本日NHK総合で放送された、大河ドラマ『青天を衝け』。
幕末を生き抜き昭和まで駆け抜けた渋沢栄一(演:吉沢亮さん)の物語が、最終回を迎えました。
奇しくも、旧暦でいうところの大権現・徳川家康(演:北大路欣也さん)の誕生日である今日、徳川幕府最後の将軍である徳川慶喜(演:草なぎ剛[※「なぎ」は「弓」+「剪」]さん)の汚名返上をしようと尽力した栄一の最期が訪れる。
史実では渋沢栄一が亡くなったのは、1931年11月11日。
文字通り、たったの90年前のことです。
近代を描くのは難しいと言われる大河ドラマにおいて、この人物を主人公に据えるのは非常に勇気のいる決断だったと思うし、発表時はどうなることかと正直思いました。
が、始まってすぐに物語の素晴らしさ、俳優陣の素晴らしさ、スタッフの皆様の素晴らしさが分かって、そんな物語に草なぎ剛さんが主要キャストとして配されていることが誇らしく思えた。
コロナ禍や東京五輪の影響で割数が減り割を食った形になりましたが、それでも最後まで本当に素晴らしい脚本を有難うございました、大森美香先生。
「快なり!」
最終回が終わった今、関わられた全ての皆様に心からこの言葉を贈りたいです。