長岡育英センター・ブログ

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もちやき実験

2007-01-12 02:05:20 | きょうの育英
「超うまいー!!」
「すごくおいしい!」
「ハハハハハ!」

焼きたての熱いもちを砂糖醤油につけて
のりを巻いただけ。

だけど、勉強時間にこっそり焼いて
食べたおもちは、特別おいしかったのです。


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「このストーブで、もちが焼けるんだよ。」

育英センターのジュニア教室の時間に
なにげなく言った一言から始まりました。

「知ってるよー。ばあちゃんちで焼いた。」
「本当?」
「わかるー」(このリアクションは結構定番)

思った以上に、今の子ども達もストーブで
なにか焼いたりしたことがあるみたい。


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電気コードをつなぐファンヒーターの台頭で
最近あまり見かけなくなった反射式のストーブ。

かつてはこのストーブの上でおもちも焼いたし、
別のストーブでお雑煮を温めたり、のっぺを
温めたりしたものでした。

子どもの頃、正月の朝といえば、じいちゃん、父、
兄、妹などと、ストーブでもちを焼くのが恒例行事でした。

ストーブで焼くもちは、時間がかかるので、
向かい合って火を囲んでいろんなことを話したり
喋って笑ったりして、楽しく待ってました。


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そんなことを懐かしく思い出したので、みんなに
さらに聞いてみたのです。

「じゃぁ、おもち焼いたことある人?」

「ないよー。」
「…そんなのないよ!」

「いないの?そうなんだ。
 じゃぁ、焼いてみよっか!?」

ということで、なにげなく提案したのでした。

ただ焼いて食べたんでは面白くないので、
一応「理科の実験」の「もちを焼く実験」ってことで。

ちなみに、「理科」ってのは小学校4年生にならないと
始まらない勉強だそうで、

「じゃぁ、総合でも、生活でもいいよ」ということで。


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やってみました。

「うわー、本当におもちだ!」
興奮するみんなとおもちを焼きます。

ストーブの上に、アルミホイルを敷いて、
切り餅を人数分6個並べました。

10人もいたら並べられないんですけど。
良かったですね。少なくて。

「これがぼくの!」「これわたしの!」
などとにぎやかに待つこと30分ほど。

オーブントースターなら、10分や数分で
焼けてしまうおもちが、じっくり時間をかけて
焼けたら、部屋一杯にいい匂いが広がってきました。

「早くしないとお迎えの時間になってしまう!」
という頃になって、ようやく焼き上がったおもち。

醤油をつけて、のりを巻いたらパクリ!

「おいしー!」
「超うまい!!!!!!」

感動の声の連続で、実においしい、楽しい実験を
終わりました。

それにしてもおいしい実験でした。

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で、せっかくのチャンスなので、考える宿題を出しました。


元々は「かたい」お米が「柔らかい」おもちになって、
また「かたい」切り餅になる。ところが、それがまた
火を通すと「柔らかい」焼き餅になっておいしく食べられる
という不思議なこと。

どういう仕組みなんでしょうか?かたくなったり柔らかくなったり。

ちょっと考えてみてください。

これが宿題です。わたしもこれから考えます。

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Change!! IKUEI!!
 by 川上
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