遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

珈琲、バケツ数杯

2015-02-12 23:00:16 | たわごと
今夜はまだ雨ですが、明日は雪に変わるのでしょうか・・・。
東北と北陸、暴風大雪警戒=低気圧通過で―気象庁(時事通信) - goo ニュース
寒波の規模としては、今週始めにきたやつに匹敵するレベルだそうです。

昨日の続き・・・
4カ国首脳、15日からの停戦で合意=ウクライナ東部、親ロ派も署名―ロ軍撤退焦点(時事通信) - goo ニュース
15時間以上不眠不休で交渉したらしいです。多くの人命と国家の命運がかかわる大問題ですから当然でしょう。問題は本当に停戦が実行されるかどうかですが・・・。

こういうニュースはやっぱ、当事国のソースをあたるのが基本です。『ロシアの声』にもプーチン大統領のステートメントは出ていますが、当然記事内容は面白くとも何ともないです。批判したら記者の命が危ない。www
でも、それなりに興味深い記事があります。
ベラルーシのルカシェンコ大統領がウクライナ問題をめぐるミンスク4者協議の内幕を明かした。BELTAが伝えた。(ロシアの声)
会議のホスト国となったベラルーシのカシェンコ大統領のコメントです。
交渉に参加したエキスパートたちは、夜、交代で「頭がスッキリするように」眠ったそうですが、各国首脳は休息をとることが出来なかったらしい。マジでタフな交渉だったみたいです。特にプーチンとウクライナのポロシェンコ大統領は命がけのはず。言葉通りの「必死」のやりとりを通してこそ、歴史は作られていくんでしょう。

ロシア・ウクライナ・ドイツ・フランスの4カ国首脳はロシア産・ベラルーシ産の食べ物を食べていた。「卵を食べた。チーズを食べた。乳製品を食べた。バケツ数杯、珈琲を飲んだ」とベラルーシ大統領。

カシェンコさん、なかなか味のあるおっさんのようです。だからこそ、4人のリーダーがミンスクに集まったのかもしれません。

IMF、総額175億ドルのウクライナ向け金融支援で合意=専務理事 (REUTERS)
会議の後、すぐにIMFがウクライナに対して金融支援を表明しました。これも取引材料だったと思われます。財政危機でウクライナやばいですからね。ロシアもガス代徴収したいでしょうし。

ブリュッセルで行われていた会議は不調だったみたいですね。
ギリシャ支援、合意至らず…意見隔たり大きく(読売新聞) - goo ニュース
ギリシャ政府が一発目でうんと答えるとは誰も思っていなかったでしょう。政治的に無理。メルケル独首相とオランド仏大統領は、ブリュッセルの臨時財務相会議の進展も気にしながらミンスクでプーチンとやりあってたんでしょうな。たいへんだ。

フィンランド首相がギリシャ問題に危機感、「16日の合意が必要」(NEWSWEEK)
原油安でピンチに陥ってる北欧としては(フィンランドは産油国)、南欧の怠け者達のとばっちりは受けたくないでしょう。
一方で、スエーデンがマイナス金利を導入し中銀が国債購入を開始する状況になりました。デフレ回避です。けっこうやばいらしい。
僕は原油相場は底を打ったんじゃないかと思ってます。いろいろとトレンドが変わり始めてる感じがするのです。

日本も粛々と外交やってたようです。
日朝が先月末協議=拉致再調査めぐり中国で(時事通信) - goo ニュース
表舞台で派手な交渉やるだけが外交じゃないんだな。

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER
コメント
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