ゼロ。

ヤフオクは以前MorrisW60
を探していた時、何度も
終了間際に高額の入札が
入ってかっさらわれるという
ことがあって、実は過去1度も
落札したことがない。

冷静に考えれば、こんな
ピンポイントなレアパーツ

ギター本体が無いのに、
欲しいやつがそんなに
いるとは思えないのだけど....。

こっちは3年近く
悩み続けてきた懸案が
ついに解決するかも
しれないのだ。

もう「冷静」なんて言葉は
宇宙の彼方に吹っ飛んでいる。

それでも21時まで待った。

入札ゼロ。

もういいだろう。

14900円で入札。

長い長い20分。

2時間ぐらいに
感じた。

そして21時20分
オークション終了。




落札。

1週間程して商品到着

まさかとは思うが、
手持ちのアームを
装着してみた。



大丈夫。

2点支持なので、弦と裏側の
スプリングを外すだけで
交換は完了だ。

弦を貼るのもう1日待てば
良かった。



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過去ログによると2023年7月と
2024年6月の2回トレモロアーム
のネジ溝がつぶれてアームが抜けて
しまって困っていることを書いていた。

解決方法も見つからずあきらめていた。

そこで、もういっそうのこと、
ストラトはあきらめて、眠っていた
グローバージャクソンを復活させて
使おうと試してみた。



STMと同じミディアムスケールなのだが
弾いてみると違和感がある。

と言うより弾けない。

今まで考えたことがなかったのだが
スケールは同じ314mmスケール
でもSTMはトレモロユニットの間隔
が10.5mmのナローネックで
スリムネック。

ジャクソンはGotoh製の、
フロイドロース・ライセンスド
・トレモロユニットで11mm
間隔で指板の幅は普通のギター
と同じ。

つまりスケールが短くても
指板の幅が普通だと手が小さい
と弾けないのだ。

むしろスケールが短いこと
はあまり関係がない。

最近よくYngwieなどの動画を
見てフォームを真似る練習を
しているのだが、明らかに
手の大きさが違っていて同じよう
なフォームで弾けないのだ。

これが成毛滋が言っていた
手の小さい日本人には、
ナローネックでスリムネックの
STMを使った方が良いという
理由だったのだ。

ラジオではナット幅40mm
ということをよく言っていた
ように記憶していたが、大事
なのは12フレット付近の
指板の幅だったのだ。

40年かかってやっと理解
できた。

ちなみにトレモロアームは、
さすがのGotoh製のロック式の
アームユニットなので、問題なく
使えたけど、肝心の左手が上手く
行かないのでは、本末転倒だ。

1カ月程練習してみたが、
左手首に痛みを感じるように
なってきた上にSTMを弾いて
いたときよりも明らかに
下手になっているし、鏡で
フォームを確認すると、
完全に左手の大きさが指板
の幅に負けている。

ということで、
ジャクソン復活計画は
あえなく頓挫。

次回へ続く。





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前回で書いた90年代、
ライヴハウスにひしめきあって
いたバンドたちはどこへ
行ったのか?

Sailing Shipで再びライヴ
ハウスに戻った2010年代
そこに残っていたのは、僕達
よりもはるかに若いバンドで
いかにも音楽の専門学校を
出ましたという感じの子たち
でした。そしてどのバンドも
みんな上手い。

今、考えると彼らはノルマは
免除で、ライヴハウス側から
頼まれて出演していて、ノルマ
を払ったのは僕達だけだったの
かもしれません。

Insanity&Geniusで某ライヴハウス
にブッキングしようとしたとき
ずっと対バンが決まらなかった
のでキャンセルしようとした
ところライヴ1週間ぐらい前に
対バンが見つかったので、ノルマ
を大幅に割引するので、出ませんか
というお誘いをもらったことが、
ありました。

で、喜んで出演したのですが
この時もおそらくノルマを払った
のはInsanity&Geniusだけだったと
考えるといろいろ辻褄が合います。

じゃあ、あの90年代にいた
沢山のバンド達はどこへ行って
しまったのか?

90年代には上手いバンドも
沢山いましたが下手なバンドも
沢山いてそれぞれのライヴハウス
に格付けのようなものがあって
棲み分けがなされていました。

それが2010年代、
みんなまとめていなくなり
ました。

その謎がごく身近な
ところで解けたのです。

僕が毎月出ている
ライヴバーこびとさんでは
土日、祝日はバンド、
弾き語りは平日という
棲み分けが一応あります。

僕は1人で活動、もしくは
Insanity&Geniusでも平日
しかライブが出来なかったので
土日のこびとさんがどうなって
いるのかずっと知らないまま
でした。

それが、初めてInsanity&Genius
で日曜日に出演してみてビックリ!

平日はお客さんが来ても2~3人
のこびとさんが超満員。

と言ってもキャパ25席なので、
100人とかいるわけでは
ないのですが、とにかく
別世界なのとそこに出ている
のは昔ライヴハウスにひしめき
合っていたバンドたちでした。

そして勿論、ライヴの内容も
どのバンドも素晴らしい。

むしろ、いなくなったのは、
昔はよく見かけたどうしようも
ないぐらい下手クソなバンドが
いなくなったのです。

こびとさんで下手なバンドは
見たことがない。

Angels Clubでもそうでした。

上手いバンドしかいない。

そしてそれらのバンドは
どのバンドもお客さんを
集めているので、キャパ
25席のこびとさんが、
超満員になってしまうの
です。

あともう一つ多いのが、
カヴァーバンドです。
いろんなカヴァーバンドを
集めたライヴを観ましたが
どのライヴもこれまた
超満員なのです。

世の中的にカヴァーバンド
は需要があるようなのです。

それとこれはバンドだけでなく
ソロの弾き語りでも若い女の子
は人気があってお客さんが呼べる
子が結構いる。女の子がヴォーカル
のバンドでも同じです。

で、そのお客の多くが自分と
同年代のオッサン達なのだから、
参ります。

演者としてのオッサンに
需要は限りなくゼロに近い
のです。

つまりライヴハウスから消えた
バンド達のうち本当に消えたの
は、お客さんの呼べないバンド
だったのです。

僕の知らないところで活動
しているのかもしれませんが...。

そういう現実を見ると、
なかなかバンドをやるという
ことが、厳しい世の中に
なったもんだなと思います。

やりたい気持ちはあるん
ですけどね。

ということで全10回の
バンドはもうやらないのか
というお問い合わせの答え
はこういう深い深い事情が
あるわけなんすよ。








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で、この2曲で何を考えたかを
書こうと思いましたが、今回の
タイトルの「バンドはもうやらない
の?」と話がそれるので、
この話題はまた別の機会に。

この2曲の件のように、毎回ライヴ
をやるたびにいろんなことを感じて
その度に、修正するべきか修正の
方法はどうするべきか考えます。

これは1人でやっているからこそ
できることでもあります。

昔はバンドでも同じだと思って
いました。

でもそうではないのです。

5人いれば5人の考え方が
ある。

何が正しくて何が間違いかは
誰にもわからないのが音楽の
難しいところです。

むしろ民主的に多数決で
決めたものが良いものになること
は少ないように思います。

僕はDeep Purpleよりも
Rainbowのほうが素晴らしいと
思うのはRitchieBlackmoreの
方向性がハッキリ反映されて
いるからだと思うのです。

かと言ってYngwieのように
100%1人の意見の音楽も
結構ツマラないものになったり
するので難しいところでは
ありますが。

で、アマチュアがバンドを
やろうとすると、さらに
ここにメンバーの音楽の
好み、技術、真剣さの
度合いなどの条件が加わり、
さらには家庭を持つとそこに、
収入、仕事の休みの日などの
条件まで加わります。

これでは人生の全てをかける
つもりでバンドを続ける
メンバーを集めることなど
奇跡でしかないでしょう。

中でも金額の問題は、昔の
高額なチケットノルマ制度
は大きな活動の足枷となり
その結果、ライヴハウスから
バンドはいなくなって
しまったのでしょう。

以前、MirrorMuseumも
かなり長い間、チケットノルマ
のあるライブハウスでの演奏は
していませんでした。

Sailing Shipを結成して久しぶり
にライブハウスに出ようとして
驚きました。

昔はオーディションがあったり
してこっちから頭を下げて、
高額な金を払って出させて頂く
ような殿様商売にもかかわらず
それでも出演したいバンドで
いっぱいだった、ライヴハウス
のスケジュール表がスカスカで
むしろ、ブッキングしても
対バンが集まらないという
現象がおきてInsanity&Geniusの
初ライヴもいきなりワンマン
でした。

ワンマンライヴがやれるなんて
スゴイじゃないか!

と言う話ではないのです。

対バンをやるバンドがいなくて
結果ワンマンになってしまった
のです。

アマチュアバンドはこんな
状況になっていましたが、
プロのバンドの場合は
特に日本に限って言うと、
昔からバンドと称してはいても、
実際にはソングライター兼
ヴォーカリストとその専属
バックバンドのような
バンドが多く、SASもMチルも
最近よく名前を聞く
緑リンゴ婦人も僕には
バンドだとは思えません。

他にもテレビを見るとやたらと
3ピースバンドが沢山いるの
ですが、そのほとんどが同期
を使っているかそもそも楽器は
全部オケで弾いているフリだけ
というのがとても多く、
メンバーだけで生演奏のバンド
なんて見たことがありません。

これらのバンドのソングライター
でないメンバーたちは、どういう
考えでやっているのか僕には
全く理解できません。

アマチュアならともかく、
プロの場合はソングライター
とそうでないメンバーでは
大きな収入格差も出来る
でしょう。

アマチュアの場合は、元々収入は
ゼロに近いけれどスタジオ代、
ライヴのチケットノルマなどの
支出を全員が均等に負担すること
が正しいことなのか?

こうなるとまさしくバンドが
趣味である場合は、それなりに
支出があっても納得がいく
でしょう。

ゴルフでコースに出るのに
ゴルフ場にお金を払うのと
同じです。

でも僕にとって音楽は趣味
ではありません。

バンドも同じです。

楽しみたいからやっている
わけではないのです。

実際僕の知り合いには、
チケットノルマのある店など
論外、出演者が参加料を払う店
にも出ないというスタンスで
活動している人もいますが、
僕がそれをやってしまうと
本当に演奏できる場所が
無くなってしまうので、
今は出演する店を限って他は
お誘いを頂いた時のみ出演
することにしています。

今日6月25日は僕が横浜に
来て初めてライブをやった日
です。

1995年なのでちょうど
30年です。

30年たってもプロにも
なっていないのに、こうして
音楽活動が出来ていること
は本当に奇跡に近いこと
だと思うし、ありがたい
ことです。

でも30年たっても未だ
道半ばです。
僕の長い長い音楽の道は
まだまだ続くようです。

さて長く書いてきましたが
次回は最終回、途中で書いた
かつてライヴハウスのブッキング
をひしめきあっていた、あの
バンドたちはどこへ行ったのか
です。





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その8ということで、
今まで何度も書いてきた自作曲を
1人でも多くの人に聴いて
もらいたいという目標を
具体的にどうしたいのか
について書いてみます。

武道館を満員にするとかは
さすがに言いません。
そこまで勘違いは出来ないです。

そこが、ダメなところなのかも
知れませんが....。

どうなりたいのかと言うと
毎回、ライヴをやれば1人でも
いいので、呼ばなくても
ライヴにお客さんが来るぐらいの
知名度を実現することです。

つまりファンを獲得すること
です。

8年前に1度だけ地元の
四日市でライヴをやったこと
があります。

その時は、同郷の友人Dannieさんを
はじめ子供の頃の幼馴染、大学の後輩、
挙句の果てには弟とその友達まで、
声をかけまくって、なんとか
7人集まってもらったと思う。

でもこれでは当然2回目は無い
わけで、知人、友達を呼んでいる
のでは活動は継続できないのです。

でも残念ながら僕がライヴを
やってもほとんどのライヴは
お客さんゼロです。

お客さんはゼロでも、お店には
対バンの出演者もいれば、その店
のマスターやスタッフもいる。

聴いてくれる人は全員が、
お客さんだ。

だからその人に向けて全力で
演奏する。

初期の頃は歌唱力向上の目的
に加えてInsanity&Geniusの
プロモーションも兼ねていた
のだけどInsanity&Genius
のYouTubeの再生回数は
結構増えたけど肝心の
弾き語りの演奏については
ほぼ無反応だった。

大人だからハッキリと
つまらないとか言ってくる人は
いないのだけど、反応が無いと
言うことは、
「印象に残らなかった」
あるいは、
「つまらかった」
ということだろう。

やり続けていればいつか
気に入ってくれる人が
現れるのではないかと考え
自信のある曲は、しつこく
セットリストに入れた。

Still I'm on Fireと
Dance on the Bladeは
ライヴで100回以上やったと思う。

Dance on the bladeは
Insanity&GeniusのYouTube
では結構評判が良くて、
MVの再生回数も僕の曲では
最多の1500回越えの
唯一の曲だ。

でも弾き語りでは、
Dance on the Bladeは
誰からも良いと言われた
ことが無い。

要するにバンドで生きる曲
と弾き語りで生きる曲は
違うということだ。

最初は全曲Insanity&Geniusの
曲を弾き語りでやっていた。

そして全くの無反応

これではお客さんなんか
来るわけがない。

ところが思いがけない曲が
沢山の人から良いと言って
もらえるようになった。

その曲がこれ

傷だらけのギターという曲ですが、
元々はInsanity&Geniusの為に、
僕がメロディーを作ってTommy
に歌詞を書いてもらったのですが
そのうちにInsanity&Geniusが
活動停止になってしまって、
バンドで使えずに眠っていた曲
でした。

タイトルにギターと入っている
のでアコギの弾き語りに使える
んじゃないかと思ってちょっと
やってみたら、多くの人から

「あのギターの曲良かったよ」

と言われるようになりました。

それでしばらくは必ずこの曲は
演奏していましたが相変わらず
他の曲はサッパリでした。

それからしばらくして、今度は
昭和の唄弾き語りの会のお題で
作ったこの曲が良いと言って
もらえるようになりました。

それがコレ


この曲と「傷だらけのギター」との
あまりにものギャップにしばらく
迷走の日々が続きます。

その9へ続く









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