Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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 最近何でも安い。牛丼が280円ぐらい
になったり弁当が298円で買えたり、
某有名店Dでは茶碗も箸も105円だ。

 本は新品はいまだに再販制度により
定価だけど中古ならBに行けば105円
で買えるものが沢山ある。

 CDも国内盤新譜にはまだ再販が
あるので定価だが、どういうわけか
DVDが付くと再販制度から外れるらしく
値引きされているし、輸入盤はもともと
自由価格なので国内盤より1000円以上
安く買えることが、当たり前になっている。

 先日買ったJudasPreistのBritsh
Steel30thAnniversaryEditionは80分
以上のLiveと30分のインタビュー映像を
収録したDVDがついた2枚組みをAmazonで
予約して他のCDと一緒に買ったら1285円
だった。
 
 なんか間違ってるんじゃないかと思う
ような安さだ。

 Amazonはしょっちゅう値段が変わるので
今日現在はその値段ではないがそれでも
1690円と十分安いと思う。

 最近、若者が高いものを
買わなくなった、欲しがらなく
なったという話あちこちでを聞く。

 要するに今は高いお金を出さなくても
十分楽しむことが出来るものが、買える
のだ。

 多分我慢しているわけではないと思う。

 昔から1日は24時間と決まって
いるので(当たり前だが)、何でも
かんでも買っても観たり聴いたり読んだり
する時間が足りないのだ。

 おそらく戦後、物の無い時代に
育った人たちは、使いもしない物
を家に大量に置いておくことが、
豊であることの証と思ったのだろう。

 子供の頃、お金持ちの子供は
どう考えても使うわけがない
全数十冊の百科事典を買って
もらうのが流行っていた。

 今の若者の感覚で見ればまるで
お金をドブに捨てるに等しい行為
に見えるだろう。

 ある評論家が、何故いい車に
乗りたがらないのか、それは若い人
は将来が不安だからだ。不景気の
せいだ、というようなことを言って
いたが僕は違うと思う。

 僕も子供の頃は大人になったら
スーパーカーに乗りたいと思って
いた。

 でも家が1軒買える程の価格で
排気量が4000ccもあるのに
2人しか乗れないような車を買う
ことは人生でやりたい事の優先順位
を今の感覚でつけるなら最下位だ。

 つまり魔法が解けたのだ。

 本当は若者だけでなく日本人の多く
がうすうす気付き始めているが、
今まで高い車、ブランド品を買い捲った
大人がそれを認めるのは、今までの
自分自身の愚かさを認めることに
なるので気付かないふりをしている
んじゃなのか?

 経済的に見れば若い人達に無駄遣い
してもらって儲けたい奴らが困る
のだろうが、その若者に安い給料しか
払わず休みもろくに取らせず、金を
使えなくしているのもまた同じ奴らなんだ
から、愚かとしかいいようがない。

 デフレはそんな奴らに対しての
庶民からの反逆だ。

 みんな、しっかり考えて安くて
いいものだけを買うんだ!!


 今は亡き成毛滋氏は言った。

 高くて良いのは当たり前。
 安くて良いのが素晴らしい。

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コメント ( 2 )
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