ロシアによるウクライナ侵攻が、全土制圧まであと僅かです。
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結局、NATO軍もアメリカ軍も、ウクライナを守るために参戦することはありませんでした。
なぜ参戦しなかったのかは、過去の歴史の中で、ナポレオンのロシア遠征失敗と、第二次世界大戦時のドイツのロシア侵攻失敗があるからです。
ナポレオンは70万の大軍でロシアに侵攻しましたが、全滅に近い敗退となりました。
フランスまで戻れたのは、僅か2万人ほどでした。
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ヒトラーによる、400万人のドイツ軍によるロシア侵攻も、ロシア側に2700万人の死者が出るという、人類史上最大の凄惨な戦いの結果、ロシア軍が勝利し、ドイツの首都ベルリンまでロシア軍が押し寄せ、ドイツ市街地を完全に破壊し尽くしました。
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ドイツの首都ベルリンに、赤軍の旗を掲げるロシア兵
日本は日露戦争時、双方合わせて50万人が衝突した奉天大会戦で、ロシアと1ヶ月戦闘が続きましたが、決着がつかず、思いもよらなかった日本海海戦の完全勝利で、講和による停戦となりました。
日本は日露戦争勝利を主張しましたが、散々戦費を浪費しただけで、賠償金も無く、とても勝利とは言えないものでした。
この後、太平洋戦争前のノモンハン事件で、再び日本の関東軍とロシア軍が衝突しましたが、近代化されたロシア軍に日本は大敗してしまいます。
このような過去の歴史から、どこの国も、ロシア軍との戦争だけは絶対に避けておきたい状況になっています。
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