遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

星の伝説

2012-03-14 20:52:00 | アウトドア
今夜、金星と木星が最接近(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース
今夜は金星と木星の最接近の夜だそうです。上の写真で右側の星が金星で左側の星が木星。月の次に明るい星がこの二つです。きれいでした。
二つの惑星が重なって見える現象を『合』というのだそうです。今回のも一応『合』ですが、近いっていうだけですな。でも、すごい♪ 次は2013年5月28日だそうです。そして、完全なる金星と木星の合は2065年だそうな。
紀元前2年6月の日没後の空に見えたはずの金星と木星の合が一説によると、キリスト生誕で有名な『ベツレヘムの星』だそうです。東方の三賢者Magi(メルキオールとバルタザールとカスパール;Magiはラテン語で複数形です。単数はMagus)。この三人は占星術者で天文学者。古来、神話と星は密接な関係がありますから、きっと『合』という現象もいろんなお話を生み出したに違いありません。

タイタニック沈没は天文現象のせい?(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース
正直、金持ちが遭難した話しなんかに全く興味がないんですが、これも最新の天文関係の話題なので・・・。
タイタニック号が沈没したのは月のない夜でしたが、この船を沈めた氷山が漂流し始めたのは事故から3か月半前の満月に一因があるという説が唱えられています。大潮という現象をご存知ですか? 地球、月、太陽が一直線に並ぶ新月や満月の日には潮の満ち引きがとても大きいのです。満月を迎えた1912年1月4日は潮の満ち引きの差がことのほか大きく、いくつもの氷山が南へ流出して不幸にもタイタニックの処女航海に出くわしたというのが、この記事の説。この時の満月は実に西暦796年以来、最も月が地球に近づいたのでした。ちなみに、次の大接近は西暦2257年!(笑) この説には異論もあるようですが、ロマン(?)がある説だと思います。先日のイタリアの豪華客船の遭難よりかはずーっとね。

本日のお酒:金蘭黒部 純米吟醸 + 菊水 ふなぐち 吟醸生原酒
コメント
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