〆は純米秋あがり

今日は朝から夕方まで研究所が停電なので、完全に遊ぶつもり。まあ、結局獅子吼エリアにいただけなんですが。w

行ったはいいけど南西風が強すぎてなんだかさっぱり。天気は晴天で完璧な行楽日和。獅子吼エリアの周りも行楽客でいっぱいの・・・・路上駐車！ ハイエースでゴンドラ駅までの送迎をやった時は、農道でのすれ違いで大変でした。一番難しかったのはゴンドラ駅スロープでの観光バスとのすれ違い。プロってすごいねぇ・・・。
テイクオフには１１時頃に上がったんですが、飛べるような感じはなく人工芝の上でダラダラ。ちょうど１２時になって風向きが正面になってきた。さて、誰がウィンドダミーになるかというと・・・俺？　俺ですか？？　俺ですね・・・ええ飛びますよ。ええ。
グライダーザックのファスナーを開けてフライトスーツに着替えようとしたら、みんないそいそと翼を袋から出して広げてくれる。こんな時は、みんな親切なんだ♪ ・・・ええ飛びますよ。ええ。
広げて準備してる間に再び南西風が入ってきた。しばらく様子見。そして、風の隙をついてライズアップ。失敗。また風待ち。そしてまた隙をついてライズアップ。失敗。頭上で翼がゆーことをきかん。そして、またライズアップ。成功。ここんとこ３回くらい手間がかかる。まあ、シビアなコンディションばかりなんだけども。とにもかくにも離陸成功。すぐに上昇風に出逢うが、たいしたことがないので旋回して高度ゲイン。なんだか普通に回る。まあ、旋回させたら抜群の性能を示す曲久郎（改）だから当然。ただ、上げ過ぎて降りるのに苦労するのは嫌だからほどほどにした。そうこうしてるうちにタンデム機が離陸。それから後にCAYENNE4とOBSESSION2が出てきた。僕はもう降ろしかけてきたんだけど、もう一度上げ返すことにした。もちろん、簡単に上昇。彼らはなんと南風が強いというのに北方向へ走っていってた。「ああ、俺は嫌だ」と思ってテイクオフ前の空域でうろうろ。行くなら南だと思ってそちらへ行くと南強風の中で翼をゆらされる。林業試験場の上空まで行ってすごすごと引き上げる。そして、テイクオフ前で高度を調節。この時、南西風が入っていたのだが、上空は北西風。それが時々降りてくる。この二つの風の層を越える時に翼が動揺するんだ。何度目かの高度上昇の時に一発食らった。グシャァと音をたててゆっくりと左翼が折れ、バーンと回復。これで心が折れた。上昇空域から離れて旋回を入れて下降。３５分ほどのフライトでした。

それから僕のフライト直後に飛んだ人達は、なかなかいい感じでフライトを楽しんだようです。僕が着陸後に送迎したりカップラーメン食べたりして落ち着いた時には離陸が困難なほどの風がテイクオフに入ってました。この時はもう諦観してました。今日の俺のフライトは終わったと。まあ、それでもＹ下兄さんとＯＡさんが入山しようと暴れだしたので、一緒に入山。(笑)　テイクオフに上がると飛べずにいる講習生さんがいたので、ＴＤやってました。ひととおり終えて離陸する頃には強風がすっかり萎えて毎秒１メートル以下・・・。日本海を赤く照らす太陽を眺めながらアーベント条件で飛びました。１５分ほど。

帰りに鶴来町の酒屋で萬歳楽の秋の純米酒『秋あがり』を購入。なんか絶妙なネーミングだなぁと思ってショーケースに並んでた一本を手にしました。しかし、レジに値段が入っておらず、店のおばさんにもいくらか分からないという素晴らしさで、そのとき思いついた安めの値段で売ってもらえたという、田舎ならではののんびりのほほんないい加減さでありました。辛口すっきりで軽快な純米酒でございますです。

本日のお酒：SUNTORY THE PREMIUM MALT'S　＋　萬歳楽　純米　秋あがり