心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

ジャニーズとRの法則と電通と資生堂との黒い繋がり ③)NHKの裏切りはどこまで本当なのか?

2018年05月11日 | メディア 芸能人 ゴシップ

今回はまとめ記事的に書いていきます。

このブログでは、芸能界においてジャニーズが中心であると仮説を立てて、彼らのルーツや動静に注目してきました。

今回のニュース記事では、「NHKがジャニーズを訴訟することを検討している」という報道がされています。

これが、単にブラフ(強気な見せ掛け行動)ではなく、組織としての対応であるなら、NHKは確実に内部分裂を起こしますし、「NHKはジャニーズと吉本興業でもっているようなもの」という体制は崩壊します。

次の打つ手はあるのでしょうか?

あるのであれば、「元SMAPの三人」や元ジャニーズを使っていくのかもしれません。

もしくは、前向きに捉えれば、経営陣が、あまりにも汚すぎる芸能界の事務所とのやりとりに辟易としてきて、キャスティングを公平にタレントを使う方向で考えているのかもしれません。

後者であることを望みますし、国営放送ですから、「天気予報と日時、曜日しか当てにならない」という3点セットだけのメディアの持つイメージを変えてもらいジャーナリズムとは何か?と考えて貰いたいものです。

まずは、Rの法則における、NHK批判とその対応の記事を見ていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・(NHKがジャニーズに損害賠償検討、識者「自分たちの正当性を主張したいのだろう」

2018年5月10日 21時17分 産経新聞)
 TOKIOの元メンバー、山口達也さん(46)が出演していたNHKEテレの「Rの法則」が打ち切られた件で、NHKはジャニーズ事務所側に損害賠償請求を検討していることを明らかにした。

 識者からは「自分たちの正当性を主張したいのだろうが、放送局として、先に信頼回復に努めるべきだ」と厳しい声が上がる。

 NHKは、昨年にも大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検された男性俳優(34)=不起訴処分=の主演ドラマが放送取りやめになった件について、所属事務所との間で損害賠償の支払いに合意したことを明らかにしている。

 しかし同志社女子大学の影山貴彦教授(メデイアエンターテインメント論)は、一部週刊誌が「Rの法則」の番組スタッフが連絡先交換を仲介し、“関与”したと報道したことにNHKが反応し、「自分の正当性を主張したいという強い思いを感じる」とみる。

 会見でも週刊誌報道に対する質問が出され、NHK側は否定に追われた。影山教授は「風当たりが強まる中でNHKが賠償請求することは、逆に批判を招きかねない。NHKのコンプライアンスに対する視聴者の見方が厳しくなっているだけに、先に信頼回復に努めるべきだ」と指摘する。

 また在阪民放のコンプライアンス担当者は、契約は個別に異なる、と前置きした上で「ジャニーズ事務所と『けんか』して得になることは何もない。民放では別番組に、同じ事務所の大物を出演させるなどしてフォローしてもらうのが通例で、損害賠償や訴訟など目に見える形での決着は聞いたことがない」と話している。

・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

小出恵介が干されたのは去年2017年の出来事でしたね。

月日が経つのが早いと感じます。

「小出恵介淫行飲酒事件」について見ていきましょう。

2ch、twitterやSNSを軸に調査されている「芸能情報サイトENDIA」より事件の転載をしていきます。

・・・・・・・(セラミック松村が小出恵介をハメた黒幕?本名”松村健司”が 江原穂紀(えはらほのり)に美人局させたと2ちゃんねるでも話題に!顔画像あり フライデー事件まとめ)

俳優の小出恵介(33)が、9日発売のフライデーで未成年との飲酒及び不適切な関係を持ったことが報じられる事になり、8日無期限活動停止を発表したと話題になっています。

そして、その相手と噂されたのが17歳の女子校生でシングルマザーの江原穂紀(えはらほのり)という人物がそうではないかと言われています。

そしてここで突如、浮上したのが自称「セラミックおじさん」こと、通称「セラミック松村」という人物です。2ちゃんねるでは「セラ松」などとも呼ばれているそうです。今回の騒動の黒幕ではないかと言われています。「セラミック松村」とは一体どんな人物なのでしょうか?

セラミック松村、”小出恵介”淫行事件を語る「相手・江原ほのりとキスしてた」週刊FLASHのインタビューでフライデーの報道について真相を暴露

 

セラミック松村が小出恵介をハメた張本人?

2ちゃんねるに関係者が書き込んだ内容が発端

どうやらこの書き込みがあり、フライデーの画像に写っている人物と酷似していることで特定されたようだ。
(下の画像の右から2番目の人物)


セラミック松村 小出恵介 ハメた
また追って紹介するインスタグラムでのやり取りでセラミック松村本人が小出恵介と一緒に飲んでいたと認めている。

 セラミック松村の”セラミック”って何?

ネットでは既に「セラミック松村」や「セラミック」などで定着しつつあるが、セラミックって一体なんのことかというと ”歯”のことですね。見た目にかなりインパクトがあって印象的ですね。

(以下)画像をご覧いただけただろうか?セラミック松村と江原穂紀のツーショットが貼られている。 これで少なくとも事件当日にセラミック松村と江原穂紀が「初めて会った」可能性は低くなるはずだ。

ではなぜこのような嘘をついたのだろうか。ネットでは様々な意見が飛び交っているが、憶測の域を出ていない

スポニチ本紙の取材では、金銭を要求された小出は、所属事務所に報告せず、自身で事態を収束させようとした。複数の関係者の話を総合すると、相手側の提示金額は500万円。その後、小出が相手と交渉し200万円を支払うことで話がまとまったという。ただ、実際には金銭は支払われなかった。知人は「(小出は)周囲に止められたこともあって、思いとどまったようだ」と説明した。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/06/10/kiji/20170610s00041000123000c.html


インターネット上で言われていた”美人局”疑惑はどうやら本当のことだったようだ。ただし、まだセラミック松村が関与したかどうかは 不明だが、事件が起こる直前まで共にいたことや2ちゃんねるの暴露話からすると可能性は”濃厚”だろう。

本人は否定しているようだが、昔からいう”火のないところには煙は立たない”のだ。

 

坂上忍が金銭を要求した人物に「罪を問うなら、こっちなんだよ!」
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14日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)では、俳優・小出恵介(33)が5月に大阪で未成年(17歳)の女子高校生と飲酒、淫行(いんこう)し所属事務所の「アミューズ」が無期限活動停止処分を下した問題を報じた。

 MCをつとめる俳優でタレントの坂上忍(50)は17歳少女の背後にいる人物が小出に500万円の金銭を要求したのではという説に言及。「17歳の少女は小出君のことを本当に好きだったのかも知れないし、背後に大人がいたとしたら、そこの問題でしょ」と話し、「バカだと思うんだよ、この女の子も」とバッサリ。

 「自分の17歳の頃を思い出したら、やっぱりバカだった。だから、未成年なんだよ。無自覚、無意識だから17歳なんだよ」と話し、少女の背後にいて、今回、金銭要求したのではとされる人物に対して、「罪を問うなら、こっちなんだよ」と力説していた。

http://news.livedoor.com/article/detail/13200517/
坂上忍が14日放送のTV番組で江原穂紀の背後にいるとされる人物に責任があると痛烈批判したが、 今回の騒動は留まるところを知りません。黒幕を捕まえないには、また第二、第三の同様の事件が起こるかもしれない。

 

セラミック松村こと「松村健司」は元闇金?逮捕歴もあった?

2ちゃんねるに貼られていた情報によるとセラミック松村は過去に「090金融」と呼ばれる携帯電話を使った貸金業を無登録で営み、 逮捕されていた。


495:名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ : 2017/06/10(土)01:50:35.18 ID: 4A9bdPy00.net

 

セラミック=松村健司49歳

2009/12/14(月) 06:03:29
「090金融」と呼ばれる携帯電話を使った貸金業を無登録で営み、
法定より高い利息を支払わせていたとして、兵庫県警生活経済課と生田署は
十八日、貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(超高金利)の疑いで、
松村健司容疑者(42)=西宮市=を逮捕した。

容疑者の銀行口座には二〇〇〇年以降、延べ約千人から総額約二億八千万円
が振り込まれているといい、同課などはこの間、無登録営業を続けていたとみて、
入金の経緯を調べる。

同課などの調べによると、容疑者は無登録で金融業を営み、〇七年四-十一月、
神戸市東灘区の男性会社員(41)ら三人に計十八万四千円を貸し付けたほか、
三人に法定金利の六十倍を超える利息三十一万八千円を支払わせた疑い。
いずれも容疑を認めているという。

 

 

引用元:【小出恵介】「淫行相手」の女性、ネット上でハニートラップ疑惑に晒される★3

セラミック松村は前科者だったようだ。確かに彼のインスタグラムではその豪遊っぷりが伺える。 果たして現在でも悪どい方法で金儲けをしているのだろうか。

 

セラミック松村の元嫁は宮下美樹(李ミキこと”みいみ”)?
セラミック松村の元嫁が特定されていたので、追記しておきます。

 

セラミック松村の元嫁

李ミキ

特定班凄すぎーw pic.twitter.com/mR20bIgHCo

— そろりうむ@貯金したら引退 (@sororiumu1) 2017年6月9日宮下美樹という人物は、いわゆるセレブ系ブロガーと呼ばれるブロガーで、豪華な生活をブログで配信してファンを作り、読者に夢を与えたり、憧れを抱かせて、ブログのアクセス向上を目指しているブロガーのことです。

 事件当日に小出とともに飲み会に参加した写真が報じられたことから、ネット上で小出をハメた“黒幕”と、名指しされたのがM氏である。

 同氏は大阪で不動産業を手がけ、その個性的な風貌で、美女を引き連れキタやミナミを派手に飲み歩くため、夜の世界では超有名人である。M氏が小出恵介との出会いを語る。

「恵ちゃんとの出会いは、ミナミにある共通の知人が経営するバー。その後、別の店で意気投合し、たびたび飲む関係になりました。日ごろの恵ちゃんといえば、私同様酒も女も好きで、ときにはシャンパン、テキーラなどを一気飲みし、場を盛り上げて女のコのハートを射止めていた印象があります」

 事件当夜について続けて語る。

「その一週間ほど前に『東京から友人を連れてくるので一緒に飲みませんか?』と、恵ちゃんから連絡をもらっていました。私と恵ちゃんが、ミナミのカラオケバーで合流したのは夜11時半ごろ。後輩が『恵ちゃんと会いたがっている女のコがいる』ということで、A子さんを呼ぶことになったんです」

 A子さんの来店は0時半ごろ。

「恵ちゃんは最初、ほかの女性を気に入って、私に『なんとかならない?』って囁いていたんです。でもA子さんを見るや、すぐに横に座らせました。一緒に歌って盛り上がるうちに、2人は急接近。しばらくして私がトイレから戻ってくると、恵ちゃんとA子さんは、人目を気にすることなく抱き合ったり、キスしたりしていましたね。私はA子さんとは初対面だったし、あの日は話もしていないです」

 小出とA子さんが店を後にしたのは、2時を少し回ったころ。

「東京のお連れさんと常連客の女性、計4人で店を出ていきました。『また会おう!』と明るく別れたので、その後事件に発展するとは。恵ちゃんをトラブルに巻き込んでしまい、申し訳なく思っています」

 6月9日に「フライデー」の記事で内容を初めて知ったM氏は、小出にLINEで謝罪メッセージを送った。既読にはなったが、いまだに返信はないという。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170620-00010001-flash-ent

・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

こんな事件だったのですね。

結局、このセラミック村松は暴力団関係者で、えはらほのりというキャバ嬢を使って、つつもたせ(美人局)をしかけ、500万円の慰謝料を請求したということになります。

小出恵介でなくても、俳優は、イメージが勝負であるため、実際テレビでドラマしか見ていない庶民には、その優しく、温厚な役柄ばかりの小出恵介を見て、「まさか!?」

と思ったに違いありません。

日本最大の悪口陰口サイトでは、小出恵介のことについて以下のように罵詈雑言の書き込みがあります。

(あまりに品がないため、信三の弱い方は読み飛ばしてください。)

・・・・・・・・(【芸能】小出恵介騒動、“女子高生の母”がフェイスブックで娘の入院報告 ★12)

7 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2017/06/13(火) 00:26:25.78 ID:A7w1psUR0.net
小出恵介

・生年月日・血液型
1984(昭和59)年2月20日・A型

・学歴
川崎市立宮前平中→慶應高校→慶應大学

・所属事務所
アミューズ

・特質
異常性欲者
セックス依存症
ナンパ一声目は「オッス オラ コイデ!」
二十歳以下の女性をオバハンと定義している
ネット上でついたあだ名は カミング小出
性行為中はカミング イエス等英語で喘ぐ
コカの葉入り酒を飲む
飲み会は女性を並ばせて1人選びお持ち帰りをする
朝の3時から未成年に5回性行為を強要する
未成年に平気で中出しを2回できる神経
テレビでは好青年だが夜はオラオラ系
飲み会は芸人に上から目線で、小杉に芸を強要する
さんまに電話でワンワン泣く行為をとる
闇賭博に出入りしている疑惑がある
記者会見を開かない

 

★小出恵介名言語録

「ブスとババアはオレに近づくな!!」(飲み屋にて)
「女は20歳過ぎたら資産価値0」(座右の銘)
「おら、ハゲ豚!なんか、おもろい芸やれやっ!!」(1世代上の芸人たちに)
「オッス オラ コイデ。」
「オーイエス カミング カミング!」(性行為中)
「わかってる 。若いんだったら誰でもいい。」(被害者から狩野と同じと言われたとき)

・・・・・・(転載ここまで)

ここまで赤裸々に書かれたら名誉毀損ものだと思うのですが、、、小出恵介も反論できないのでしょうか?

今はいたるところで監視されていますから、芸能人も大変な仕事です。

で、美人局をしたえはらほのりについては以下の通りでした。

・・・・・・・・・・(【芸能】小出恵介騒動、“女子高生の母”がフェイスブックで娘の入院報告 ★12)

16 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2017/06/13(火) 00:31:00.34 ID:5fFRyaJO0.net
【江原ほのり】
Vine→
https://vine.co/u/1139675373211136000
Twitter→
https://twitter.com/hono46598
https://twitter.com/riicamuuuuu8
https://twitter.com/hojgvk

17歳。14歳の時に流産経験あり。
昨年2016年5月、現在一歳の娘カエラちゃんを出産。未婚のシングルマザー。浮気をしていた為に父親は不明。
カエラちゃんは乳児院に引き取られ済み。面会にも行かず遊び歩いている。
幼い頃は祖母か施設に預けられていたような内容の投稿が母親のFacebookから判明。
13歳頃に施設から出たのか祖母から引き取ったのか不明だが、母親と一緒に住みはじめる。
母親と一緒に住み始めたものの、母親が彼氏を優先し夜に何度も家を追い出される。
大阪の矢田南中学校の転入生。いつきという女の子の親友がいる。
お小遣いあげるから高校は受験しろと母親から諭されるが、遊んでいて受験せず。中卒。
2015年に「おっぱいとおしりでチップを稼いでいる」とTwitterの投稿有り。

【江原ほのりの母親関連】
母親の名前→江原優奈
大阪府生野区出身
東住吉区在住。
過去にPCMAXという出会い系サイトの日記で自分は韓国人である事、そして昔水商売をやっていて性器にパールが7つ入ったヤクザとの子供がほのりだと暴露。未婚のシングルマザー。
日々Facebookにアダルトコスプレを投稿。
生活保護不正需給疑惑。生活保護費では高いアダルトコスプレ衣装に手が出ないと嘆く。
2013年頃のFacebook旧アカウントでは毎日のように飲み歩き、毎日刺身を食べていると投稿。
ヘルパーが家に来るので料理を作って貰おうと投稿。なにかしらの障害者手帳は持っていそうだ。

江原優奈のツイッターhttps://mobile.twitter.com/pop2_2015

江原優奈の旧Facebook
https://m.facebook.com/yuna.ehara.7

江原優奈の現Facebook
(名前が安倍優奈になっているのは、安倍広○さんと婚約中だから勝手に名乗ってるだけ)
https://m.facebook.com/abe.yuna.999

江原優奈のYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCWUCOglaB3Hw7DmySRTHONg

・・・・・・・・・(転載ここまで)

これが事実かどうかわかりませんが、SNSはやらない方が賢明だと思いませんか?

そもそも、SNSはやらない方が身のためですね。

プライベート晒して儲かるのは芸能人くらいなものですから。


しかし、こういった報道を見ると、少し売れたり、イメージが良くなって、金持ちになると

平気で恐喝まがいの行為をしてくる人物が近づいてきたり、裏切り行為が横行する

『芸能界はヤクザの世界と変わらない』

と思いませんか?世の中全体がそのようになってきているように思えます。

幸せに生きるなら、「そういった、善悪混濁した世の中から脱出する」しかありません。


世の中はヤクザの世界と映し鏡だと思いませんか?

暴力団の分裂劇について最後に見ていきましょう。

・・・・・・・・・(六代目山口組分裂のキーマン、髙山清司若頭の苛烈…任侠・織田代表にも激怒か ?文=沖田臥竜/作家・元山口組二次団体幹部【この記事のキーワード】任侠山口組, 六代目山口組, 神戸山口組)

 

<かつて大物親分の葬儀に参列した際の、六代目山口組・髙山清司若頭>

山口組の冷徹な頭脳
 今もなお、囁かれ続けていることがある。もしも六代目山口組の髙山清司若頭が社会にいれば、山口組の分裂は起きていなかったというものだ。確かに、髙山若頭たった一人がいたかいなかったかで、山口組が歩んだ道が大きく異なっていたと筆者も思う。

「山口組が分裂した……」

 その報を耳にした時、我が耳を疑った。そして同時に、ある直参組長の言葉が脳裏に蘇っていた。

 この組長と筆者は同じ小中学校の出身で、筆者にとって先輩にあたる。六代目山口組が分裂することになった2015年春、分裂の兆しなどがまったく感じとれないなかで組長と筆者は会食をしていた。杯が進み、そろそろお開きというところで、組長はこう口にしたのだ。

「髙山の若頭が収監中に山健組は立つで」

「えっ」と聞きかえす筆者に組長は、なおも続けた。

「どんな形かわからんが、山健組は必ず立つで」

 それは何かを確信しているような言い方であった。髙山若頭はその前年の2014年5月に上告を取り下げられ、実刑が確定。この会話がなされた時は、すでに府中刑務所に服役中だった。

 まさかあのとき組長は、そこから数カ月後に起きることとなる、六代目山口組の分裂のことを言っていたのだろうか。そう思わずにはいられなかった。

 たらればを論じるのは、いつの世も夢想でしかない。それでも口にするのは、髙山若頭がそれほどの影響力を持っているからであろう。

「髙山若頭が社会にいれば、六代目山口組の分裂はなかった」

 分裂後、六代目山口組組員からそう言われ続けている髙山清司若頭。誰しもがそう口にするのは、単に絶大な支持があるというだけではない。

 ときに冷酷に、ときに大胆に、髙山若頭は組織内に不満分子が芽生えると、その要因がたとえ山口組の功労者たちだったとしても、粛清の嵐を巻き起こし、組織内を締め付けてきた。それを「恐怖政治」と指摘する声もあったが、それでも髙山若頭が収監される以前は山口組が割れることがなかった。

 なぜか。そこに一切の私利私欲がなかったからだ。以前、過去に髙山若頭のお世話を数年間経験したことがあるという人物に話を聞いたことがある。

「髙山若頭という親分は、それが組織のため、司親分のためと思えば、一切の私情を挟まない。ましてや世間の評判なんて頓着されない人だ。たとえ冷酷などと言われようが、妥協せずに物事をやり遂げることのできる人物。だからこそ司親分は髙山若頭の進言には必ず耳を傾けられていた」

 六代目体制が発足し、山口組設立以来ともいえる、組長と若頭が同じ出身母体(名古屋を拠点とする弘道会)であることに、内部からは批判的な声が上がっていたのも事実だ。「これでは山口組が名古屋のものになってしまう」という声を筆者自身、何度も耳にしたことがあった。それが俗に“名古屋体制”といわれた所以だが、そうした声さえも髙山若頭の前では沈静化された。

場面を読む力
 2005年、髙山若頭は3月に二代目弘道会会長に就任すると、4月には五代目山口組直参に昇格。8月には、六代目体制のスタートと同時に若頭へと就き、二次団体の若頭から半年もかからずに山口組のナンバー2へと駆け上がったことになる。

 そのスピード出世を誰しもが称賛していたわけではないだろう。古参幹部らにはやっかみもあったと思う。しかし髙山若頭には、まったく気後れや遠慮がなかった。六代目山口組がスタートして間もない頃、こういう場面があったという。

 五代目体制の時から、周囲からも大物組長として一目置かれ、誰に対しても遠慮することがなく、ズバズバと物を言い切ることができる幹部の親分がいた。その親分のことを数カ月前まで、髙山若頭は「叔父さん」と呼んでいたのだ。

 だが若頭に就任すると、ある会合の後、その親分がとった態度に髙山若頭は烈火のごとく怒鳴り上げたという。その理由は、司組長に対する出送りの時の態度のまずさが原因であったと言われている。少しでも司組長に対して失礼にあたる言動があれば、髙山若頭はどんな大物親分にも気後れせずに冷徹になれるということが、この場面を通しても認識されたのではないだろうか。

徹底した情報管理体制の構築
 組織運営において、情報管理が重要視される時代といわれるようになって久しいが、山口組内でいち早くそれを徹底し、組織を構築し直したのが弘道会であるといわれてきていた。六代目山口組の若頭へ就任した髙山若頭は、弘道会で構築した情報管理体制を六代目山口組の中にも即時に取り入れたのだ。

 今回の髙山若頭の服役の原因となった恐喝事件では、髙山若頭が京都府警に逮捕された時、こんな通達が総本部から出された。

「末端組員に至るまで、本家若頭の逮捕についてあれこれ詮索したり、口にしたりしてはならない」

 筆者はこのときまだ現役で、そんな通達をこれまで耳にしたことがなかった。それだけ異例の通達であった。現に当時、私が所属する組織でも、髙山若頭が逮捕されたことについては、まるでなかったことのように誰も口にしていなかった。もし軽はずみに雑談であれ、髙山若頭のことを口走り、それが捲れてしまえば、何か起きるのではないかと思わされるだけの緊張感が組織内には充満していたのだ。

 現に髙山若頭の情報収集能力には定評があり、古参幹部であっても、上層部批判をすれば間髪入れずに山口組から追放してみせた。それは山口組の中でも恐怖政治と呼ばれ、髙山若頭収監後に六代目山口組を割って出た神戸山口組が痛烈に批判してきたものだ。

 ただ司組長の社会不在中、そんな不満分子を抱えながらも、山口組を分裂させることなく髙山若頭が留守を守り抜いたのは事実だろう。

 そうした実績から、多くの六代目山口組組員らが「髙山若頭が出所したら、この分裂劇をなんとかしてくれる」と期待を寄せているのだ。逆にいえば、髙山若頭の出所を神戸山口組や任侠山口組も意識しているともとれる。その証となったのが、任侠山口組・織田絆誠代表の「髙山若頭の出所後に会う用意がある」という発言だろう。

山口組若頭という肩書きの重さ
 織田代表は、ジャーナリスト・溝口敦氏の著書『山口組三国志』の中で、「髙山若頭と会う用意がある」といった旨の発言をしている。伝え聞くところによると、府中刑務所の中でこのことを耳にしたという髙山若頭は激怒したと言われている。

 その後、髙山若頭の織田代表に対する不信感は、一時は沈静化したのではないかと見られていたが、ここになって再燃したかのように、六代目山口組関係者の間に、ある噂が飛び交っているという。それについて、六代目山口組系幹部は吐き捨てるようにこう話す。

 

「山口組というのは、ひとつしかない。その山口組こそが六代目山口組なのだ。山口組の若頭に対して『会う用意がある』とインタビューかなんかで言っていたと聞くが、まったく立場が違う。山口組の組長に次ぐ立場である若頭をあまりにも軽んじている」

 この幹部の話の中で印象的だったのが、「山口組はひとつしかない」という言葉だ。

 そうした矢先に六代目山口組から本部通達として、ある伝達事項が出されたと多くの関係者らが口にし始めた。その通達とは、2015年の山口組分裂時に、六代目山口組が絶縁処分とした神戸山口組の井上邦雄組長、入江禎副組長、寺岡修若頭、池田孝志最高顧問、正木年男総本部長ら5人を再び六代目山口組に戻すことはない、というものであった。

 ただ神戸山口組サイドからしてみても、この通達が出る以前に、任侠山口組とは立ち上がった理由が違うとして、再び六代目山口組とは合流しないことを宣言したと言われている。それだけ覚悟があったからこそ、神戸山口組は結成され、山口組分裂という、それまで不可能だといわれていたことを可能にしてみせたのだ。六代目山口組サイドからしても、絶縁者を戻すことはないとするのも当然といえる。

 この通達で特筆すべきは、そこではない。この5人の親分衆以外に、「絶対に戻すことはない」とした人物として、織田代表の名もあったことだ。

 筆者が話を聞いた関係者によれば、織田代表のパフォーマンスが過ぎた、ということが六代目山口組に戻すことはないとする理由だという。

 それが結成時の記者会見なのか、「髙山若頭と会う用意がある」発言なのか、はたまたそれらすべてなのかはわからない。だが織田代表のなんらかの行為が、六代目山口組首脳陣の逆鱗に触れたからこそ、こういった通達が浮上したものと考えられる。

 織田代表のカリスマ性は、現代において抜群なものがある。時代の寵児といっても過言ではないだろう。だからこそ、任侠山口組結成時に織田代表にスポットが当たったのだ。しかし六代目山口組、そして神戸山口組からすれば、それすらもヤクザの観点から照らし合わせると“パフォーマンス”と映ったのかもしれない。

 これらの入り組んだ事情から、筆者は思った。山口組がひとつになるということは、ないのではないだろうか、と。


 六代目山口組発足後、司組長と髙山若頭が2人揃って行われた年末の餅つき大会がこれまでに二度だけあった。2012年と2013年。それ以外はどちらかが社会不在を余儀なくされていたのだ。

 2013年末の餅つき大会。そこには、神戸山口組を立ち上げる前の井上組長の姿も入江副組長の姿も寺岡若頭の姿もあった。その光景を筆者は、自身が仕えさせていただいた親分のお供で見ていた。筆者の目には、司組長と髙山若頭の2人の姿が対照的に見えた。

 身体を動かし自ら杵を握り、餅をつく司組長。並ぶ屋台をたまに覗くだけで、あとは座った姿勢のままだった髙山若頭。筆者には司組長が六代目山口組の象徴で、髙山若頭らが六代目山口組の頭脳に見えたのだ。

「カシラも一緒にどないや」

 あるご婦人らのところに行かれた司組長が髙山若頭に、ご婦人らと一緒に写真を撮ろうと声をかけた。髙山若頭は椅子に腰をかけたままで、一瞬「フッ」と笑ったかと思うとかぶりを振った。それを見た司組長は、苦笑いを浮かべ、自分だけでご婦人たちと写真を撮った。

 あとからすぐにわかったことだが、そのご婦人は髙山若頭の奥さん。つまり姐さんであった。六代目山口組体制がスタートした頃、筆者はある人からこう言われたことがあった。

「なんで司の親分は、あえて自分の出身母体から髙山のカシラを選んだかわかるか? それは一番信頼しとるからや」

 司組長と髙山若頭の絆は、どんなことがあっても崩れることはないだろう。

 髙山若頭の残刑も1年7カ月となった。空前絶後の六代目山口組の分裂劇に、何か大きな動きがあるとしたら、その時かもしれない。
(文=沖田臥竜/作家・元山口組二次団体幹部)

●沖田臥竜(おきた・がりょう)
元山口組二次団体最高幹部。所属していた組織の組長の引退に合わせて、ヤクザ社会から足を洗う。以来、物書きとして活動を始め、『山口組分裂「六神抗」』365日の全内幕』(宝島社)などに寄稿。著書に『生野が生んだスーパースター 文政』『2年目の再分裂 「任俠団体山口組」の野望』(共にサイゾー)。最新刊は『尼崎の一番星たち』(同)。

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2018/03/post_22720_3.html
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・・・・・・・・・(転載ここまで)

余談ですが、こういった記事を読むと、暴力団も「一部の人が利権を独り占めにしていた業界」であったと感じます。

それを縛っていた、統率していた人が高山若頭という人物なのでしょうか?どうかわかりませんが、「粛清」をして、組織維持をしていたみたいですね。

芸能界の分裂は、実はこのような「暴力団組織の分裂」によって起きたという関係性は否定できません。

暴力団=イルミナティは平気で他人のものを横取りしたり、暴力や恐喝をします。

「奪い合い、弱肉強食の世界」で生きています。

彼らは「権力」を維持するために、売春、薬物、詐欺事件を繰り返し、「金」を稼ぎ続けています。

当然、恨みは買うでしょう。

そして、最大の収入源が「芸能界」であり、芸能界で有名になった俳優を使い、さらに政治家や官僚、大企業の社長、その他社会的に影響のある才能のある人物を接待し、スキャンダルにはめて、自分達の言いなりにさせ、影響力のある発言をさせて、権力をほしいままにしてきたのではないでしょうか?

ですから、改めて日本という国は

「ヤクザ=イルミナティ=悪魔崇拝者」が支配してきた国であり

企業や政治を見ても、庶民を虐めて、苦しめ続ける一方、自分達権力階級は、騙して、楽してぼろ儲けの豪遊三昧で、欲望を追及し続けているだけという構図なのです。

私達は、こういった彼らの手口を冷静に知って、知恵を持って、彼らが滅亡することを祈り、行動していくしかありません。

彼らは、日本の伝統に食い込んでおり、相撲や歌舞伎、芸能を牛耳ってきました。

ですから、芸能界の揉め事、スキャンダルは暴力団をバックに控える芸能プロダクションの力関係の変化、没落の表れであるといえます。

これから更に、彼らは争い、お互いが誹謗中傷しあい、利権の奪い合いが激しくなっていきます。

それを観た庶民たちは既存のメディアから離れていくのは時間の問題ですし、彼らの時代も終わっていくのでしょう。

芸能界を目指している人がいるならば、youtuberになるために、撮影技術やセルフプロデュースの知識を学ぶことが先決であると思います。

そして、プロダクションという暴力団の資金源に所属せず、本当に素晴らしい芸能を広げて言って欲しいと思います。

 

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