村の笛吹きの、日々のこと。

茨城県東海村のこうやフルート教室の講師、市村明日美の、ちょっと思ったことなどを、ひそかに書いています♪

ピアノピアノ

2024年09月10日 | 日々のこと

 さて、今日も文化センターにピアノを弾きに行って来ました。

 フルートは、基本的に、一つの指で、一つのキイを押します。ちょっと隣を押したり、ってことはありますが、人差し指で押す場所をいきなり小指で、とか、右手と左手が逆になる、こともない。

 でも、ピアノは、ポジションが飛びまくるし、一度にたくさんの音を出す!!!!

 ひえええええええ山延暦寺!!!ですよ。

 やはり難しいなあ…。

 

 会場の空気とか、雰囲気にも慣れよう、と、本番気分になってみたりもしますが…ひええええええ!!

 今日気づいたのは、けっこう呼吸が重要だな、ということです。

 管楽器には必須項目ですが、ピアニストさんはけっこう呼吸を気にしない人もいるとか。

 伴奏をしてもらうと、呼吸を大切にしているピアニストさんとは、ものすごく合わせやすかったりするのです。

 

 フルートでも、出だしをきれいに入るには、音が出ていない時から、ちゃんとその曲のリズムを意識して、そのリズムで呼吸をすること、そして、その流れも呼吸も止めないで音のアタックができたら、とてもきれいに入れるし、音楽もスムーズに流れます。

 って、いつも生徒さんに言っているのに、ピアノ!となると、いろいろ別のことに気を使って、いろんなことがおろそかになってしまいます。

 良い感じの呼吸で曲の冒頭入れると、その後の流れも良い気がします。

 …いろいろ勉強になるな。

 やっぱり、何でもやってみることに意義があるのかも。

 

 けっこう難しい選曲をしてしまったので、苦戦。技術的にそんなでもなくても、とても豪華でうまく聴こえる曲、たくさんあるんですけどね…。はっはっはっはっは…。

 もう、マラソンみたいに、着ぐるみコスプレして参加、とかも良いかも??(笑)

 仕事じゃないので、楽しくできたらいいなと。

 

 あとは、自信持てればいいんですけどね。

 

 最近の若い生徒さん、自称大正生まれの私とはだいぶ違う感覚で生きている子が多い。

 かわいいね、って褒めると、私たち世代は、そんなことないですよー!っていう反応することが多いですが、最近の子は、

 「ありがとうございます!!」とか、「ですよね!!」とか、「知ってた!!」とか、「やっぱり?!」とか、「今日の私めっちゃかわいいですよね!!」

 って、いう反応が多いです。あはは、おもしろい(≧▽≦)

 いろいろ話をしていると、

 駅なんかで知らない人と目が合うと、

 「今私のこと見て、かわいいって思った!!」

 って、思うのだそうです。

  

 へええええ。って、びっくりするのですが、

 せっかく褒められても自分で、かわいくないですよ、とか否定すると、脳が、自分はかわいくないんだ、って思っちゃいますよ?せっかく褒めてくれた人にも失礼じゃないですか。相手を否定することになりますよね、ありがとうございます、って言っておけばいいんですよ!!

 とのこと。

 そういうことを言う子は、本当にみんなかわいいのですけど、もとからかわいいのももちろんあるけれど、そうやって、自分を大切にしてるのも絶対にある。って思います。

 自己肯定、大切ですよね。

 若い子たちから教わることはたくさんあります。

 

 そんな話をしていて、生徒さんのお母さまに、「先生の音はきれいですね」

 と言って頂き、いつもなら、いやいやいやいや、なんて言うところですが、

 「えええと、…知ってた!!!」

 と、言ったら、みんな大爆笑。

 

 ああ、失敗しちゃった、今うまくいかなかった、こんなんじゃダメだ、って、ばかり思ってしまう。生徒さんたちの演奏は良いところたくさん見つけられるのに。

 自分の演奏にも、良い所をみつけて、褒めてあげたいものです。

 

 文化センターでグランドピアノの練習予約をすると、利用規約みたいなものも頂きます。

 熟読してみたのですが…

 で、職員さんに、

 「グランドピアノを持って帰ってはいけない、って書いてないんですけど、持って帰っても良いですか?うちの軽トラで。」

 と、聞いてみました。

 あら、持って帰りそうな人がいるからちゃんと、持ち帰ってはいけません、って書いておかないとダメですね(^_^)

 なんて仰っていました(≧▽≦)

 

 持って帰らないように気を付けます!!

  

 そうそう、大正生まれの私、スマホも使い始めたのが3年ほど前ですが、楽譜をタブレットで見るやつ!をやってみよう、と、大きいタブレットをげっとしました。

 最近楽譜も、以前は仕事先から、コピーして送られてきていましたが、pdfで何十ページとか送られてくることも多く。

 時代の流れに乗ってみよう、珍しく。

 さて。どうなることやら。