遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

千一本目の風

2012-10-14 21:44:53 | PARAGLIDER
これまでの高高度フライトの本数は999本(大倉岳練習場でのショートフライトは含んでいません)。今日の1本目は記念すべき1000本目だ。もう上空は寒いだろうと思ってヘルメットはフルフェイス、上着はフライトスーツ。これが幸運だった。

10時すぎに入山。空は薄曇り。条件はぶっ飛び。上昇風ほとんどなし・・・。11時すぎになってやっとC4に乗ったO先生が北の空域で上昇風を捕まえてソアリングを始めた。僕もそろそろだと思って準備していたんで、だいたい予想通り。しかし、今日は良くなったのを見てから出たのでは遅かった。空へ飛び出した時には空が曇りだし上昇風はきれいさっぱりなくなってた。遥か上を飛ぶC4をうらめしく眺めながら飛んでたら高さに余裕がなくなってオーバーヘッドアプローチで着陸。タイミングを計りに計って外すという、いかにも僕らしい1000本目のフライトでした。

1001本目のために再入山。余裕かましてO田Aさんと山上のレストハウスでカレーうどんを食ってました。テイクオフ前でO8やM4らがガーグル組んで飛んでいたのを見ていたのですが、お客さんが多くて時間かかってしまったんす。これは、敗因のひとつだったと思われます。食べ終わってテイクオフに着いた時には、ゆるい条件になっていて飛んでもどうにもならなさそう。太陽が雲から顔を出すのを13時まで待って離陸することに。翼を広げる場所がいつものスペースになかったので、南側に曲久郎(改)を広げた。これも敗因のひとつ・・・。風はすっかり萎えて南かぶりっぽくなった条件でライズアップ。翼に力がなく、いつもより強く引き歩数も多かった・・・これも敗因のひとつ。テイクオフの人工芝から出て宙に中途半端に浮き、もう一度地に足がついた。ラインテンションのゆるみを感じて、思いっきり前傾をとり、身体を全てライザーに預け・・・・

顔から斜面にダイブ!!

僕がパラグライディングを始めた頃、獅子吼のテイクオフ前はイバラが生い茂るガレ場だったのだが、今は整地され芝が植わってる。口の中を芝と土だらけにしてスロープの一番下まで頭からスライディング♪ 胸につけていた無線機のベルトが根っこから引きちぎられるくらいの勢いで。
ちょっと休憩して上唇の擦り傷から血を流しながらリフライト。吹き付ける風が顔にしみる1001本目の飛行でした。

今週、講義があるのになぁ・・・。


本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 立山 特別本醸造
コメント
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