三重を中心に徹底訪城 検索「山城遺産」「セルフコラボレーション」 ペン画で歴史を伝承 時々徒然に

中世の城を主に訪城しています。三重県が多いです。百名城は96/100。総数で600城。新発見が4城です。

下笠田城

2020-08-26 00:12:27 | 古城巡り

城名
 下笠田城
読み
 しもかさだじょう
住所
 下笠田字旭1550 
築城年
 天正年間
築城者
 多湖刑部左衛門か
形式
 平山城
城主
 多湖大蔵橘実元
系統・家臣
 北西四十八家 - 北畠氏 - 織田氏
標高  比高 
歴史
 建武年間(北朝暦で1334年~1336年) 南北朝のはじめころ、多湖刑部左衛門がこの付近を押領し、代代居住して付近に大きな勢力をもっていた。
 永正7年(1510)北畠氏が北勢地方に勢力を伸ばしたときは北畠氏に従う。
 永禄11年(1568)織田信長の北勢攻略(2回目)にあたっては織田に降服するなど、地方豪族の苦しみをなめている。
 天正17年(1589)11月、豊臣秀吉は小田原の北条氏に宣戦を布告し、諸大名に出陣を命令した。多湖大蔵介橘実元も小田原に出陣した。
 翌18年(1590)4月、秀吉軍は小田原城の出城を落として包囲網を完了したのであるが、この戦で多湖大蔵介は戦死した。41歳であった。
 多湖家は江戸時代に村庄屋となり、城跡を宅地として現在も続いている。
 墓は員弁町下笠田の北墓地にある。北墓地は現在笠田新田の多湖姓の家々の墓地になっている。
書籍
 三重の中世城館
現地
 地目:宅地 立地:台地
地図



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