静岡で重量鉄骨構造の建物ならアイディースリー池田建設 【スタッフブログ】

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アイディースリーの外壁

2012年03月31日 17時41分18秒 | 監督の現場日記

今回は、ID3の外壁材についてアップします。

住宅に使用される外壁材は様々です。

一般に木造住宅は、サイディングと呼ばれる厚み12mmの窯業系の材料が

主とされています。

鉄骨造では、上記の外壁材は使用されません。柳の木のようにしなって

揺れから来る力を逃がす鉄骨は、窯業系のサイディングが割れてしまう

恐れがあります。

当社では、外壁材としてALCパネルと呼ばれる材料を標準仕様と

しています。

ALCパネル施工状況

 

ALCとは・・・

“Autoclaved Lightweight aerated Concrete”

 高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートの頭文字をとって

名付けられた建材で、板状に成型したものをいいます。

厚みは37mm、50mm、75mm、100mm と豊富ですが、

当社は50mm厚を使用します。

原材料は、珪石、セメント、生石灰、発泡剤のアルミ粉末です。

厳しい品質管理のもとに生産される工業化製品でJISの認証(JIS A 5416)を

取得し、日本国内では現在3社が生産しています。

 

軽量コンクリートを想像していただければ、それに近い材料です。

写真でも分かるように、

50mmタイプは内部にメタルラス(スチール製の金網)

が組み込まれています。これにより、ある程度の強度も発揮します。

現在日本では、3社がこの材料を製作しています。

当社では、へーベル製ALCを使用しています。

取り付け方法は、メーカー指定されたビスを使い、1枚のパネルに

計8本のビスを鉄骨胴縁材に打ち込み、ビス孔をパテで埋めます。

 

この材料には、防水性はありません。水に濡れると水分がしみこんでしまい

内装に害を及ぼします。

外壁面の防水性は塗装の皮膜でまかないます。

塗装については、又次回アップいたします。  

                    ねずみのしっぽ

                                     

 

 

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