温泉放浪記

温泉と旅行、酒場とグルメのブログです。料理やラーメン、農業、猫、薔薇の記事もよく書いています。

三次・出雲一泊旅行②

2019年05月03日 16時47分19秒 | 旅行
灯台から降りた後、周辺を散策しました。

海ねこがにゃあにゃあ鳴いています。

三時間ドラマの舞台に良さようです。

「あんたもほんとにバカね。こんなところまでのこのこついて来て。」
「ああっ!何をするんだ!」
「そうよ。私が全てやったのよ。あなたもここでおしまいよ!」
「そこまでだ!もう逃げられないぞ。」
「刑事さん、どうしてここへ?」
などと、色々妄想に耽ってしまいました。

断崖の上で万歳している方がいます。気は確かでしょうか。

近くの日御碕神社へ

天照大御神と素盞嗚尊が祭神です。
出雲大社の大国主命の親になるようです。
ここも天皇家とのゆかりがあり、昭和天皇も訪れています。

朱色が鮮やかです。
古来からの日本の伝統色です。




参道で一夜干しのイカを、お土産に買いました。


出雲大社へ参拝に向かいます。
出雲大社近くの駐車場に止めて、名物の出雲そばを食べに行きます。

行列待ちで1時間半並びました。

時間待ちの間、行列の前の前の若いカップルの女性は、しきりに男性の体にベタベタとタッチしています。

嫁さんが、小声で「あの娘、さっきから男の方を触りまくりょんよ。すぐ後ろは男二人組みなんで、あんまり見せつけたら可哀想じゃが。」
というので、「旅行で昨夜ホテルに一緒に泊まったんで、あの娘も頭がいんでしもうて、おかしゅうなってしもうとるんじゃろう。
いけんのう。人前であねーなことをするようになってしもうたら、女もおしまいじゃ。」と言ったら
「なに変なことを言よんよ、頭がいんでしもうとるのは、あんたの方じゃろうが。」
と千鳥の大悟とノブみたいに、思わずお下劣な岡山弁になってやりとりをしてしまいました。


店内にはサインが飾ってあります。




素朴な味で、紅葉おろしが効いていて美味しかったです。

出雲大社の参道は大勢の人です。年号が変わったからでしょうか。


奉納神楽

大国主命
出雲大社の祭神です。
ほとんど神話の世界の方ですが、天皇家とも親戚関係になるそうです。
いつの頃からか、縁結びの神様になってしまいました。





本殿の裏手を歩いてみました。

荘厳な雰囲気です。


古代の出雲大社図
今よりもすごいです。
高さが50m位あったらしいです。更にこれ以前は、100m位だったとの言い伝えがあるそうですが、さすがに神話の世界の話でしょう。

あまりにも大きすぎて、長い間、木造で建てるのは不可能と思われていたため、神話かデマではと言われていましたが、発掘の結果、柱の基部が残っていて、実際にあったことが判明しています。
ただ、不安定なため何回も倒壊したらしく、その度に立て直したそうです。
今だと耐震強度不足で、書類送検されるかもしれません。


御朱印をいただきました。


うさぎのオブジェ。因幡の白兎がモチーフで、以前は無かったと思いますが、今はあちこちにあります。
パワースポットみたいな感じです。



このあと、お土産を選んで5時すぎに岡山へ、なごり惜しいので、もう一泊したいところでしたが、明日は嫁さんが、地区のゴミ当番なので帰らなくてはなりません。
いいドライブ旅行でした。楽しかったです。


三次・出雲に一泊旅行①

2019年05月03日 14時37分21秒 | 旅行
GWなので、夫婦で一泊旅行に行くことにしました。
天気予報では4月中は寒かったり、雨模様だったので、5月になってから旅行に行くことにして、GWに入ってから、じゃらんネットで宿探しを始めました。

10連休のためか、値段が手頃で温泉のある宿が全然見つかりません。
早朝にベッドの中で、たまたま島根県の出雲辺りを見ていたら、温泉付きの新しいホテルに空きが出たので急いで予約しました。
出発前日には、ホテルの近くの以前行ったことのある、日本料理の居酒屋の予約も取れたのでこれでばっちりです。

5月1日、朝7時に自宅を車で出発です。
携帯のマップのナビをセットして、まず広島県の三次市に出来たばかりの、妖怪博物館に向かいます。

途中、中国縦貫道のサービスエリアでコーヒー休憩


渋滞も無く、晴れ間も出て来ました。
GW中は、あちこちで取り締まりをしているので、80〜90kmの速度でのんびり走行して向かいます。
三次市の妖怪博物館に到着です。


開館したばかりなので、オープニングイベントをやっています。


館内に入ります。

江戸時代頃の絵巻物


こちらは、幻獣のコーナー
カッパとか、人魚とかの類いです。






こちらは、妖怪というか幽霊に近い絵巻物


現代の様に電気がなく、行燈とかで薄暗かったので、色々想像していたんでしょうか



外の売店では、泉谷しげるさんのサイン会をしています。
泉谷さんが、オープニングのイメージタレントで、先日は妖怪のコスプレイベントにも、赤鬼の扮装をして出られていたそうです。

昼近くになったので、三次市から出雲方面に出発しました。
お腹が空いてきたので、島根県に入ったところの道の駅のレストランで昼食にしました。
島根和牛のハンバーグセット

牛肉の味がいいです。すごく美味しかったです。
三次市を出発して、2時間位でJR出雲市駅横のドーミイン出雲ホテルに到着しました。
この駅前に来たのは3度目になります。
最初に来たのは10年前のGWです。その時は娘達も一緒で、松江に泊まった後、翌日に一畑電車で宍道湖沿いにここまで来て、バスで出雲大社に行った思い出があります。
2回目に来たのは、5年位前でその時は山口の萩から、日本海沿いを車で走ってここのツインリーブス出雲ホテルに泊まりました。
ふと、当時のことを思い出してきて、懐かしい様な、少し寂しい様な気分になりました。


まだ3時前ですが、チェックインして部屋で休憩です。

出雲市駅の中の売店を見物したあと、ホテルの露天風呂に入りました。
時間が早いので、誰もいなくて貸し切り状態で最高です。


お風呂の後、予約していた日本料理居酒屋の神門で夕食です。



個室に案内してもらって、生ビールで乾杯です。お通しは、ローストビーフ

風呂上がりなので、ビールが美味しいです。
メニューを見ながら、色々注文しました。

島根といえば、やっぱり、のどぐろの煮付けは外せません。

身が柔らかく、脂がのっていてふわふわした食感で、めちゃくちゃ美味しいです。
こちらは、境港で水揚げされた紅ズワイ蟹のかに酢

大山地鶏の塩焼き

山芋すりおろしの揚げ出し

どれも美味しかったです。
ホテルに戻ると、1階のところで受付のお姉さんが缶ビールや、缶ハイボールを配っていたので、部屋に戻って飲みました。
いつもは、11階の風呂上がりの休憩室で無料でビールが飲めるそうですが、GWで混雑するので配っているそうです。
結構、アルコールが回ってきていい気分になってきました。
9時半になったので、ドーミイン名物の夜鳴きそばを1階の食堂に食べに行きました。
大学生位の若そうなカップルが結構泊まっています。羨ましいです。


さっぱりとした、鶏ガラ醤油味で飲んだ後のシメにちょうどいいです。

部屋に戻って、テレビを見ながら猫みたいにゴロゴロして過ごしました。
部屋の窓から、以前泊まったことのあるツインリーブス出雲ホテルが駅の向こうに見えます。

おやすみなさい。


翌朝は清々しい晴天で、すっきりした気分です。

朝風呂のあと、朝食会場へ
朝食は、50種類位あって、つい食べ過ぎしまって苦しいです。
さすがに全種類は食べられません。残念です。

9時過ぎにチェックアウトして、日御碕灯台へ向かいます。ホテルから30分位です。

結構大きな灯台です。


これに登るのかと思っただけで、脚がむずむずしてきました。
急傾斜の螺旋階段を登って、展望台へ登ります。
到着です。断崖絶壁の上にある50m位の高さなので怖いです。
展望台は、床面が外側の方が下に傾斜しており、手すりに向かって前かがみになって
しまうので脚がすくんでたまりません。
絶景ですが、早く降りたいです。



やっと灯台から降りて、周辺を散策しました。