遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

ライフサイクル

2012-10-03 21:25:39 | 大学生活
「科学者は仕事中毒」実証される:国による違いも(WIRED) - goo ニュース
学術論文は紙媒体ではなく、検索してPDFを自分のMacに落として読むものです。もう何年も前から。だから研究所に図書室なんてありません。それはそれで残念なんですが、ま、しょうがない。学術書や実験書や教科書もすべて電子化してほしいのですが、それはなんともいきません。先日、講義の準備のために古い培養工学の教科書の古書をアマゾンで購入する羽目になったのですが、O大時代にお世話になった先生の本だったので、原稿のファイルをくれと言いたくなりました。絶版ならかまわないでしょうに・・・。w
さて、この記事の調査は、論文のダウンロード要求が出された場所のタイムゾーンをコントロールしながら、ダウンロード行動を調査することにより世界各国の科学者たちが一般的にどのような働き方をしているかを調べたものです。調べられたのは米国と中国とドイツの研究者のライフサイクル。

その結果、中国と米国の科学者は両方ともワーカホリックだが、いくつかの違いもある。米国の科学者は夜遅くまで仕事をするが、それでも週末は休息の時間と認識している。一方、中国の科学者は夜遅くまで働かない代わりに、週末も平日とほぼ同様に熱心に仕事をしている。ドイツの研究者はその中間。

気をつけないといけないのは、中国の研究者はほとんど中国人だろうが、米国の研究者っていっても、米国人は半分くらいだと思う。ドイツだと、どうだろう? 欧州系の濃縮度は高いかな・・・そこそこアジア系は混ざってると思うけど。
この中では米国で働いた経験しかないんで、大きなこと言えないけど、まあ、土日を大切にしているのは事実だと思う。その分、平日は頑張ってる。平日の中で食事の時刻が米国ではあんまし集中してないのは当たり前でして、昼食はそれほど重視されてません。林檎かじってそれで済ませてる連中も多いよ。それに、その時間帯に論文のダウンロードしているケースがあったりしてこの統計では『働いてる』とされてるケースもあろうかと思う。まあ、みんな適当に自由に昼飯喰ってる。米国人でも上を目指してるやつはハードワークしてるよ。9時~5時で適当にやってる層が全部だと思ったら大間違いです。夜遅くまで働けない人は早朝にきて働いてたりしてます。各自、それぞれなのです。
日本の大学の研究者のライフサイクルは以前より米国スタイルになったと思います。悪い意味でダラダラと長く職場にいた(昭和の)状況からはマシになってると思いますよ。どう働こうと問題は結果なんですから。ハードワークを自慢するやつほどたいしたことありません。しょせん結果だけです。結果。

「ブログを書くこと」を習慣にするための5つのヒント(ライフハッカー[日本版]) - goo ニュース
現在香港在住のブロガーJoel Gascoigneさんの紹介記事です。『私は過去2年間に50本以上の記事をブログに投稿してきました。特に最近5カ月間は毎週1本の記事を書いています。どうやら読者も記事を楽しんでくれているようで何よりです。』という書き出しなんですが・・・「たいして書いてないやん」とつい思ってしまいました。1999年7月から私ゃほとんど毎日書いてますからね。それもサイト1つじゃないですよ。まあ、プロとアマじゃ、天と地ほどの差があるんですがね。この遺伝屋ブログをそれなりに毎日更新し続けるのって、かなり大変なのですよ。正直、きつい。しかも、今だってここだけじゃないし。
さて、続けるコツでありますが、5つあります。

■「調べもの」にハマり込まないこと

■ アイデアは寝かせておいてもお蔵入りするだけ

■悪い結果を恐れるより、記事を公開しないことを恐れるべき

■「書くこと」と自分の目標につながりがあると書きやすい

■スケジュールを決めて書く

これは確かに大事ですね。これからもグダグダとつまらない文章を書いていきますので、つき合ってくださいね。

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コメント
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