松阪山城会では過去三年間2月にのろし実験をしてきたが、この時期白米城の山頂は季節風で思ったような姿でのろしが揚がらないことは既に分かっている。
今年はちょっと違う方法でやってみることにした。先ずは昨年までの道具たち。
地形の影響を受けてまったく調整が効かない。据え置き式なので発火中は動かすこともできない。
いっそのこと、高さを上げる。5.7m高さとなった。
どちらにせよ風は吹くと仮定した上で、地上の変則的な風の影響を受けない高さまでもっていけば流されたとしても安定したのろしとなる、と想定した。
これで今年はやってみよう。