心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

日本人は働きすぎ、稼ぎ過ぎてます。

2017年06月25日 | 盛和塾、稲盛和夫
世の中を支配しているのは、ずばり情です。

人情、友情、愛情、根性、、、

多くの人、いや全ての人が状態で生きています。
情とは何でしょうか?
それは、多数決で決められる、所謂コンセンサスの事です。
それは、暗黙の了解、クウキを読む、空気ともいえそうです。
つまり、情とは時代によって、メディアにより作られるものなのです。
過去に、私が幼かった頃、親がみせたくないテレビ番組の上位はビートたけし、とんねるず、ダウンタウンで占められてました。
彼らの出演する番組は、番組構成者がかなり過激で反社会的であったり、暴力的、性的なものばかりでした。
それは、素人ではできない、カメラの向こう側でプロの演者がさも素人のように振る舞う形で収録された番組が多かったと思います。
批判したり、リンチしたり、集団でドッキリを仕掛けたり、イジメたりします。
虐めるのもプロ、虐められるのもプロです。
収録が終われば、お疲れちゃーんと言って、虐める側、虐められる側も同じ席で打ち上げしてます。
プロレスと同じですよね。

蝶野と猪木は同じ道場でスパーリングしてます。
本当に敵対してたら、年間300日近く興行するため、直ぐに故障してしまう、もしくは死んでしまうでしょう。

そして、時代によって、メディアによって意図的に作られている情とは、真理ではありません。
多数決の結果、多数派になっただけ、工作して勝った出来レースみたいなものですから、正しいか間違っているかは問題ないのです。
為政者側が作りたいトレンドや共通認識をメディアを通して何度も何度も、好感度の高い芸能人、見た目が綺麗な女優を使い、爽やかなプロスポーツ選手を使い、歌手や、時には東大の教授、医者、弁護士など所謂世の中の権威と言われる職業の人を使い、何度も何度も発信し、テレビ、メディアを通して共通認識、コンセンサスを作って行く。
それらは、意図的に為政者側が作っているのに、大多数の人はそれが、自分自身の中から出てきたもの、思いついたものだと錯覚してしまいます。

では何故彼らはそんなことをするのでしょう?
それは、端的に言えば『消費をさせるため』です。
そして、消費するだけでなく、『無駄遣いさせること』も大切です。
では、何故無駄遣いさせ、消費させるたいのでしょうか?

お金を稼ぐためにあくせく大切な時間を捧げさせるため、時間や信条を搾取するためです。
奴隷にするためです。
まずは、肉体的に奴隷にするのです。
奴隷に肉体的な快楽を与えておけば次第に霊的な部分が肉的になってきて、人間だけが唯一持っている自由意志を手放したり明け渡してしまいます。
ですから、自由意志を手放してしまうと、善を行いことがバカらしくなり、小さな積み重ねを犯すことへの良心の呵責が薄れてきます。
法律を犯さなければ何をしても良いとまでなってしまいます。

お金が人間よりも価値あるものに化けます。お金を、紙切れを潜在的に信仰し始めます。

…『この世の中お金が無ければ生きていけない』確かにその通りです。
しかし、消費するものや無駄遣いさせられるものがなかったら、ごく僅かなお金で、収入で生活することは現実的に可能です。

メディアは、『余裕を持ってお金がないと何かあった時大変だよ、だからもっともっとお金を稼がなければいけない。お金は腐らない、あって邪魔にならないよ』と。
しかし、そのお金を稼ぐために余裕を無くし、すり減らし、奴隷的に働く…。
気がつけば定年の時期だ。
人生お金を稼ぐという大義名分だけで、仕事に没頭してきた。
仕事以上に打ち込める趣味もない。
仕事ばかり、仕事仕事と言い訳してきたから、定年してから家族は相手にしてくれない。
仕事依存を作っていく仕組みを日本式経営といいます。
私達は、残念ながら、メディアが作り出す、情でコントロールされています。
作為的な多数決、出来レースの結果を真実だと錯覚し、刷り込まれています。

トマメチみたいな話題になってしまいましたが、真理で行動し始めると、情がいかにいい加減なものか分かり始めます。

特に昨今の労働市場は、情で訴えかけてきます。
経費対策で人減らししているくせに、『少ない人数で、大変な事に皆で取り組み達成する、一体感ややりがい、達成感を大切にする』など、愚の骨頂ですね。
人間は働くために生まれてきたのではないのです。
生きていくために働くのです。

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